第14話2017年2月16日

 小さな寺の境内にある蔵の中から、ナイフを胸に突き立てられた建設会社社長・大前孝之(入江毅)の死体が発見された。奇妙だったのは、蔵には内側からカギがかけられており密室状態だったこと…。榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研の鑑定で、遺体は別の場所で殺害された後、蔵まで運び込まれたことが判明するが、犯人はいったいどんな手段で密室を作り上げたのかが、最大の謎だった。寺の住職・西念義助(田山涼成)は、“仏の天罰”だと言うが…

 まもなく、殺された大前は業界では有名なやり手で、3年前、世界遺産の寺院の土地の一部を買い上げ、セレブ向けの複合ビルを建設したことが発覚。その際、強引な手段で反対派を抑え込んだことがわかった。土門刑事(内藤剛志)は、被害者に執拗につきまとっていた開発反対派の大学教授・小柳良晴(冨家規政)を疑いはじめる。
 一方、科捜研のメンバー・橋口呂太(渡部秀)は、寺の近所に住む中学生たちから、周辺で“怪奇現象”が頻発していることを聞く。いったい、その怪奇現象とは…!?

GUESTゲスト

田山涼成、冨家規政、三輪ひとみ ほか

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