第1話2016年10月20日

 “微表情”研究のエキスパート・矢萩修武(尾美としのり)が、京都府警本部長・佐伯志信(西田健)の招きで科捜研を訪れ、実験を披露した。彼は、人間の顔にほんのわずかな瞬間だけ浮かぶ微表情から感情を読み解くシステムを開発した専門家だったが、なぜか榊マリコ(沢口靖子)に興味を抱いたようで、「協力が必要なときはいつでも呼んでくれ」と言って去っていく。
 そんな中、京都市内の造成地で白骨死体が見つかった。マリコや土門刑事(内藤剛志)らがすぐに臨場したものの、なぜか警察が到着するよりも前に野次馬が多数押しかけ、現場を荒らしていた。
 いったいなぜあんなにも野次馬が駆けつけたのか…!? 調べると、“タルンカッペ”という謎のハッカー集団が京都府警本部のネットワークに侵入し、白骨遺体発見の報を動画サイトに投稿していたことが発覚する。一方、マリコたちの鑑定の結果、遺体は30代~40代前半の男性と判明。22年~18年前に撲殺されたとわかるが、当時の行方不明者と照合したところ該当者は見つからなかった。
 その矢先、タルンカッペが新たな動画をアップした。今度は“英洛大学”にハッキングし、学生の成績データを流出させていた。奇しくも英洛大学は矢萩が教鞭を取っている大学で、マリコは早くも矢萩と再会することに…。だが、その直後、矢萩のゼミの学生で、神社の宮司の娘である桂井萌衣(岡本玲)が、タルンカッペのメンバーらしき男に拉致される事件が起きて…!?

GUESTゲスト

尾美としのり、岡本 玲、山崎銀之丞、上杉祥三 ほか

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