予告&バックナンバー

 半年前に定年退職した元京都府警刑事・平林征志郎(渡辺哲)が、鴨川に突き落とされて殺害された。平林は成増警部補(寺島進)の先輩で、引退してもなお、未解決の会社員傷害致死事件をひとりで追い続けていた。
 仕事の鬼だった平林が元気をなくすことを心配し、捜査を続けるよう勧めたばかりだった鶴丸あや(名取裕子)は、がく然。しかし、それ以上に成増も、先輩刑事の死に責任を感じていた。平林が調べていたのは昨年夏、公園で会社員が何者かに後頭部を殴られて死亡した事件で、平林と成増が組んで捜査に当たった"最後のヤマ"だったのだ。平林は犯人に見当をつけて川辺に呼び出した末、殺害されてしまったのだろうか…!?

 その後、平林が死の直前、喫茶店の店員・北原さと子(中原果南)と一緒に川べりにいたことが判明。さと子は平林と会ったことは認めるが、何のために会っていたのかは一切明かさず、犯行に関しても黙秘していた。
 まもなく、さと子はあやのもとに送致されてくるが、やはり平林との関係や犯行について黙秘を貫く。

 成増は、平林が手帳にはさんでいた地図がなくなっていることに着目。その地図には、会社員傷害致死事件の手がかりが記されているはずだった…。成増は、地図が見つかれば何かがわかるはずだとにらみ、黙々と鴨川べりの捜索を続ける。

 犯行のあった日、平林とさと子の間に何があったのか…?そして消えた地図はいったい何を意味するのか…?驚きの真実がその裏には隠されていた…!

脚本 岩下悠子 / 監督 黒沢直輔