STORYストーリー

2017年7月19日(水) よる9:00から

第2話 15分拡大放送

 臨海エリアに住む法務大臣・仙波清(小須田康人)の警備を担当する野村巡査(松尾英太郎)の連絡が途絶えた。同エリアを専従捜査する「警視庁第11方面本部準備室」の一員でもある機動捜査隊員・天樹悠(東山紀之)は、現場確認要請を受けて出動。仙波邸に向かった途端、目を疑うような光景に直面する。なんと、体に爆弾を装着された野村が家から出てきたのだ! さらに追い打ちをかけるように、何者かがインターフォン越しに「仙波邸を占拠し、邸内にも爆弾を仕掛けた」と宣告したかと思うと、要求も告げずに接触を断ってしまう。

 解放された野村によると、被疑者はこのところ仙波邸周辺を徘徊していた小野田良夫(一本気伸吾)を中心とする高齢者4人組。小野田は野村に保護されては、介護センターの所長・四谷貴子(筒井真理子)に迎えに来てもらう…ということを繰り返すうち、仙波夫妻からお茶を振る舞われるのが慣習に。最近では小川零士(重松収)浜浦文太(吉澤健)広瀬文子(吉本選江)ら仲間の老人たちも連れてくるようになっていたという。そんな中、突如として起こった今回の事件…。仙波夫妻と貴子を人質にして立てこもった小野田らの動機と正体を突き止めるべく、天樹ら「第11方面本部準備室」の面々はただちに動き出す。

 まもなく小野田らは、冤罪の可能性がある死刑囚69名の死刑執行中止、および再捜査と再審を要求。そんな中、天樹は仙波邸占拠事件の経緯に違和感を覚える。その違和感を糸口に緻密な捜査を進めていくと、闇深い3年前の事件に行き当たり…!?

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