第16話2017年3月2日

 早朝、京都市内の河原でデザイナーの深瀬麻未(篠原真衣)の絞殺死体が発見された。麻未は元モデルで、人気ミステリー作家・公彦(井之上チャル)を夫に持つ有名人だった。
 検視に当たった榊マリコ(沢口靖子)は、解剖医・風丘早月(若村麻由美)の待つ洛北医大に遺体を搬送。解剖に立ち会うため路線バスに乗ったところ、なんと猟銃を持った男に乗っ取られてしまう。マリコを含めた乗客の男女5人と運転手、あわせて6人が人質になってしまった。
 だが、バスジャック犯が携帯電話を没収するため乗客の所持品をあさった際、荷物の間からひと粒のターコイズが転がってきたため、マリコは驚愕する。実は、麻未の殺害現場にはちぎれたターコイズのネックレスが落ちていたのだ。このターコイズが意味するのは、バスの中に麻未を殺害した犯人がいるという事実にほかならない…。
 そんなとき、マリコはバスジャック犯の着衣に、殺害現場の河原に生えていた雑草の種子が付着していることに気づく。このバスジャック犯こそが、麻未を殺した人物なのか…!? マリコは揺れでバランスが崩れたふりをして、バスジャック犯に接近するが…!?

 一方、マリコの身を案じる土門刑事(内藤剛志)と科捜研のメンバーは、必死にバスの行方を捜索していた。バスジャック犯から何の要求もないことも、また不気味さを増していた。一方で、車内では乗客に対し、バスジャック犯が奇妙な質問を始める…。バスはいったいどこに行こうとしているのか、犯人の目的は何なのか…!? すべてがわからず、残されたメンバーは焦るが…!? はたしてマリコは無事、助かるのか…!? そして、殺人犯は誰なのか…!?

GUESTゲスト

林泰文、小川菜摘、少路勇介、鈴木貴之、矢野優花、甲斐将馬、篠原真衣、井之上チャル ほか

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