帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』

2018年1月8日(月・祝)スタート!

地上波【毎週月~金曜 ひる12時30分~12時50分】
BS朝日(再放送)【毎週月~金曜 あさ7時40分~8時00分】

みどころ

昭和の歌姫が今、甦る!!
『帯ドラマ劇場』第3弾は…シャンソンの女王・越路吹雪!
名曲『愛の讃歌』を日本に伝えた盟友・岩谷時子との友情&波乱の人生を描く!

♪あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの
ただ命の限り あたしは愛したい 命の限りに あなたを愛するの―♪

名曲『愛の讃歌』を世に送り出した
大スター・越路吹雪×稀代の作詞家・岩谷時子!
出会うべくして出会った2人の偉大な天才がたどる、数奇な運命を描く!!

■大反響『帯ドラマ劇場』第3弾は、シャンソンの女王・越路吹雪の人生を綴る!

 第1弾『やすらぎの郷』に続き、現在、『トットちゃん!』が大好評を博している“帯ドラマ劇場”。 2018年1月からスタートする第3弾作品が、ついに決定――! 圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した戦後の大スター・越路吹雪の一代記 『越路吹雪物語』をお送りします。

 越路吹雪、本名・河野美保子、愛称“コーちゃん”は、子どもの頃から歌が大好き。少女時代は勉強はキライでおてんばだけど、とても純粋な女の子でした。
 そんなコーちゃんは、父に勧められて宝塚音楽歌劇学校を受験。見事合格したものの、踊りもできないコーちゃんは、落第寸前の“落ちこぼれ”に…。しかし、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上って行きます。
 退団後は歌手、女優として活動。日本を代表する作詞家・岩谷時子とタッグを組んで、『愛の讃歌』などシャンソンを多くカバーしたことから、“日本シャンソン界の女王”とよばれ、まさに日本の音楽シーンの歴史を変えた、稀代の歌手となりました。

■2つの“才能”が出会った! 作詞家・岩谷時子との二人三脚の軌跡をたどる!!

 そして、越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友・岩谷時子『愛の讃歌』の訳詞や、加山雄三の『君といつまでも』、ピンキーとキラーズの『恋の季節』など数多くのヒット曲を作詞。さらに、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などの上演訳詞も手掛け、日本のミュージカルの歴史を作った訳詞家でもあります。
 “落ちこぼれ”といわれた宝塚時代、生涯の友・時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が新しい歌の世界を切り拓き、二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡…。
 昭和という激動の時代を背景に、誰もが耳にしたことのある名曲をちりばめながら、華やかなるものの“光と影”を紡いでいきます。

■まさにハマり役! 瀧本美織×木南晴夏が2人を熱演! 豪華キャストも結集!!

 そんな越路吹雪の青年期を演じるのは、瀧本美織。瀧本は5人組ガールズバンド“LAGOON(ラグーン)”のボーカルを務めたこともあり、ミュージカルの舞台でも活躍。抜群の歌唱力を誇る彼女には、まさにピッタリの役どころです。また、少女期を演じる岩淵心咲もミュージカルの舞台に立つなど歌と芝居の才能にあふれており、コーちゃんらしく元気いっぱいに熱演、熱唱を披露します!

 そして青年期の岩谷時子を演じるのは、木南晴夏。子ども時代、宝塚歌劇団の大ファンだったという木南は、時子が編集部に在籍していた機関誌『歌劇』に夢中になった経験を持ち、こちらもハマリ役です。
 さらには市川由衣、尾美としのり、濱田マリ、原日出子、宮崎美子ら充実かつ豪華キャストたちがズラリ勢ぞろい。ドラマに深い味わいをもたらしていきます!

■脚本は、ヒットメーカー・龍居由佳里! 2人の女の激しくも濃密な人生を紡ぐ!

 脚本を担当するのは、ヒットドラマや映画など数多く手掛けている龍居由佳里氏。本作では、まるで『愛の讃歌』のように、激しくもきらびやかな人生を駆け抜けた越路吹雪を、生き生きと描写。
 “愛”や“情”というものが希薄になってしまった現代だからこそ心に響く、2人の女の濃密な物語を2018年によみがえらせていきます…!

ニュース

宝塚歌劇団の後輩・大地真央が、絶頂期のヒロイン役に決定!!

2017年12月6日

大地真央、“シャンソンの女王”になる!!
ついに歌う時が来た…。
越路吹雪の壮絶な人生に挑む!

■新年1月8日スタートの『越路吹雪物語』。大地真央の出演が決定!!

 圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した、戦後の大スター・越路吹雪。彼女の波乱に満ちた生涯を描く、帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』は、2018年1月8日(月・祝)からスタートします!
 そのヒロイン・越路吹雪の絶頂期を、大地真央が演じることが決定! このほどポスター撮影に臨み、宝塚歌劇団の大先輩役に挑む心境を語りました!

■共に、男役トップスターとして活躍! やんちゃエピソードが似ている!?

 『越路吹雪物語』は、昭和の歌姫・越路吹雪がたどった波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていくドラマ。
 青年期の主演を務める瀧本美織からバトンを受け継ぎ、絶頂期の越路吹雪を演じるのは、越路同様、宝塚歌劇団で男役トップスターとして大旋風を巻き起こした女優・大地真央です。

 越路吹雪(本名・河野美保子、愛称・コーちゃん)は宝塚時代、落第寸前の“落ちこぼれ”でしたが、天性の歌唱力と明るい性格で先輩スターや同期に支えられ、男役トップスターへの階段を駆け上って行きます。
 実は、大地も入団時、49人中25番というエリートとはいえない成績でしたが、めきめきと頭角をあらわし、月組男役トップスターとして一時代を築いた伝説の持ち主です。
 大地は「越路吹雪さんは、尊敬する“大上級生”。うれしさと同時に、責任も感じています」と大先輩を演じる心境を明かしながらも、「新人時代、私は“現代っ子”や“異端児”などと言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。おこがましいのですが、似ているエピソードが多々あって、うれしく思っています。そういう点では楽しんで演じさせていただきたいなと思っています」と自らとの“共通点”を挙げ、笑顔で意気込みを語りました。

■いよいよシャンソンを歌う時が来た…! 新たなチャレンジに意気込み!!

 越路吹雪といえば名曲『愛の讃歌』を連想する人も多いほど、“日本シャンソン界の女王”として知られていますが、なんと大地は「実は、私はどちらかというとジャズが好きで…宝塚時代からシャンソンにはあまりご縁がなかったんです」と衝撃(!?)の告白を――。
 「そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…今、そんな心境です!」と、12月中旬からはじまる収録を心待ちにしている様子でした。

 ポスター撮影当日は、リサイタルをイメージした真紅のドレスとショートヘアのウィッグを身に着けてスタジオに登場。照明を浴びてカメラの前に立った姿は、まさに“シャンソンの女王”そのもの…! 「衣装とヘアメイクの力を借りて、自然に越路さんを演じられたような気がします。とても楽しい撮影でした」と、早くも役柄への手ごたえを実感していました。

■大地とも“縁”の深い、偉大な作詞家・岩谷時子を演じるのは…市毛良枝!

 そして、越路のマネージャーとして彼女を終生支え続けた大親友であり、稀代の作詞家でもある岩谷時子の絶頂期は、市毛良枝が演じます(青年期を演じるのは、木南晴夏)
 大地は岩谷時子さん本人と深い“縁”があり、「私が宝塚を退団して初めての舞台で歌詞をすべて翻訳してくださって、励ましの言葉をいただいたことを覚えています。思えばその舞台は日生劇場でしたし(※越路吹雪が500回以上、ロングリサイタルを行なった劇場)、不思議な“縁”を感じています。市毛さんとは一度ドラマでご一緒させていただいたのですが、ほんの一場面だったので、今回がっつりお芝居させていただくのを楽しみにしております」と新たなタッグに思いを馳せており、「実は、私はまさに“ドンピシャ世代”で、越路吹雪さんのリサイタルを劇場で拝見していました」という市毛もまた、「岩谷時子さんを演じるチャンスをいただけて、この上なく光栄。越路さんは今、思い出してもドキドキワクワクして胸がいっぱいになってしまうぐらい素敵でした。大地さんも一時代を築いた大スターでいらっしゃるので、ピッタリだなと思っています」と、共演を楽しみにしています。

 大地真央、市毛良枝が登場するのは、宝塚退団後、映画、舞台、リサイタル…と忙しい日々を送りつつ、プライベートでは後に夫となる作曲家・内藤法美と交際を深めていた時代からで、3月初旬を予定。人生の絶頂期へと向かっていく2人を、華やかかつ繊細に演じていきます!
 豪華キャストたちが丁寧に紡ぎ上げていく、大スター・越路吹雪の愛と歌にあふれた人生…。新年からの放送に、ぜひご期待ください!

大地真央 コメント

――大先輩・越路吹雪さんを演じる心境は?

「越路吹雪さんは尊敬する、素晴らしい“大上級生”であり、シャンソンを日本に定着させた大スターですので、うれしさと同時に責任も感じています。
私も越路さんと同じく入学するまで宝塚歌劇団の舞台を観たことがありませんでしたし、新人時代は“現代っ子”や“異端児”などさまざま言われたのですが、越路さんもやんちゃな面がおありだったようで…。大変おこがましいのですが、似ているなと思うエピソードが多々あって、なんだかうれしく思っています。そういう点では、楽しんで演じさせていただきたいなと思っています。越路吹雪さんという大きな存在を通して、河野美保子さんというひとりの女性を演じていきたいですね」

――岩谷時子さんとのエピソードを教えてください!

「私が宝塚を退団して初めての舞台『プリンセス・モリ―』の歌詞を岩谷先生がすべて翻訳してくださって、励ましの言葉をいただいたことを覚えていますね。ふわっとした柔らかい印象の方でしたが、お話の内容には芯があり、かっこいいなと思いました。思えばその舞台は日生劇場でしたし(※越路吹雪が500回以上、ロングリサイタルを行なった劇場)、不思議な“縁”を感じています。市毛良枝さんとは一度ドラマでご一緒させていただいたことがありますが、ほんの一場面でしたので、今回がっつりお芝居させていただくのを楽しみにしております」

――このドラマ撮影で楽しみにしていることは?

「まだ“準備の準備”という段階なのですが、せっかく機会を与えていただいたので、やはり越路吹雪さんを演じること自体を楽しみにしています。
実は、私はどちらかというとジャズが好きで、宝塚時代からシャンソンにはあまりご縁がなかったんです」と衝撃(!?)の告白を――。
「そんなこともあって、シャンソンというのは60才代位のある程度年齢と経験を積んでから歌うものだと勝手に決めていたのですが、ちょうどその時期がドンピシャで訪れて驚いています! 私にとって新たなチャレンジになるのですが、すごく楽しみですね。“いよいよ、シャンソンを歌えるんだ!”…今、そんな心境です」

市毛良枝 コメント

――岩谷時子さん役を演じる心境は?

「実は、私はまさに“ドンピシャ世代”で、越路吹雪さんのリサイタルを劇場で拝見していました。劇場にいらした岩谷時子さんの姿を遠くから垣間見たことがあるのですが、とてもやさしそうな方でした。また、とにかく上品で、美しい日本語を使い続けた方、という印象がありますね。実際のお話しぶりを聞いてもすごくきれいな日本語を口にしていらしたし、歌詞に使われた言葉も、とても美しくて…。なかなか及ばないとは思いますが、そういったところを大切に演じられたらと思っています」

――越路吹雪さんにまつわる思い出を教えてください!

「越路さんは大スターで、今、思い出してもドキドキワクワクして胸がいっぱいになってしまうぐらい素敵でした。大地さんも一時代を築いた大スターでいらっしゃるので、ピッタリだなと思います」

――越路さんと岩谷さん、2人の絆について感じることは?

「それはもう、周りがうかがい知れないほど、強い絆だったのではないかと思います。どちらがメインというのではなく、どちらも形の違う“華”を咲かせた2人だったのではないでしょうか。越路さんはあでやかな華でしたし、岩谷さんは確かに一歩控えて陰にいるように見えますが、彼女らしい美しい素敵な華を咲かせた方だったと思います。そんな方を演じるチャンスをいただいて、この上なく光栄なことと感じています」

■越路吹雪をスターの座に押し上げる男たち…。演じるのは、実力派俳優陣!!

 さらに――越路吹雪(=河野美保子)をスターの座へと導く、男性キャストたちも決定! 越路吹雪に淡い恋心を抱く脚本家・庄司義男を駿河太郎歌劇団の教務責任者・大塚弥一を宇梶剛士が演じます。
 また、越路吹雪の歌の才能を最初に見抜く声楽教師・伊藤登に中村俊介、伊藤とは逆に美保子を落第させるべきと主張する日本舞踊の教師・近江丈一郎に篠井英介が決まりました。
 越路吹雪を見守り支えた男性たちのドラマ、そして豪華俳優陣の熱演にもぜひご注目ください!


元宝塚トップ娘役・咲妃みゆ、乙羽信子役で、待望のドラマデビュー!

2017年11月27日

■元宝塚歌劇団・雪組トップ娘役 咲妃みゆ 初の映像作品!

 2010年宝塚歌劇団へ入団した咲妃みゆは、月組配属後入団から4年後の2014年に雪組へ組替えし、雪組トップ娘役に就任。輝かしい経歴を持ち人気を博すも、2017年7月の東京宝塚劇場『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)/Dramatic “S”!』公演で惜しまれつつ退団したばかりです。
 その咲妃みゆの待望の映像デビューとなる今作品!さらには、同じく宝塚歌劇団娘役トップで雪組出演の多かったスター乙羽信子を演じます!ぜひご期待ください。

咲妃みゆ コメント

――宝塚歌劇団退団から待望の映像デビュー!お気持ちをお聞かせください。

「初めてのことばかりで不安や教えていただくことばかりですが、皆様に助けて頂いています。舞台とは全く違う事ばかり日々学ばせて頂いております」

――宝塚の上級生の越路吹雪さんの作品にご出演が決まったときのお気持ちは。

「とても見てみたいと純粋に思った作品にまさか出演できると思わず、大変光栄に思いましたし、宝塚歌劇団の一員として、代々の上級生が受け継いでこられた素晴らしい伝統を映像を通してお届けできる一員になれるのでしたら、一生懸命演じようと思いました」

――乙羽信子さんは、咲妃さんと同じトップ娘役さんで主に雪組の公演に出演なさっていましたが、乙羽さんを演じることが決まった時、如何でしたか。

「運命なんて言うとおこがましいのですが、色々な資料を拝見していく中で本当に魅力的な方だなと思っております。今回は越路吹雪さんの人生を描いたドラマですので、その中での乙羽さんの存在を考えて演じたいなと思っております」

――越路吹雪を演じる瀧本美織さんに何か伝えたことや教えたことはありますか?

「私の思う宝塚の素晴らしさであったり、男役娘役の関係性の尊さを私なりに
瀧本さんにお伝えさせて頂いたり、瀧本さんがまだ宝塚歌劇を観劇された
ことが無いとの事ですので、一緒に観劇に伺えたらなと思っています。
でも、今の宝塚と越路さんの時代の宝塚も異なると思いますので、イチから現場で作りあげていきたいと思います」

――どんな女優像を目指していかれますか?目標の方や憧れの方はいらっしゃいますか。

「今回のドラマで共演する皆様が素晴らしい方々、それぞれの信念を持って演じていらっしゃる方々だなと感じる毎日です。色々な経験がお芝居を彩っているのだと思いますので、私も宝塚歌劇団を退団して、新しい世界に入って新しい空気を感じて新しい世界に飛び込んだ新米として色々な事に挑戦して人生の肥やしになればと思います。それを大好きなお芝居にいかせていきたいと思います。この人おもしろいな、こんなお芝居させてみたいなと思ってもらえる、“びっくり箱”のような女優さんになりたいなと思っております」

――これからの夢を教えてください。

「家族で旅行に行きたいです。幼いころはよく行っていたのですが、歌劇団時代から長年実現できていないので、家族を誘って旅行に行きたいです。
また、お歌をすごく勉強したい!と今思っていて、そのためなら海外にポーンと行ってでも歌の勉強がしたいです!
あとはお芝居が大好きなので、いろんなお芝居を経験したいです!苦労もよい経験だったなと思えるくらい悩みに悩む役に出会いたいなと思っています」

――最後に楽しみにしていらっしゃる視聴者の方々へメッセージをお願いします。

「初めての映像のお芝居で不慣れな事も多々あり、皆さんに助けていただいていますので、ひとつひとつのシーンを大切に演じさせて頂いております。
皆様に楽しんでいただけるよう、越路吹雪さんの素晴らしさをお伝えできるよう、宝塚歌劇団の一員として精一杯演じたいと思います。よろしくお願いいたします」

主な登場人物

河野美保子=越路吹雪(こうの・みほこ=こしじ・ふぶき)

絶頂期……大地真央/青年期……瀧本美織/少女期……岩淵心咲

幼い頃から歌うことが大好きで、13歳で宝塚音楽歌劇学校に入学。落ちこぼれだったが、男役のスターとして一世を風靡する。
新しい世界を求めて退団してからは女優として活躍する一方、歌手としての活動に情熱を傾け、日本のエンターテインメント史に燦然とその名を刻む大スターへとのぼりつめていく。
歌劇団時代からの付き合いである岩谷時子は、生涯の親友であり、絶対無二のパートナー。

岩谷時子(いわたに・ときこ)

絶頂期……市毛良枝/青年期……木南晴夏

5歳の頃、兵庫県西宮市へと移り住み、母・秋子の影響で宝塚歌劇団のファンになった。物静かな文学少女で、歌劇団が発行する雑誌『歌劇』に投稿を続けていた。その文才が目に留まり、歌劇団の文芸部から誘われて大学卒業後に入団。そこで当時まだ落ちこぼれ団員だった越路吹雪と出会い、友情を育み、越路吹雪の退団とともに自らも退団し、彼女のマネージャーとなる。
一方で作詞家として数々のヒット曲を生み出し、ミュージカルの訳詞家としても活躍。

河野益代(こうの・ますよ)

濱田マリ

美保子の母。病弱な長女・真佐子の看病に付きっきりになることが多く、美保子らほかの子どもたちには申し訳なく思っている。しかし強い者が弱い者をいたわるのは当たり前だという思いから、決して美保子を甘やかしたりはしない。当初は、美保子の宝塚入りを反対していた。

河野友孝(こうの・ともたか)

尾美としのり

美保子の父。転勤が多く、家族のそばにいられないことを辛く思っていたが、その分、家族を心から愛していた。無口で無骨ではあるが、心根はやさしく周囲の人からの信頼は厚い。
幼い頃から美保子のよき理解者で、芸名“越路吹雪”の名付け親でもある。

河野真佐子(こうの・まさこ)

渡邉このみ

美保子の姉。幼い頃から病弱で入退院を繰り返している。思うように学校にも通えず、友人もいない。いつも元気いっぱいで友人に囲まれる妹・美保子をうらやましく思っている。

岩谷秋子(いわたに・あきこ)

原日出子

時子の母。明治生まれのモダンな女性。夫の事業の失敗や病気で苦労が続くが、持ち前の明るさで頑張ってきた。宝塚歌劇団のファンで、時子が幼い頃からその手を引いて劇場に通っていた。
夫の死後は時子と2人でつましく暮らすが、そのおおらかで包容力のある性格から、家にはタカラジェンヌたちがよく集ってきた。終戦後から宝塚退団まで居候していた美保子を、我が娘のようにかわいがる。

村上 静(むらかみ・しず)

宮崎美子

新潟転勤に伴って美保子と父・友孝が2人で身を寄せた、下宿の主。親子を温かく迎え入れてくれた。美保子にとって、“新潟の母”ともいうべき存在。

片桐八重子(かたぎり・やえこ)

市川由衣

美保子の新潟での小学校時代の親友。美保子が宝塚に入団してからも手紙などを通じてつきあいは続く。昔から美保子の歌が大好きで、いわば越路吹雪のファン第一号。

伊藤 登(いとう・のぼる)

中村俊介

宝塚音楽舞踊学校(現・宝塚音楽学校)の声楽教師。入学試験で美保子の歌声を聴き、「この子は宝塚を変える!」と確信。美保子のやる気を引き出そうと、ある人物に引き合わせる…。

近江丈一郎(おうみ・じょういちろう)

篠井英介

宝塚音楽舞踊学校の日本舞踊の教師。踊りのセンスに乏しく、あまりに進歩のない美保子にあきれ、落第させるべきと主張する。

大塚弥一(おおつか・やいち)

宇梶剛士

宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)の教務責任者。自由奔放で、門限を破ってばかりの美保子をよく叱っている。

庄司義男(しょうじ・よしお)

駿河太郎

宝塚少女歌劇団所属の脚本家。美保子(=越路吹雪)主演の舞台で脚本家デビューする。実は、美保子に淡い恋心を抱いており…!?

高城幸子=天代 麗(たかぎ・ゆきこ=たかよ・れい)

音月 桂

美保子の先輩で宝塚歌劇団のトップスター。宝塚音楽歌劇学校で落第しかかった美保子に、刺激を与え、やる気を引き出した恩人。無類の読書家で、時子によく本を借りる。

加治信子=乙羽信子(かじ・のぶこ=おとわ・のぶこ)

咲妃みゆ

宝塚歌劇団での美保子の同期生。娘役。
愛称・オカジ。自由奔放な美保子のことを面白がり明子と共に面倒を見る。

旭爪明子=月丘夢路(ひのつめ・あきこ=つきおかゆめじ)

早織

宝塚歌劇団での美保子の同期生。娘役で愛称はツメ。落ちこぼれの美保子のことを気にかけ、励ましてくれる存在。

あらすじ

<第1週>

 1932年、小学2年生の河野美保子(岩淵心咲)は、授業中につい歌い出してしまうほど歌が大好きな子どもだった。病弱で入退院を繰り返す姉・真佐子(渡邉このみ)を励ますためにも、美保子はよく流行歌を歌っていた。
 父・友孝(尾美としのり)の新潟転勤が決まり、母・益代(濱田マリ)は真佐子の通院と幼い弟妹のため東京の家に残ることとなり、友孝は美保子だけを連れて赴任地へと向かう。
 最初は新潟になじめなかった美保子だが、親友・八重子に出会い、越路吹雪の芸名の由来となる、ある“事件”にも遭遇するのだった…。

コメント

瀧本美織 コメント

「このお話をいただくまで、恥ずかしながらあまり越路吹雪さんについて存じ上げなかったので、本を読んだり、昔の映像を拝見したりして、これが“シャンソンの女王なのか…!”と感動しているところです。越路さんの人生を歩ませていただけるなんて、とてもありがたいことだなと実感しています。
 スターにのぼりつめる人は、どこかほかの人と違う、はみ出した方が多いと思います。越路さんもそのひとりで、ありのまま飾らずに存在しているだけなのですが、周りからは“あの子は何かが違う”と見られてしまう…。でも、彼女はただ自分らしくいるだけなので、私も出来事に素直に反応するなど、あまり深く意識しないで物語の中に存在したいと思っています。
 私は13歳からの越路さんを演じますが、今、“コーちゃん”として存在することがすごく楽しい! 実在の人物を演じる難しさももちろん感じますが、コーちゃんらしく自由に楽しく生きて、越路さんの人生から皆さんに感動をお伝えできれば…。歌うシーンも多いのですが、越路さんは情感たっぷりに歌い、どの曲からも感情が伝わってくるので、私も表現力豊かに歌いたいなと思っています。
 木南さんはとても大人っぽい印象の女性で、コーちゃんが生涯、慕い続ける時子さんのイメージにピッタリ。2人で物語を作りあげていくことを、私自身とても楽しみにしています」

木南晴夏 コメント

「私は大阪出身で宝塚歌劇団を観て育ってきたので、宝塚のドラマに関われるなんて夢のようで、とてもうれしく思っています。宝塚の舞台で初めて観たのが『ベルサイユのばら』でしたが、現実とはかけ離れた華やかな異世界が目の前に広がり、そのきらびやかさに心を奪われ、大ハマりしました! 岩谷時子さんは『歌劇』の編集部からキャリアをスタートしますが、私も『歌劇』を買ってウキウキと読む子ども時代を過ごしていたので、そういうところは “素”で演じられるかなと思います。
 また、岩谷さんの人物像が描かれた本やインタビューを読ませていただきましたが、皆さん口を揃えるように“上品なレディーだった”と描いていらっしゃるので、とにかく品のあるイメージを壊さないよう演じていきたいと思っています。
 瀧本美織ちゃんとは以前、NHKの連続テレビ小説『てっぱん』で親子役でした。といっても美織ちゃんが生まれてすぐに亡くなってしまう役だったので、回想しか登場せず、現場でご挨拶しただけという状態でした。今回はガッツリ2人でお芝居できるのが、すごく楽しみです。これからもっともっと“バディ”とよべる関係になっていきたいと思っています」

藤本一彦(テレビ朝日プロデューサー)コメント

「越路吹雪さんは、シニア世代の皆さんにとって若かりし頃の思い出の1ページに燦然と輝く大スター。このドラマではそんな越路さんと稀代まれな作詞家・岩谷時子さんの人生を描いていきますが、ぜひ若い世代にも観ていただきたいと思っています。越路さん、岩谷さんは日本の音楽シーンを変えた偉大な方たちですし、今、ラップなど歌詞を大切にした曲がありますが、岩谷さんが綴った歌詞は若者たちにも共感してもらえるものがあると思います。
 越路さん役は歌うシーンも多いため、歌がお上手で芝居にも長けている瀧本美織さんにお願いしました。瀧本さんは、帯ドラマを盛り上げるのにピッタリの明るさも持ち合わせていらっしゃる方ですね。また、岩谷時子さん役は、物静かな印象でありながら芯が強そうなお芝居を期待して木南晴夏さんにお願いしましたが、実は決定した後から、木南さんが宝塚のファンだったことを知り、ビックリしました。元気で何か面白いことをやってくれそうなコーちゃんと、真面目そうな眼鏡の奥に情熱を秘めた時子さん。この2人が揃い、早くも手応えを感じています」

スタッフ

脚本

龍居由佳里

演出

藤田明二(テレビ朝日)、今井和久(MMJ) 他

チーフプロデューサー

五十嵐文郎(テレビ朝日)

プロデューサー

藤本一彦(テレビ朝日)、布施 等(MMJ)

制作

テレビ朝日、MMJ