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ニュース

2016年3月13日

「黒い樹海」原作本プレゼント!

番組をご覧の皆さまの中から抽選で、この番組の原作本・松本清張さんの「黒い樹海」を30名様にプレゼント致します。
ご希望の方は以下の応募フォームから応募してください。奮ってご応募ください!
なお、当選の発表は発送をもってかえさせていただきます。

【プレゼント内容】『黒い樹海』原作本 30名様
【締め切り】3/20(日)24:00

※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※ご提供いただいた利用者様の情報は、ご応募いただいたプレゼントの抽選・賞品の手配・発送のために使用いたします。
なお、当選賞品の発送のため、個人情報を業務委託先に開示いたします。
※賞品の発送は講談社からとなります。
※ご提供いただいた個人情報は、テレビ朝日で管理いたします。ご提供頂いた個人情報は、上記の応募選考の為にのみ使用し、作業終了後、当該個人情報は責任をもって全て削除させていただきます。
※テレビ朝日のオンラインサービス上で取得した個人情報の保護の詳細については、こちらのページをご覧ください。

応募受付は終了しました。
沢山のご応募ありがとうございました。

2016年3月7日

田村正和×北川景子!松本清張二夜連続ドラマスペシャル 主演二人が会見で“初共演”!
初対面の印象や清張ドラマを演じるときの秘訣を伝授それぞれの地方ロケ秘話も!

■田村正和と北川景子が会見で初対面!清張の傑作旅情ミステリーを映像化!

 3月12日(土)、13日(日)のよる9:00から、二夜連続で放送される松本清張二夜連続ドラマスペシャル『地方紙を買う女 ~作家・杉本隆治の推理』と『黒い樹海』。その制作発表記者会見が行われ、『地方紙を買う女 ~作家・杉本隆治の推理』で主人公の小説家・杉本隆治(すぎもと・りゅうじ)を演じた田村正和と、『黒い樹海』の主人公・笠原祥子(かさはら・さちこ)役の北川景子が登壇。会見という場で、超豪華な“初共演”が実現しました。
 第一夜の12日(土)に放送される『地方紙を買う女 ~作家・杉本隆治の推理』は、田村演じる作家・杉本が金沢の地方紙で連載している推理小説を、東京に住む芳子(広末涼子)という女性から購読したい、と依頼をもらったことに疑念を抱くことから始まるミステリー。松本清張原作の傑作短編小説として、過去に何度も映像化されていますが、今回は芳子ではなく、作家・杉本の視点で描くことでこれまでにないサスペンスフルなドラマとなっています。さらに田村は、過去に父娘を演じた広末涼子、水川あさみと再共演。大人の女優に成長した、かつての“娘たち”との共演もみどころの一つになっています。
 13日(日)に放送される第二夜『黒い樹海』は、松本清張作品初出演となる北川がヒロイン・祥子を熱演。唯一の身内である姉を不慮の事故で亡くしてしまい、その死に疑惑を抱いた祥子は真相を探ろうとするのですが、事件のカギを握る人物が次々と不審な死を遂げていきます。
 北川のほか、向井理、沢村一樹ら豪華キャストが出演。誰が敵で誰が味方かわからない恐怖の中、孤独な調査を進める祥子――まさに見る者を震撼させるミステリーに仕上がりました。

■「全然お変りなく、ステキ」。北川の感想に田村はガッツポーズ!

 シンプルな黒いブレザー姿の田村、そして白地に黒の大柄な花をあしらったワンピースで登場した北川。初対面ということで互いの印象を聞かれると、田村は「とてもきれいな方で、お目にかかれて本当によかったと思いました」と喜びの感想を。対する北川は照れて恐縮しながらも「小さいころからテレビや映画で拝見してきた田村さんそのまま。全然お変わりなく、ステキだなと思いました」と田村と初めて会えたことへの喜びを語りました。これには田村も大喜び、ガッツポーズを見せると「もう何もしないで(このまま)頑張ります」と言って会場の笑いを誘っていました。
 北川から「この仕事を長く続ける秘訣は?」と質問された田村は「頭を使わないことです。あまり細かいことを気にしないでのんびりとやる。周囲のことを気にせず、ただただ与えられた仕事をやり続ける。それだけです」と答えていました。
 また、北川からの「松本清張作品を演じるときに気を付けていることは?」という質問には「特にないですね。またやらせてもらいます、と心でつぶやくぐらいです」と回答。北川も「私もいつかそれぐらいに思えるにようになりたいです」と笑顔を見せていました。

■田村のユニークな発言に北川も笑顔!私も田村さんのように…と意気込みを

 田村は芸者・雪乃役で出演したAKB48の渡辺麻友との“食事会”でのエピソードも披露してくれました。
「スタッフ、キャストと金沢で食事会をしたときに、渡辺麻友さんが隣に座ってくれたので、『恋するフォーチュンクッキー』はいい曲だねと言ったんです。そうしたら麻友ちゃんがCDの曲をかけてフリをやってくれたんです。ある意味撮影よりも楽しかった(笑)」。
 会見中、田村の醸し出す雰囲気に刺激を受けた北川。将来どのような女優に?という質問に「田村さんのように会見場に入っただけでみなさんがどよめくような、そしてひと目見られただけでも嬉しい――わたしもそんな風に思ってもらえるような女優さんになれるよう、ひとつひとつの作品を一生懸命やっていくことが大切だと感じました」と力強く答えてくれました。

【田村正和 コメント】

 脚本がすごく面白くできていたので、ぜひやらせていただきたいと思いました。作品で印象に残ったのは人間よりも日本海の荒々しい海。このドラマにすごくマッチした風景だと思いました。
 松本清張作品の魅力は奥行きが深いということ。ドスンと心に響くものがあるというところが特徴ではないか、と思っています。
 金沢は二回目だったのですが、一回目に行ったときにお邪魔したお寿司屋さんがとてもおいしくて。今回も連れて行ってもらいましたが、またお寿司を食べに行きたいですね。
(広末)涼子ちゃんも、(水川)あさみちゃんも父娘役で共演したときは10代だったんですが、今回久しぶりに会って本当に立派な女優さんになられて…。当時のことを思い出しながらやりましたが、長く俳優を続けてきて良かったと思いました。
 僕がもう30歳ぐらい若ければ、北川さんのようなきれいな方とラブストーリーをやりたかったんですね(笑)。

【北川景子 コメント】

『松本清張』という、ジャンルとして確立した作品に挑戦することがとてもプレッシャーになって、最初は掛け値なしに脚本を読むことができませんでした。しかし、読んでいくうちに松本清張らしい主人公の心情、深層心理などを丁寧に描いている脚本だと思い、それを体現、具現化するにはどうしたらいいかを考えていました。

 姉を亡くすところから物語が始まりますので、気持ち的には辛い心情になっていくのかな、と思い、そういった追い詰められた状況から始まっていくので、どの登場人物も怪しく犯人に見えてしまい、疑心暗鬼のような気持ちでした。かといって、ずっと顔をしかめているだけでは伝わらないでしょうから、心の機微などを丁寧に表現できるよう気をつけました。
 やはり楽しいシーンというのは少なかったので、自分の中で静かなお芝居で変化をつけていくというのが難しく感じていたと思います。

 私は晴れ女のつもりでいたのですが、長野ロケのときだけ見事に大雪が降りました(笑)。「昨日まではそんなに降ってなかったんですよ」なんて言われたり…。滞在した3日間ほど、吹雪いておりまして、でもそのおかげで真っ白な銀世界で撮影することができました。雪がなおさら松本清張の世界観を盛り上げてくれた気もします。雪のないときにも信濃大町を訪れてみたいと思いました。

 もし田村さんと共演させていただけるなら、ワンシーンだけでも、通りかかるだけでも…。同じ画面に映れるなら!という感じです。欲を言うならば、やはりラブストーリーでしょうか。『地方紙を買う女 ~作家・杉本隆治の推理』を拝見して「羨ましいな」と思ったんです。広末涼子さんや水川あさみさんのようにしっかりと組んでお芝居をご一緒してみたいです。

2016年2月27日

楚々とした着物姿も披露 北川景子が人生初・松本清張の世界で奮闘!
新たな芝居スタイルに挑んだ日々を振り返った!!

■初めて挑んだ松本清張作品――その中で北川景子が感じた“難しさ”とは!?

 姉の事故死に疑念を抱いた主人公・祥子(北川景子)が、魑魅魍魎の如くうごめく“怪しき人物たち”に翻弄されながらも、姉の死の真相を求め、孤独な調査を進めていく震撼の旅情ミステリー『黒い樹海』。『松本清張二夜連続ドラマスペシャル』の第二夜に放送される本作で、松本清張作品に初挑戦した北川が、このたびクランクアップを迎え、撮影中の心境を語りました!

 北川は劇中で楚々とした着物姿も披露し、古きよき清張の世界を体現。と同時に、若いキャスト陣とともに“今の松本清張の世界”も構築するなど、並々ならぬ意欲を注ぎました。しかし、その挑戦は一筋縄ではいかなかったよう。北川は「とにかく難しかった、という印象です」と、真摯な眼差しで吐露しました。特に難しさを感じたのは、初体験となった“静の芝居”。「こんなにも静かで、大きなものを背負った役は初めて。いろんな思いを細かい表情で伝えるお芝居は難しく、相当悩みました。“静のお芝居”とはどんなものか、難しさも含めて初体感することができ、とても勉強になりました」。

 全力で悩み、全力でぶつかり、その先に一筋の光を見出していく――。『黒い樹海』で演じるヒロイン・祥子にもどこか通じる、北川の真っ直ぐな姿勢。その姿勢のもと、実を言うと彼女は今回、もうひとつ“今後につながる芝居のヒント”を学び取っていたのです!

■「この経験を生かしたい」――新たな気づきを得た北川の中で膨らむ次なる清張作品への意欲

 きっかけは、前出の着物姿のシーン。姉の死に関係しているかと思われる“容疑者たち”の一人である画家・鶴巻(六平直政)に迫られた祥子が痛烈な平手打ち(!)を食らわす、衝撃的な一幕の撮影時でした。北川の至近距離で、六平は一瞬にして目を奪う“濃厚な表情”を次々と展開していったのです。

 「六平さんは『松本清張の濃厚な世界観を表現するには、これくらいやった方がいいんだよな』と、口癖のようにおっしゃっていて、ごく自然にそれを実践されていたんです。すごく勉強になりました!」(北川)。

 数々の貴重な経験を得た『黒い樹海』について、「悩みながら演じた分、完成作品を見るのが楽しみです」と北川。早くもその目は将来にも向いているようで、「もしまた清張作品に参加できるなら、今回の経験を生かしたいと思います」と、目を輝かせます。なんとも頼もしい言葉…今後、彼女はますます幅を広げ、飛躍していくはず!新たな北川景子の序章、新たな清張ヒロイン誕生の瞬間を、まずは『黒い樹海』で目撃してください。

2016年2月16日

田村正和から北川景子へ つながれる名作のバトン!
豪華主演俳優を迎えてよみがえる松本清張“二大旅情ミステリー”を二夜連続で放送!!

■松本清張の「二」大旅情ミステリーを「二」夜連続でオンエア!
田村正和から北川景子へ…各世代の「二」大俳優がバトンをつなぐ

 視点を謎の女から小説家に変えることで、過去に9回も映像化されてきた物語に新風を吹き込む田村正和主演『地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理』。そして、設定を現代に置き換え、よりスリリングなストーリーに脚色した北川景子主演『黒い樹海』。新たな形のスペシャルドラマとなってよみがえる、松本清張の“二大旅情ミステリー”が3月12日(土)と3月13日(日)の二夜連続で放送されることが決定しました!
『地方紙を買う女』は金沢を中心とした石川県が舞台。地方紙で連載を持つ小説家・杉本(田村正和)が、他殺の可能性が疑われる心中事件と、自分の小説が「面白いから」という理由で購読依頼をしてきた謎の女性・芳子(広末涼子)との関連性を探り、じりじりと真犯人を追い詰めていきます。
 かたや、姉の事故死に疑念を抱いた祥子(北川景子)を主人公に据えた『黒い樹海』は、長野県を中心に展開。魑魅魍魎のごとき“容疑者たち”が次々と不審死を遂げ、誰が敵で誰が味方か分からない恐怖に包まれる中、祥子はひたすら姉の死の真相を求め、孤独な調査を進めていきます。
 70代を代表する日本屈指の大俳優・田村から、20代を代表する“今もっとも輝きを放つ女優”北川へ――。世代を超えた主演俳優がバトンをつなぐ『松本清張二夜連続ドラマスペシャル』が、春の夜をあやしく、豪華に彩ります!

■二夜連続放送への期待感と、旅情感をあおるイメージカットが遂に解禁!

 今回解禁したイメージカットには、両作品の持ち味を凝縮!『地方紙を買う女』では灰色の空の下に広がる雄々しい能登の日本海、『黒い樹海』では壮大な北アルプスを望む真っ白な雪景色――。田村と北川の背景に、劇中にも登場する各作品の象徴的な風景を配置することで、清張作品の重厚さと旅情ミステリー感を打ち出しています。また、二夜連続のスケール感とインパクトを演出するため、二作品が左右対称になるようにデザイン。まさに番組の顔となるカットとなりました!

■出演者も歓喜!二夜連続放送の決定に北川も「一夜目の放送が心から楽しみ」

 二夜連続放送の決定を受け、両作品の出演者も喜びを隠せない様子!過去に幾度となく清張作品に出演し、『松本清張二夜連続ドラマスペシャル』の冠を掲げた『三億円事件』(2014)でも主演を務めた田村は「松本清張作品は物語や謎解きに奥行きがあって、深いという印象があります」とコメント。二夜にわたって展開する、清張作品ならではの“深遠な世界観”をアピールしてくれました。
 一方、北川は「田村さんを中心とした『地方紙を買う女』は、おそらく誰もがうなずく“ザ・松本清張”!対する二夜目の『黒い樹海』は、全体的に役者も若いですし、いい意味でイメージが多少変わる“新しい松本清張”」と分析。自身も「一夜目の放送を心から楽しみにしています」と、目を輝かせました。
 自らが関わった作品のみならず、時を超えて愛される松本清張の世界を、二夜連続で堪能してほしい――。それは、キャスト・スタッフに共通する思い。敢えて北川の言葉を拝借するならば…
「ぜひ二夜連続で、幅広い層の方々に楽しんでいただきたいです」。

【田村正和 コメント】

 松本清張作品は物語や謎解きに奥行きがあって、深いという印象があります。『地方紙を買う女』では小説家役であるということを頭に置きつつ、あとはほとんど地で演じていました。探偵でもなければ刑事でもないわけですから、捜査に関しては素人であるところを見せたい。あくまでも素人だということを頭に置いて演じました。
  『地方紙を買う女』は、最後の謎解きのシーンが刑事ドラマっぽくない。小説家らしく当事者の目線で物語を語ることによって、目の前にいる犯人を追い詰めていくところが、このドラマの特徴ではないかと思います。

【北川景子 コメント】

 田村正和さんを中心とした『地方紙を買う女』は、おそらく誰もが「これぞ!」とうなずく“ザ・松本清張”!対する二夜目の『黒い樹海』は、いい意味でイメージが多少変わる“新しい松本清張”なのかな、と。全体的に役者も若いですし、「こういう松本清張もいいね」と、若い世代にも受け入れていただける作品になると思います。私も一夜目の放送を心から楽しみにしています。ぜひ二夜連続で、幅広い層の方々に楽しんでいただきたいです。

みどころ

北川景子×松本清張!!

北川景子が清張作品、初挑戦!
向井理、沢村一樹ら
豪華キャストが集結!!
雪景色の長野で大ロケーション!
旅情ミステリーの名作が
2016年によみがえる――!!

北川景子が清張作品の“初”ヒロインに! “旅情ミステリー”に挑む!

 時代を超えて読み継がれる国民的作家、松本清張。1960年に刊行された長編小説『黒い樹海』は傑作と評され、過去、映画を含め5回に渡って映像化され、テレビドラマはいずれも高視聴率を記録しました。

 その不朽の名作『黒い樹海』を、清張作品初挑戦となる北川景子を主演に迎え、新たにドラマ化! サスペンスフルな原作の魅力はそのままに、設定を現代に置き換え、よりスリリングなストーリーに脚色。2016年春、これまでとは一線を画した、震撼のミステリー『黒い樹海』が誕生します!

 北川が演じるのは、たったひとりの身内である姉を不慮の事故で亡くした妹・笠原祥子。その死に疑惑を抱いた祥子が真相を探りはじめたところ、事件の鍵を握る人物が次々と不審な死を遂げていきます。すべてが闇に包まれ、まるで出口のない“黒い樹海”の中でさまよっているかのような感覚に襲われる、祥子。誰が敵で誰が味方かわからない恐怖の中、孤独な調査を進めた彼女がたどり着く、あまりにも衝撃的な結末とは…!?

敵か味方か? ミステリアスな記者に向井理! 沢村も謎多き“容疑者”に!

 この作品には向井理、沢村一樹ら人気、実力を兼ね備えた豪華俳優陣が集結! 北川との共演は映画『パラダイス・キス』(2011年)以来となる向井がふんするのは、祥子の調査に協力する新聞記者・吉井亮一。彼は付かず離れずの距離で祥子をサポートしますが、はたしてその真意はどこにあるのか…!? 彼こそ真犯人なのか、それとも頼もしき味方なのか…!? 驚愕のラストまで深い謎を秘めた吉井を、向井がミステリアスに演じます。

 一方、北川とは初共演となる沢村一樹が演じるのは、著名な小児科医・西脇満太郎。彼は、祥子の姉・信子の死に関与した可能性がある“容疑者”のひとり。妻がありながら女性たちと遊び歩き、祥子にも頻繁に誘いをかけるなど、文化人という表の顔からはうかがいしれない二面性のある男を、確かな演技力で表現します。

疑惑うずまく登場人物を、演技巧者たちが“怪演”!

 また、すべての謎の発端となる交通事故で命を落とした祥子の姉・笠原信子を演じるのは小池栄子。死後明らかになっていく、信子の知られざる素顔を繊細に演じます。

 さらには、麻生祐未、室井滋、古田新太、鈴木浩介、山本未來、六平直政ら芸達者な俳優陣が、疑惑の人物たちを熱演! 信子の死に関わり、連続殺人を引き起こした“悪魔”は誰なのか…!? 一癖も二癖もある男女が入り乱れ、まさに魑魅魍魎がうごめく闇のような恐怖の世界を紡ぎ上げていきます。

長野ロケでは一面銀世界! 息をのむ美景と芝居合戦のコラボレーション

 撮影は東京都内のほか、長野県大町市などでロケを行い、旅情ミステリーとしての魅力もふんだんに盛り込みます。先日始まった大町市のロケでは、まるで撮影タイミングに合わせたかのように今年一番の大雪が降り、辺り一面が銀世界! 北アルプスを望むロケ地は風情あふれる美景となりました。その一方で時折、激しく雪が吹きつけ、せっかくの景色が隠れてしまうことも…。ですが、出演者らの“作品に懸ける熱い思い”が天に届いたのか!? 北川、向井、沢村が揃う“ここぞという撮影”では直前にぱっと晴れ間が! 明るい日差しが差し込み、長野自慢の景色はその美しさをより増したのです。

 この奇跡のような壮大な眺めに北川らも感激し、大いにパワーをもらったよう。「お蕎麦など、長野名物の食べ物も楽しみ!」(北川)、「美味しくてノドにもいい馬刺しを食べたい」(向井)、「温泉があってよかった! 早く宿に帰って(笑)、湯に浸かりたい」(沢村)と、更なる期待も糧にしつつ、引き続き極寒の長野で名演技を繰り広げています。

 このように各地でロケを敢行する本作だからこそ実現した、“息をのむ風景”ד息をのむ渾身の演技”の見事なコラボレーション。数々の名場面にぜひご期待ください。

主な登場人物

笠原祥子(かさはら・さちこ) ……… 北川景子

両親を早くに亡くし、信頼する姉と都内で2人暮らし。就職が決まらず、何社も面接を受けていたが、姉の死後、姉が勤務していた新聞社で契約社員として働きはじめる。姉の死に不審を抱き、その真相を探りはじめたとたん、黒い闇に巻き込まれて…!?

吉井亮一(よしい・りょういち) ……… 向井 理

祥子の姉・信子が勤務していた新聞社の文化部記者。姉の死を悲しむ祥子の前に突然現れ、共に真相を探りはじめるが、その真意はどこにあるのかわからない。無愛想で思ったことをはっきりと口にし、時に祥子の反感を買う。敵か味方かわからない男。

笠原信子(かさはら・のぶこ) ……… 小池栄子

祥子の姉。新聞社の文化部記者。控えめで真面目な性格。休暇で十和田湖へ旅行に行くと出かけたが、なぜか長野で命を落としてしまう。

妹尾郁夫(せのお・いくお) ……… 鈴木浩介

経済評論家。西脇らセレブたちの狂騒ぶりに嫌悪感を抱いているらしく、「西脇は女癖が悪いから近づくな」と祥子に忠告してくれる。財閥の令嬢と婚約したばかり。

町田知枝(まちだ・ともえ) ……… 酒井若菜

信子が勤めていた新聞社の文化部記者。信子の元同僚で、祥子にとっては先輩。信子の死について祥子に謎めいた言葉を残す。

斎藤常子(さいとう・つねこ) ……… 江口のりこ

信子が亡くなった事故現場近くの食堂に勤務していた女性。信子のハンドバッグを拾い、警察に届けた人物。なぜか事故の直後に店を辞め、姿を消していた…。

小川カズ(おがわ・かず) ……… 室井 滋

祥子が姉・信子と暮らしていたマンションの管理人。姉妹のことを気にかけ、おせっかいなほどに行動をチェックする。

倉野むら子(くらの・むらこ) ……… 山本未來

デザイナー。著名人の中でも特にプライドが高く、他人を見下したような態度を取る。担当だった信子に自身がデザインした服を売りつけようとして断られ、憤慨していた。

鶴巻完造(つるまき・かんぞう) ……… 六平直政

信子が生前、担当していた画家。“女はすべて娼婦たれ”という芸術テーマを持ち、新たに担当となった祥子に対しても好色な目を向ける。

安原國政(やすはら・くにまさ) ……… 尾美としのり

刑事。特に疑問も感じぬまま、信子が亡くなった事故の詳細と身元確認の経緯を、遺族である祥子に説明。だが、それが祥子の“姉の死に対する疑念”を増幅させ…。

佐敷泊雲(さしき・はくうん) ……… 古田新太

多くの弟子を抱える華道家元。遅筆のため、担当の信子から催促を受けることも多かったらしい。神経質で世話好きと思われがちだが、実は自分にしか興味がない。

西脇亜佐美(にしわき・あさみ) ……… 麻生祐未

西脇の妻。夫が祥子のような若い女性と浮気をしないか、常に心配している。

西脇満太郎(にしわき・みつたろう) ……… 沢村一樹

小児科医。新聞に連載コラムを執筆しており、信子が担当だった。著作を出版するなど多方面で活躍しているが、妻がありながら若い女性たちと遊ぶ悪いクセも…!?

あらすじ

 両親を早くに亡くした笠原祥子(北川景子)は、たったひとりの姉・信子(小池栄子)と都内のマンションで2人暮らし。仕事を探しながら、新聞社に勤務する信子を信頼し、寄り添うように生きてきた。その日も東北旅行に出発する信子と別れ、祥子は何社目かの面接に出かけた。それはいつもと変わらぬ、仲のよい姉妹の光景のはずだった。

 ところがその夜、信子が事故で亡くなったという知らせが入る。しかも、どういうわけか、祥子に告げていた旅先とは異なる場所で、命を落としてしまったのだ…!

 悲しみにくれる祥子の前に現れたのは、信子の同僚記者・吉井亮一(向井理)。何を考えているのか、信子の死の謎について祥子と共に調査に乗り出す吉井。その一方で、祥子は姉の後釜として新聞社の文化部で働きだし、生前、姉が担当していた文化人たちに会いに行く。彼らは皆、華やかな表の顔からは想像もつかないほどクセのある人物で、中でも小児科医・西脇満太郎(沢村一樹)はセレブ界きっての遊び人らしく、何度も祥子に誘いをかけてくる始末だった。

 ところが直後、姉の同僚だった町田知枝(酒井若菜)が自殺! 知枝は信子の死について「責任をとるべき人がいる」「有名人ならなおさらよ」と謎めいた言葉を祥子に残していた。姉の死に、信子が生前つき合っていた著名人の誰かが関わっていることを直感した祥子。だが、真相を知ろうとすればするほど、渦中の人物が次々と殺害されていく事態が発生! 祥子は図らずも “黒い樹海”のような深い闇に吸い込まれていく…!

コメント

【北川景子 コメント】

 いつもテレビで見ていた松本清張作品に初挑戦できることになり、すごくうれしかったです! 清張作品には、人の深層心理を描く作品が多いイメージがあります。今まで私が挑戦してきた作品とは全然テイストも違いますし、新しい挑戦になると思いました。
 私が演じる祥子は姉を亡くした大きな悲しみと、姉の死の謎を解き明かしたいという思いに突き動かされて、生きています。最近は勝ち気で元気のいい役を演じることが多かったですし、“こんなにも静かで、大きなものを背負っている役”は初めてかもしれないと思いながら、臨んでいます。また、今回は周りの方が全員、犯人に見えるよう怪しく描写されている中、私の役どころはすごく普通なんです。最初に台本を読んだ時に「あまり特徴のない役だな」って思ったんですけど、考えてみたら、私はそういう何の変哲もない普通のキャラクターを演じたことがなくて…。ですから、“普通の難しさ”を今すごく感じながら、祥子を演じています。
 向井さんは以前と変わらず、本当に真面目で、お仕事に一生懸命な方。ただ、いつもどこか知的な雰囲気のある向井さんが、今回はちょっとワルな感じの人を演じてらっしゃるんです。撮影中も本当に悪い顔をしていたりして(笑)、「こんな顔もあるんだ!」って毎日驚きながら、“新鮮な向井さん”を見ています。沢村さんとは今回、初めてご一緒しますが、本当にイメージ通りの方です。以前から「こういう作品に絶対ピッタリな方なんだろうな」と思っていたんですけど、衣装の黒い革手袋をはめて撮影場所に歩いてくる姿からして、すでにもう怪しくて…(笑)! 「沢村さんが一人いらっしゃるだけで、こんなに作品が重厚な感じになるんだ! スゴイな」って思いました。
 そんな皆さんとの撮影も、ようやく折り返し地点。個人的には祥子が樹海をさまようシーンを、どんな技法で撮影するのか、とても楽しみにしています。

【向井 理 コメント】

 松本清張作品の魅力は、心理描写の生々しさだと思います。松本清張という名前の偉大さは重々承知していますし、このようなシリアスな作品に参加させていただくことに、すごくやりがいを感じています。
 北川さんとは映画『パラダイス・キス』以来の共演となります。実は、あの作品以降ずっとお会いしてなかったのですが、出演作をいろいろ拝見していたこともあり、不思議と離れていた感覚があまりなかったんです。撮影初日にも、お互いに思い出話をしながら「全然変わらないね」という話になりました。北川さんは当時と変わらず、すごくクールに見えがちだけど、実は人懐っこい方。そのギャップが人として魅力的だな、と思います。また、すごく現場を明るくしてくれる存在で、今回も助けていただいています。
 僕が演じる吉井は、もしかしたら犯人かもしれない役柄。僕は“いい人”の役を演じていると、すごく息が詰まることがあるんですけど(笑)、今回はいわゆる“いい人”ではないんです。衣装も真っ黒で「真っ黒すぎて、どうかな!?」と思う部分もありますが、これまで悪い人や、ヤな感じの人を演じることが少なかったので、存分に楽しんでいます。何よりも、今回はすごく重厚なキャストがたくさん出演されている! 一視聴者としても、完成作品を見るのが今から楽しみです。

【沢村一樹 コメント】

 北川景子ちゃんとは今回が初共演になりますが、バラエティー番組等で見かけるその場にピッタリの言葉を見つける頭の回転の速さに、いつも驚かされていました。今回はそんな景子ちゃんをはじめ、新しい時代の新しいキャストで松本清張作品を作っていくことに、面白さを感じています。清張作品はちょっとノスタルジックというか、昭和の匂いを感じさせる作品。僕自身は若い頃から「キミの顔は古いね。昔の若大将みたいな顔だよね」と言われてきたこともあって(笑)、何となく合うんだろうな、と肌で勝手に感じています。
 清張作品には「この人とこの人はどうしてもっと早くに出会わず、この場所、このタイミングで出会ってしまったんだろう!?」というシチュエーションが多いんですけど、特に今回はその部分を感じながら、西脇を演じていきたいです。実は、今回の『黒い樹海』は原作とは違う工夫がすごく施されていて、また新しい物語になっていますし、何回(脚本を)読んでもジーンとくるシーンがあるんですよ。なので、ただ推理を楽しむだけではなく、それぞれの登場人物が背負っている“運命”や“心の結びつき”を感じていただける作品にしたいです。そのためにも、悪いヤツか否か、敵か味方か分からない感じで西脇を演じ、視聴者の方を振り回しながら、ドラマを盛り上げていきたいと思います。

【中川慎子プロデューサー コメント】

 今回の「黒い樹海」は、今最も輝いている女優!北川景子さんを主演に迎えお届けします。
 松本清張ならではの「人間の業と欲」が渦巻く世界。その中で果敢に渡りあっていくヒロインを、北川さんが新境地ともいうべき“大人の女性の静かな迫力”とともに見事に演じきってくださっています。清張作品のニューヒロイン誕生をどうぞお楽しみに!
 そして、そんな北川さんを清張ワールドへいざなっていく疑惑の男たちに、向井理さん、沢村一樹さんなど、魅力的で豪華すぎる疑惑の面々に続々登場していただく予定です。
 2016年版「黒い樹海」どうかご期待ください!

スタッフ

原 作
松本清張「黒い樹海」(講談社文庫刊)
脚 本
寺田敏雄
音 楽
井筒昭雄
チーフプロデューサー
五十嵐文郎(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー
中川慎子(テレビ朝日)
中沢 晋(オフィスクレッシェンド)
演 出
常廣丈太(テレビ朝日)
制作協力
オフィスクレッシェンド
制作著作
テレビ朝日