STORYストーリー

2016年8月10日(水) よる9:00~9:54

第5話

 女性を襲おうとした男を追い、誤って団地の屋上から転落死したと思われていた警視庁捜査一課12係の刑事・永沢圭太(鈴木浩介)。だが、事故死を裏付ける証言をした団地住民のうちの誰かに呼び出され、殺された可能性が浮上した! そんな折、12係が盗聴されていたことが判明。しかも、証言者らは一斉に引っ越し、姿を消してしまう…。

 弔い合戦に命を燃やす、機動捜査隊の天樹悠(東山紀之)ら、永沢の仲間たち。そんな中、天樹は永沢が約1カ月前、実家へ戻り、あるカセットテープを聴いていたことを突き止める。そのテープはかつて、殉職した元警察官の父・永沢圭介(岩渕敏司)が息子の20歳の誕生日プレゼントとして、タイムカプセルに入れて埋めていたものだった。そして…そこには「もし警察官になっていて、信頼できる仲間ができたときは、暗号化された手帳の捜査メモをもとに真相を追ってほしい」という、父の切なるメッセージが残されていた! しかし、どういうわけか肝心の手帳はどこにも見当たらず…。

 そのときだ! 天樹は、永沢がこっそり残していた謎のダイイングメッセージから、30年前に起きた殺人事件の被疑者・三窪厳(大高洋夫)の存在にたどり着く。永沢は父の遺志を受け継ぎ、30年前の殺人事件を追っていたに違いない――。そう考えた天樹らは、すでに出所している三窪と接触。あらゆる角度から、当時の事件を洗い直す。すると、捜査の矛盾点が次々と出てきて…!?

 大切な仲間・永沢はなぜ殺されなければならなかったのか…。そして、彼が最期まで貫こうとしていた正義とは何だったのか…。7人のエキスパートたちによる“不屈の弔い合戦”は、やがて“やりきれない真実”をあぶり出す――。

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