STORYストーリー

2016年7月20日(水) よる9:00~9:54

第2話

 区立保育園の開園予定地となっている空き地で、東京都知事特設秘書・和久井裕介(児玉貴志)の遺体が見つかった。捜査本部は和久井が近隣のマンションから投身自殺を図ったと判断。捜査は早々に幕引きを迎えるかに見えた…。

 そんな中、「警視庁機動捜査隊」の刑事・天樹悠(東山紀之)は、法医学者の堂本俊太郎(北大路欣也)に呼び出される。なんと司法解剖の結果、和久井は両腕を後ろに組んだまま飛び降りた可能性が高いというのだ。もし、和久井が受け身を取れないように拘束され、誰かに突き落とされたのだとしたら…!? 自殺と決めつけるには早いと判断した天樹は、他殺の線を追い始める。

 さらに、天樹にはもうひとつ、気になる点があった。遺体の第一発見者である帝都テレビのキャスター・中原雅美(MEGUMI)が、数時間後には和久井がパイプ役となったとされる贈収賄疑惑をスクープし、大々的に報道していたのだ。そのスクープとは、都知事の岡田憲一(山田明郷)がある老人保健施設に8億円もの補助金を出した直後、施設の運営団体「帝生会」から8000万円の裏金を受け取っていたというもの。しかも、雅美はその受領証のコピーまで手に入れていたのだ!

 不審に思った天樹らが捜査を進めると、彼女がこのところ立て続けにスクープを取っていることが判明する。雅美はどんなルートを使って極秘スクープや、受領証といった決定的な証拠品を手に入れたのか…。謎が深まる中、雅美が何者かに「裏金疑惑から手を引け」と警告を受けた上に、襲撃される事件が発生し…!?

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