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ドラマスペシャル『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』原作本プレゼント!

番組をご覧の皆さまの中から、ドラマの原作本を抽選で20名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は以下の応募フォームに必要事項を記入の上、ふるってご応募ください。

◇プレゼント内容
『黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子』原作本
20名様

◇締め切り
2017年12月23日(土)23:59


【個人情報について】
※応募フォームからご提供いただいた個人情報の保護の詳細については、 こちらのページをご覧ください。
※ご提供いただいた利用者様の情報は、ご応募いただいたプレゼントの抽選・賞品の手配・発送のために使用いたします。なお、当選賞品の発送のため、個人情報を業務委託先に開示いたします。
※賞品の発送は株式会社講談社からとなります。
※当選発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。


受付は終了しました!
たくさんのご応募ありがとうございました。

HIGHLIGHT

みどころ

元刑事の二上剛氏原作の
リアルな警察小説を映像化!
貫地谷しほり、岸谷五朗の
実力派2人の初共演が実現!

殺人事件の捜査から複雑な人間関係、
そして警察の暗部をえぐり出す
斬新かつ重厚なドラマが完成!!

■元刑事の二上剛氏のリアリティあふれる警察小説を映像化!

 元大阪府警暴力犯担当刑事という経歴を持つ二上剛氏が、退職後に書き上げ、講談社主催の「第2回本格ミステリーベテラン新人発掘プロジェクト」を受賞したリアリティあふれる警察小説「黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子」をドラマ化。図らずも所轄署刑事課強行犯係に配属された女性刑事が、少々粗っぽいがやり手のベテラン刑事に次第に認められ、コンビを組んで殺人事件を担当。複雑な謎を解き明かすうちに、警察官だった父親の死の真相を知ることになり、やがては警察組織の闇までをも浮かび上がらせていきます。
 その全てのカギを握るのが、黒い薔薇を好む凛とした老婦人。事件解決のため、巨大な権力に押しつぶされ命を落とした人々のため、そして父親の復讐のため、2人の刑事は警察官としては取ってはならない手段で最後の戦いに挑みます。

■貫地谷しほりと岸谷五朗が初共演!ともに新鮮な気持ちで難役に挑む!

出演は、主人公の女性刑事・神木恭子に貫地谷しほり、神木とコンビを組む主任刑事・折原圭作に岸谷五朗。貫地谷は「ドジでおっちょこちょいで明るい役が多い自分にとっては初めての挑戦」と、やや戸惑いながらも神木刑事を熱演。一方の岸谷も「2時間ドラマでの刑事役は初めてに近い」と意外なエピソードを披露。ともに新鮮な気持ちで撮影に臨んだようです。
 しかも貫地谷と岸谷は今作が初共演。演技力に定評のある2人が、元刑事・二上氏が描いたリアリティ溢れる刑事ドラマの主要キャラとしてどのような化学反応を見せてくれるのか。ドラマの大きなみどころの一つでもあります。

■野際陽子、津川雅彦ら演技派が出演!和泉監督の演出にもこだわりが!

 そのほか、黒薔薇を好む謎の老婦人・乾茂美役を野際陽子、事件の黒幕となる実力者・瀬名英一郎役に津川雅彦という大ベテランが出演。さらに中村俊介、西岡德馬、吹越満、でんでん、丘みつ子など実力派俳優陣が脇を固めています。
 監督は、「相棒」シリーズなどでおなじみの和泉聖治。今作では貫地谷、岸谷も「カッコいい!」と絶賛する照明技法などで独特の世界観を演出。重厚感あふれる映像でリアリティのあるストーリーをさらに盛り上げています。
 事件捜査ものとしてのスリリングな展開はもちろん、複雑な人間関係から浮かび上がる愛憎劇、そして警察組織の闇に迫った社会派ドラマ的な要素が巧みに絡み合ったストーリーを、実力派俳優と和泉監督の凝った演出で描き出す異色作。2時間刑事ドラマの新たな世界観にどうぞご期待下さい。

CAST

主な登場人物

神木恭子(かみき・きょうこ)……… 貫地谷しほり 折原圭作(おりはら・けいさく) ……… 岸谷五朗 瀬名靖史(せな・やすふみ) ……… 中村俊介 矢野順一(やの・じゅんいち) ……… 西岡德馬 槙 春彦(まき・はるひこ) ……… 吹越 満 安本恒吉(やすもと・つねきち) ……… でんでん 神木綾子(かみき・あやこ) ……… 丘みつ子 乾 茂美(いぬい・しげみ) ……… 野際陽子 瀬名英一郎(せな・えいいちろう) ……… 津川雅彦
  • 神木恭子(かみき・きょうこ)……… 貫地谷しほり

    神木恭子(かみき・きょうこ)……… 貫地谷しほり

    東京臨海署刑事課強行犯係刑事。昇任試験には失敗したものの、交番の巡査から刑事として同署へ赴任する。剣道の全国大会で上位に入るほどの使い手。本人は、刑事なんて大変なだけ、婦警さんのままでいたかったと思っている。亡き父も元刑事。

  • 折原圭作(おりはら・けいさく) ……… 岸谷五朗

    折原圭作(おりはら・けいさく) ……… 岸谷五朗

    東京臨海署刑事課強行犯係主任刑事。少々気性は荒いが、持ち前の観察力の高さで事件解決へと導く頭脳派でもある。新任の神木を煙たがるが、その実力を素直に認める懐の深さも持ち合わせる強行犯係の現場リーダー。

  • 瀬名靖史(せな・やすふみ) ……… 中村俊介

    瀬名靖史(せな・やすふみ) ……… 中村俊介

    警視庁刑事部長。東大法学部卒のキャリア組で、若くして刑事部長に登り詰めた超エリート。父の英一郎も元刑事。一介のビル清掃会社社長殺害事件の捜査現場にまで顔を出すなど、些細なことまですべて把握したがる完璧主義者。

  • 矢野順一(やの・じゅんいち) ……… 西岡德馬

    矢野順一(やの・じゅんいち) ……… 西岡德馬

    東京臨海署刑事課強行犯係係長。神木や折原らの直属の上司。新任の神木の世話を折原に押し付ける。折原ら部下の捜査をしやすいように上司を言葉巧みに煙に巻くなど、なかなかのやり手。折原らから絶大の信頼を得ている。

  • 槙 春彦(まき・はるひこ) ……… 吹越 満

    槙 春彦(まき・はるひこ) ……… 吹越 満

    東京臨海署刑事課強行犯係刑事。神木らの同僚。先輩刑事として神木にやさしく接するようだが、腹の底では何を考えているかわからない部分も。気安く肩を叩くなどして、神木から嫌がられる。

  • 安本恒吉(やすもと・つねきち) ……… でんでん

    安本恒吉(やすもと・つねきち) ……… でんでん

    神木が赴任初日、東京臨海署の玄関前で知り合った老人。孫娘が殺されると訴えるが、酒に酔っていたため相手にされず、神木が仕方なく名刺を渡す。自称元大工。

  • 神木綾子(かみき・あやこ) ……… 丘みつ子

    神木綾子(かみき・あやこ) ……… 丘みつ子

    神木恭子の実母。元刑事の夫を亡くしながらも一人元気に暮らしている。神木の依頼で安本の孫・リサを預かるが、いきなり自分をおかあさんと呼べと言うなど明るく接しリサの心を開いていく。

  • 乾 茂美(いぬい・しげみ) ……… 野際陽子

    乾 茂美(いぬい・しげみ) ……… 野際陽子

    安本の妻の姉で清掃会社社長殺害犯・義男の母親。かつて銀座のクラブのママとして働いており、金目当てにある男と結婚。暴力を振るわれたことから安本に夫の殺害を依頼。

  • 瀬名英一郎(せな・えいいちろう) ……… 津川雅彦

    瀬名英一郎(せな・えいいちろう) ……… 津川雅彦

    瀬名靖史刑事部長の実父。ノンキャリアながら大規模警察署の署長にまで登り詰めたやり手。退官後は民間企業への天下りを繰り返し、現在も大手ゼネコンの役員となっている。かつては神木の父の上司でもあったことがわかる。

STORY

あらすじ

 ビル清掃会社社長殺害事件の捜査に忙しい東京臨海署刑事課強行犯係に神木(貫地谷しほり)が赴任してきた。この忙しい時期に新人女性刑事など邪魔なだけ。主任刑事の折原(岸谷五朗)は煙たがるが、当の神木も密かに「刑事など大変なだけ」と思うなどやる気なし。世話を任された折原に“見習い”として、〝ビル清掃会社社長殺害事件“の捜査本部での雑用を任される。ところが、ふと見た捜査資料から犯人像を想像することが楽しくなり、独自に調べてみることに。

 一方、偶然知り合った安本(でんでん)という老人から、神木のもとへ孫のリサ(松尾薫)が失踪したと連絡が入った。安本は甥っ子の義男(阿部進之介)が連れ去ったに違いないというのだが、その義男は安本のノミを盗んで安本の家から出ていったきりだという。

 神木の調べで義男が持ち出したノミの刃型と殺人事件の被害者社長の傷跡とがほぼ一致することがわかった。義男はビル清掃会社の面接を受け、被害者の社長から不合格にされたことを逆恨みしたらしい。神木の思わぬ才能を認めた折原は、矢野係長(西岡德馬)の指示で神木とコンビで捜査を開始する。

 義男が刑務所にいたころの仲間・山野井と潜伏していることがわかった。瀬名刑事部長(中村俊介)の命令で、折原と神木は捜査一課の刑事たちと拳銃を携行し現場に乗り込む。
 そこで義男とリサを見つけた神木らだったが、傍らには山野井の遺体が。包丁を手にリサを盾に逃亡しようとする義男。刑事たちと一触即発の状況となるが、折原が義男の足を撃ち逮捕にこぎつける。

 義男は素直に社長殺しを自供するが、山野井の殺害に関しては否認。その一方、折原は逮捕現場での一課の刑事たちの行動に疑念を抱いていた。彼らはわざと義男を挑発、興奮をさせ正当防衛で義男を殺そうとしたのではないかと神木に告げる。拳銃を携行せよ、と命令したのは瀬名刑事部長だった…。神木も折原とともに瀬名に不審を抱く。

 リサを自宅に保護、母親の綾子(丘みつ子)に世話を頼んだ神木は、母から、リサから殺人事件の捜査をしていたころの亡き父の“におい”を感じると聞かされる。におい?そういえばリサが暮らしていた安本の家でも…!神木はおびえるリサを問いただし、安本の家の床下から成人の白骨死体を2体発見する。

 遺体は安本の妻と、義男の母親・茂美(野際陽子)の夫だった。安本は5年前に死亡した義姉の茂美に頼まれ、茂美に暴力を振るう夫を殺害。その事実を警察に知らせた自分の妻を口封じのために殺害したという。しかし、茂美はある刑事に色仕掛けをし、犯行を見逃してもらっていた。その刑事とは…今は亡き神木の父親だった!

 安本の思わぬ証言にショックを受ける神木。一時は辞職を考えるが、折原らに引き止められ捜査に復帰。一方、折原は当時の神木の父の上司が瀬名刑事部長の父・瀬名英一郎(津川雅彦)だったことを突き止める。
 清掃会社社長殺害事件から次々と明らかになっていく意外な事実。若き刑事部長とその父とどんな関係があるのか?そして、神木の父は…!?

COMMENT

コメント

貫地谷しほり コメント
 脚本がすごく面白かったので、ぜひやらせていただきたいと思ったのですが、この役は私としては初めての挑戦。初めての山を登る気分で、役作りも何が正解かわからないという感じでした。まるで初めてお芝居を始めたころに味わったような感覚です。いつもは最初に台本を読んだときのイメージを大切にして演技に入るのですが、今回はそのイメージすらわかない(笑)。岸谷さんがいてくださって心強かったです。
 初共演の岸谷さんにはすごく熱くてワイルドなイメージを持っていたのですが、実際にお会いすると物腰が柔らかい、包み込んでくれるような方だったので安心感がありました。
 このドラマは神木恭子の成長物語でもあると思うのですが、どの登場人物もストーリーの最後までわからない不思議な魅力がある。そこも面白いと思いますし、見やすいだけでなく重々しい空気もあり、その点は私自身初めての作品だと思っています。台本を読んだときにはその重々しさにゾクゾクしましたし、見る方にもゾクゾクしていただけると思います。
岸谷五朗 コメント
 僕が演じる折原は、新人刑事の神木とのバランスだと思うのですが、署内で一番荒れている刑事というイメージが監督の中にあると思うんです。だから、衣装もスーツではなく、革ジャンだったり、ライダースジャケットだったり…。
 脚本を読んだときはリアルな刑事ドラマで、TVドラマというよりも映画のような感じがしました。和泉監督も映画のような照明で撮影していますし。
 よくある2時間ドラマのストーリーとは違い、事件を通して神木が成長する物語でもある。過去の父親のことなどを踏まえた中での憎悪など、いろいろなものが入り混じり、神木を成長させていくという。それだけすごく特殊な2時間だと思います。いわゆる普通の刑事ドラマとは全く違いますね。
 貫地谷さんは、ドラマの後半、ストーリーが深くなっていったところなどでの演技はすごくクールでカッコいい。父親への思いなどが交錯して、すごく素敵な芝居を見せてくれています。
 この作品は警察経験のある方が書かれているので、すごくリアリティがある。その中でドラマというエンターテインメントを演出されているので、実際にあるかもしれない、という感覚で警察内部を探っていくと、事件と重なって…という展開がとても面白いですね。そんな複雑怪奇なところが魅力だと思います。

STAFF

スタッフ

原 作
二上 剛(講談社刊)
第2回本格ミステリーベテラン新人発掘プロジェクト受賞作
脚 本
春日光蔵
監 督
和泉聖治
プロデューサー
松本基弘(テレビ朝日)
大川武宏(テレビ朝日)
中村和則(OHC)
岡崎道徳(OHC)
制 作
テレビ朝日
OHC(オフィス・ヘンミ・クリエイティブ)