アミィの働くファミレスで、いつものようにクリームソーダを注文するソウジ。そこに、ソウジの父・源流(春田純一)が乗り込み、強引にソウジを連れて帰ってしまう。ソウジは、戦国の時代から続く必殺剣の家系“立風館”の跡継ぎ。しかし、源流は、最近のソウジの剣は凶暴な獣のように荒々しくなり、このままでは跡継ぎとしてふさわしくないと考えていた。

そこに、デーボモンスター“デーボ・ローヤローヤ”が出現。空手家たちを襲い、肩の牢獄に収納してしまう。すぐにキョウリュウジャーが駆けつけ応戦。ソウジも剣で戦おうとするが、源流に止められる。華麗な剣でゾーリ魔に立ち向かう源流を見て、ローヤローヤは源流に狙いを定める。どうやら強い者を捕えようとしているようだ。

剣を侮辱されたグリーンは、周りをかえりみず荒れた剣で猛攻を。しかし、猛スピードを誇るローヤローヤに逃げられてしまう。グリーンの正体がソウジだと知ったダイゴたちは、父子の確執の原因を探るため源流の元を訪れる。源流は、ソウジが自分の剣“無双剣”を憎んでいると思っているようだ。それを聞いたダイゴは、ソウジの中にも源流の剣は生きていると言う。

そこに再びローヤローヤが出現し、源流とダイゴが牢獄に監禁されてしまう。そこでソウジは、猛スピードで逃げるローヤローヤをディノチェイサーで追いかける。ローヤローヤに追いついたソウジは、剣で牢獄を斬りつけるが壊せない。そんな中、源流の剣を思い出したソウジは、無双剣と獣の剣が合わさった“斬撃無双剣”で牢獄を破壊。ダイゴたちを解放する。

4人そろったキョウリュウジャーは、ゾーリ魔を一掃。レッドとグリーンのダブルバイクアタックで、ローヤローヤを撃破する。巨大化したローヤローヤには、キョウリュウジンで応戦。さらにグリーンの獣電竜・ザクトルも駆けつけ“キョウリュウジン　ステゴッチザクトル”となり、巨大ローヤローヤを撃破。この戦いを通じ、源流とソウジ父子の心も通じあったのだった。