第3話2016年11月10日

 離婚に悩む夫婦の相談に乗る“夫婦問題研究所”のカウンセラー・下川真帆(魏涼子)が、自宅マンションで毒殺死体となって発見された。その夫婦問題研究所は、“離婚は地獄の入り口よ!”というキャッチフレーズでブレークしたカリスマカウンセラー・城ヶ崎渚(あめくみちこ)が所長を務めており、離婚は選択せず、とにかく夫婦愛を修復すべきという立場で、相談者に対して助言を行っていた。
 しかし、実は殺された真帆は夫と別居中で、離婚を考えていたことがわかる。夫によると、真帆からほかに好きな男性ができたと打明けられたという。
 現場には水の入ったタンブラーが残されており、榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研が鑑定した結果、水からは毒物が検出されず、死の直前に口にした焼き菓子に毒物が仕込まれていたことが明らかになる。また、遺体の手には小さな紙片が握られていたが、それは離婚届の切れ端だったことが判明する。さらに、事件前日、真帆が階段から何者かに突き落されていた事実も浮上した。
 その矢先、同じく事件の前日、渚が“鉄輪の井戸”で熱心に祈っている姿が目撃されていたことがわかった。鉄輪の井戸とは、浮気している相手にこの井戸の水を飲ませると悪縁を断ち切ることができるとされるスポットだ。渚は、夫の充生(橋爪淳)に浮気されていたのだろうか…!? 調べると、充生が毎月20万円を真帆の口座に振り込んでいた事実が発覚する。真帆の交際相手は、充生なのか…!?
 そんな中、科捜研のメンバーと土門刑事(内藤剛志)は事件当日の午前中、マリコが夫婦愛修復セミナーに参加していたと聞いて驚愕する。一同は、マリコが元夫と復縁を考えているのではないかと騒然とするが…!?

GUESTゲスト

あめくみちこ、橋爪 淳、魏 涼子、川俣しのぶ、山中 聡 ほか

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