2006年1月クール放送

「時効警察」とは?

『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』

 ……をよろしくお願いします。

過去シーズン動画配信中!(テレ朝動画)

2006年放送 【時効警察】
2007年放送 【帰ってきた時効警察】

ストーリー

#1「時効の事件には、おいしいご飯の湯気が似合うと言っても過言では無いのだ」

総武署管轄内では、全裸で逃げる空き巣の被害が続出していた。その頃、事件の捜査とは無関係の時効管理課に勤める霧山(オダギリ ジョー)は、たわいもない会話の中で“どうやら趣味がないとまずいらしい”と気付いてしまう。無趣味の霧山は、時効事件の捜査を趣味にしようと決意。そんな霧山の目に止まったのが、15年前に起こった『西総武市における料理学校理事長殺人事件』だった。霧山は交通課の警察官・三日月(麻生久美子)を巻き込み、さっそく捜査を開始することに。やがて被害者の元妻で、現在はカリスマ料理研究家として脚光を浴びる笠松ひろみ(東ちづる)の身辺を探っていくうち、ひろみのアリバイを証言したのが被害者の愛人・水岡由起子(高田聖子)だったことが判明する。霧山は時効事件をどの点から解明するのか…?
【脚本・監督 三木聡】

#2「偶然も極まれば必然になると言っても過言ではないのだ!」

ある日、三日月(麻生久美子)と熊本(岩松了)がラブホテルから出てくる現場を連写した写真を、蜂須賀(緋田康人)が持ってきた。不倫発覚か!? と盛り上がる時効管理課の面々。そんな中、霧山(オダギリ ジョー)は、オリンピック代表候補だった水泳選手・藤山一子(塩山みさこ)とコーチ・小原安雄(田中要次)の心中事件に興味を持つ。ふたりの遺体は別々の場所で発見されたが、以前から不倫関係が噂されていたため、“小原が一子を殺害した後に自殺した”として捜査は進められた。しかし物的証拠がないまま、事件は時効を迎えたのである。霧山はまたしても三日月を引き連れ、当時オリンピック代表の座を一子と争っていた妹・藤山しおり(池脇千鶴)を訪ねる。小原からの最後の電話を取ったのがしおりだったからだ。しかし、霧山には引っかかる点が他にもあった…。
【脚本・監督 三木聡】

#3「百万人に無視されても、一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?」

三日月(麻生久美子)は時効管理課に花を飾ってみるが、霧山(オダギリ ジョー)をはじめ時効管理課の人間は誰も気付いてくれなくてガッカリ。そんな中、霧山はまた時効事件を捜査し始める。政治家への不正献金問題でマスコミの攻撃を受けていた会社の社員・町田拓二(大西武志)が、駅のホームから転落死した事件である。同じホームで電車待ちしていた藤沢郁也(田中哲司)も不正に関与していた疑いがあり、それに感づいた町田を藤沢が殺したという説も出てきたが、現在は藤沢の妻である道子(緒川たまき)が事故死だと証言。殺人の疑いは消えたまま現在に至った。捜査のために当時のニュース映像を見ていた霧山は、その中に出てきた道子の証言がどこか腑に落ちない。証言にしては、あまりにも不可解な表現が含まれていたからだ…。
【脚本・監督 岩松了】

#4「犯人の575は崖の上」

霧山(オダギリ ジョー)がグッとくる時効事件を探していると、蜂須賀(緋田康人)が俳句を詠み始めた。2時間ドラマ・シリーズ『THEアネゴ探偵・寂水先生が行く!!』で、アヤメ旅子(永作博美)演じる寂水が事件解決後に崖の上で詠んだ句だ。 実は熊本(岩松了)も常に選りすぐりの寂水シリーズのVHSを携帯し、ある時効事件のために撮影中止となった回に登場した崖のミニチュアまで持っているほどのマニアぶり。その事件とは、当時寂水を演じていた白河湯舟(広田レオナ)が、犯人と揉み合う場面の撮影中に崖から転落死したもので、事故か他殺か謎のまま時効に…。旅子はその場面に助手役で出ていた。時効管理課の面々や十文字(豊原功補)らから半ば強引に捜査を勧められ、三日月(麻生久美子)と一緒にVHSを見た霧山は、旅子の大ファンに。霧山は4つめの時効事件を冷静に解決できるのか…!?
【脚本・監督 園子温】

#5「キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?」

霧山(オダギリ ジョー)は、時効管理課の面々や十文字(豊原功補)にも多大なる影響を与えた超人気歌手・本郷高志(乃木涼介)の変死事件を調べることに。男の生き様をアツく歌い続けて人々を魅了した本郷は、15年前に王様ゲームでキスした直後、「オッス」と言い残し、謎の死を遂げた。体内から毒物も見付からず、キスの相手・夏川リナ(飯沢もも)は容疑者から外され、その代わり妻で医学的知識も豊富な女医・雪絵(奥菜恵)が最も重要な容疑者として浮上。当時、本郷は数々の浮気現場をスクープされていたからだ。しかし、雪絵のアリバイは完璧だった。霧山と三日月(麻生久美子)は雪絵を訪ね、さらには事件当日に本郷の着替えを取るために雪絵と会った 付き人・及川正義(東幹久)の話も聞く。ふたりの証言が微妙に食い違っていたことから、霧山の疑問は膨らみ…。
【脚本 高山直也、塚本連平  /  監督 塚本連平】

#6「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」

15年前の2月14日に夫を殺し、現在も整形しながら逃亡を続ける茗荷谷かよ子。事件は時効成立まで残すところ3日となり、総武署内でも容疑者逮捕に全力を注ぐよう通達が出るが、みんな半ば諦め気味。一方、霧山(オダギリ ジョー)はニュース番組の中で、時効を迎えた別件の被害者の母親が「時効」そのものに対する疑問を訴える姿を見て心が痛み、趣味の時効事件捜査に嫌気がさしてしまう。そんな折、友人と一緒に万引きしようとした女子高生・真弓(吉高由里子)と遭遇。説教した後に彼女らが盗んだ品をそっと返そうとした霧山は、店主から万引き犯と間違われるが、三日月(麻生久美子)や十文字(豊原功補)も巻き込み、どうにか誤解を解く。反省した真弓はお礼に、3人を母・レイコ(森口瑤子)が経営するスナックへ招待。そこで、レイコを見た十文字は恋に落ちてしまうが…。
【脚本・監督 園子温】

#7「主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!」

昭和43年の三億円事件に酷似した手口で行われた“平成三億円事件”。十文字(豊原功補)が刑事課で初めて担当したこの事件が時効となった日、総武署に不審な女・秋津聡子(葉月里緒奈)から電話が…。「事件について話したいことがある」という。応対した霧山(オダギリ ジョー)は聡子と指定場所で会うことに。彼女は自分が犯人だと言い張り、警察の手ぬるい捜査を告発する手記執筆のために、遺留品が必要だという。霧山は真相を究明し、聡子が犯人だと確定したら、遺留品を返却すると約束。しかしその際に、3億円をどうしたのか聞き忘れ、改めて自宅を訪ねることに。聡子は夫と3人の子供と共に貧乏生活を送る主婦で、盗んだ金はあっという間に使い切り、現在は発明で一山当てようとしているらしい。霧山は話の最中に、聡子がさりげなく隠した、読みかけの手紙が気になる…。
【脚本 岩松了  /  監督 塚本連平】

#8「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

霧山(オダギリ ジョー)は、女子高生・立花律子(真木よう子)がセーラー服のスカーフで絞殺された時効事件を調べることに。律子は朝日ヶ丘大学合格発表の日の夜、当時痴漢被害が続発していた森へ自ら赴き、そこで殺されたらしい。霧山は三日月(麻生久美子)と共に、朝日ヶ丘大学卒業後に同大学数理学部の助教授をしている律子の親友・関ヶ原弥生(櫻井淳子)を訪ね、話を聞くことに。しかし、そこで弥生の話す日本語が少々おかしいことが妙に気になってしまう。さらに霧山は、事件の直前に律子と弥生が合格祝いのために訪れた喫茶店「森の荒熊」へ。マスター(廣川三憲)は前向性健忘症であるため、30年前からノートに記憶を記しているという。そのノートを借りた霧山の目に、ある記述が留まり…。
【脚本 ケラリーノ・サンドロヴィッチ、山田あかね  /  監督 ケラリーノ・サンドロヴィッチ】

最終話「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

時効管理課の温泉旅行の幹事になった霧山(オダギリ ジョー)は、行き先を考えている最中、新しい時効事件を発見。日本のモーツァルト的存在だった天才作曲家・雨田潮(ROLLY)が殺された本件の捜査は、被害者の残した「サリエリ」というメッセージにかく乱され、時効を迎えていた。現場は秘境の塩砦温泉。自腹で時効捜査を続けたため金欠気味の霧山は「最後の捜査になるかもしれない」と覚悟し、定期預金を解約。費用を捻出し、事件の起こった町の派出所へ。警官・林田(笹野高史)の話では、雨田は現在作曲家として活躍する冴島翠(りょう)と、風俗で働いていたアンズ(つぐみ)と三角関係にあったという。後日、冴島を訪ねた霧山は、彼女に何か不審なものを感じる。きちんと殺害現場を検証したくなった霧山は、幹事の特権を行使。課の旅行先を塩砦温泉に決め…。
【脚本・監督 三木聡】

#1「時効の事件には、おいしいご飯の湯気が似合うと言っても過言では無いのだ」

総武署管轄内では、全裸で逃げる空き巣の被害が続出していた。その頃、事件の捜査とは無関係の時効管理課に勤める霧山(オダギリ ジョー)は、たわいもない会話の中で“どうやら趣味がないとまずいらしい”と気付いてしまう。無趣味の霧山は、時効事件の捜査を趣味にしようと決意。そんな霧山の目に止まったのが、15年前に起こった『西総武市における料理学校理事長殺人事件』だった。霧山は交通課の警察官・三日月(麻生久美子)を巻き込み、さっそく捜査を開始することに。やがて被害者の元妻で、現在はカリスマ料理研究家として脚光を浴びる笠松ひろみ(東ちづる)の身辺を探っていくうち、ひろみのアリバイを証言したのが被害者の愛人・水岡由起子(高田聖子)だったことが判明する。霧山は時効事件をどの点から解明するのか…?
【脚本・監督 三木聡】

#2「偶然も極まれば必然になると言っても過言ではないのだ!」

ある日、三日月(麻生久美子)と熊本(岩松了)がラブホテルから出てくる現場を連写した写真を、蜂須賀(緋田康人)が持ってきた。不倫発覚か!? と盛り上がる時効管理課の面々。そんな中、霧山(オダギリ ジョー)は、オリンピック代表候補だった水泳選手・藤山一子(塩山みさこ)とコーチ・小原安雄(田中要次)の心中事件に興味を持つ。ふたりの遺体は別々の場所で発見されたが、以前から不倫関係が噂されていたため、“小原が一子を殺害した後に自殺した”として捜査は進められた。しかし物的証拠がないまま、事件は時効を迎えたのである。霧山はまたしても三日月を引き連れ、当時オリンピック代表の座を一子と争っていた妹・藤山しおり(池脇千鶴)を訪ねる。小原からの最後の電話を取ったのがしおりだったからだ。しかし、霧山には引っかかる点が他にもあった…。
【脚本・監督 三木聡】

#3「百万人に無視されても、一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?」

三日月(麻生久美子)は時効管理課に花を飾ってみるが、霧山(オダギリ ジョー)をはじめ時効管理課の人間は誰も気付いてくれなくてガッカリ。そんな中、霧山はまた時効事件を捜査し始める。政治家への不正献金問題でマスコミの攻撃を受けていた会社の社員・町田拓二(大西武志)が、駅のホームから転落死した事件である。同じホームで電車待ちしていた藤沢郁也(田中哲司)も不正に関与していた疑いがあり、それに感づいた町田を藤沢が殺したという説も出てきたが、現在は藤沢の妻である道子(緒川たまき)が事故死だと証言。殺人の疑いは消えたまま現在に至った。捜査のために当時のニュース映像を見ていた霧山は、その中に出てきた道子の証言がどこか腑に落ちない。証言にしては、あまりにも不可解な表現が含まれていたからだ…。
【脚本・監督 岩松了】

#4「犯人の575は崖の上」

霧山(オダギリ ジョー)がグッとくる時効事件を探していると、蜂須賀(緋田康人)が俳句を詠み始めた。2時間ドラマ・シリーズ『THEアネゴ探偵・寂水先生が行く!!』で、アヤメ旅子(永作博美)演じる寂水が事件解決後に崖の上で詠んだ句だ。 実は熊本(岩松了)も常に選りすぐりの寂水シリーズのVHSを携帯し、ある時効事件のために撮影中止となった回に登場した崖のミニチュアまで持っているほどのマニアぶり。その事件とは、当時寂水を演じていた白河湯舟(広田レオナ)が、犯人と揉み合う場面の撮影中に崖から転落死したもので、事故か他殺か謎のまま時効に…。旅子はその場面に助手役で出ていた。時効管理課の面々や十文字(豊原功補)らから半ば強引に捜査を勧められ、三日月(麻生久美子)と一緒にVHSを見た霧山は、旅子の大ファンに。霧山は4つめの時効事件を冷静に解決できるのか…!?
【脚本・監督 園子温】

#5「キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも?」

霧山(オダギリ ジョー)は、時効管理課の面々や十文字(豊原功補)にも多大なる影響を与えた超人気歌手・本郷高志(乃木涼介)の変死事件を調べることに。男の生き様をアツく歌い続けて人々を魅了した本郷は、15年前に王様ゲームでキスした直後、「オッス」と言い残し、謎の死を遂げた。体内から毒物も見付からず、キスの相手・夏川リナ(飯沢もも)は容疑者から外され、その代わり妻で医学的知識も豊富な女医・雪絵(奥菜恵)が最も重要な容疑者として浮上。当時、本郷は数々の浮気現場をスクープされていたからだ。しかし、雪絵のアリバイは完璧だった。霧山と三日月(麻生久美子)は雪絵を訪ね、さらには事件当日に本郷の着替えを取るために雪絵と会った 付き人・及川正義(東幹久)の話も聞く。ふたりの証言が微妙に食い違っていたことから、霧山の疑問は膨らみ…。
【脚本 高山直也、塚本連平  /  監督 塚本連平】

#6「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」

15年前の2月14日に夫を殺し、現在も整形しながら逃亡を続ける茗荷谷かよ子。事件は時効成立まで残すところ3日となり、総武署内でも容疑者逮捕に全力を注ぐよう通達が出るが、みんな半ば諦め気味。一方、霧山(オダギリ ジョー)はニュース番組の中で、時効を迎えた別件の被害者の母親が「時効」そのものに対する疑問を訴える姿を見て心が痛み、趣味の時効事件捜査に嫌気がさしてしまう。そんな折、友人と一緒に万引きしようとした女子高生・真弓(吉高由里子)と遭遇。説教した後に彼女らが盗んだ品をそっと返そうとした霧山は、店主から万引き犯と間違われるが、三日月(麻生久美子)や十文字(豊原功補)も巻き込み、どうにか誤解を解く。反省した真弓はお礼に、3人を母・レイコ(森口瑤子)が経営するスナックへ招待。そこで、レイコを見た十文字は恋に落ちてしまうが…。
【脚本・監督 園子温】

#7「主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!」

昭和43年の三億円事件に酷似した手口で行われた“平成三億円事件”。十文字(豊原功補)が刑事課で初めて担当したこの事件が時効となった日、総武署に不審な女・秋津聡子(葉月里緒奈)から電話が…。「事件について話したいことがある」という。応対した霧山(オダギリ ジョー)は聡子と指定場所で会うことに。彼女は自分が犯人だと言い張り、警察の手ぬるい捜査を告発する手記執筆のために、遺留品が必要だという。霧山は真相を究明し、聡子が犯人だと確定したら、遺留品を返却すると約束。しかしその際に、3億円をどうしたのか聞き忘れ、改めて自宅を訪ねることに。聡子は夫と3人の子供と共に貧乏生活を送る主婦で、盗んだ金はあっという間に使い切り、現在は発明で一山当てようとしているらしい。霧山は話の最中に、聡子がさりげなく隠した、読みかけの手紙が気になる…。
【脚本 岩松了  /  監督 塚本連平】

#8「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

霧山(オダギリ ジョー)は、女子高生・立花律子(真木よう子)がセーラー服のスカーフで絞殺された時効事件を調べることに。律子は朝日ヶ丘大学合格発表の日の夜、当時痴漢被害が続発していた森へ自ら赴き、そこで殺されたらしい。霧山は三日月(麻生久美子)と共に、朝日ヶ丘大学卒業後に同大学数理学部の助教授をしている律子の親友・関ヶ原弥生(櫻井淳子)を訪ね、話を聞くことに。しかし、そこで弥生の話す日本語が少々おかしいことが妙に気になってしまう。さらに霧山は、事件の直前に律子と弥生が合格祝いのために訪れた喫茶店「森の荒熊」へ。マスター(廣川三憲)は前向性健忘症であるため、30年前からノートに記憶を記しているという。そのノートを借りた霧山の目に、ある記述が留まり…。
【脚本 ケラリーノ・サンドロヴィッチ、山田あかね  /  監督 ケラリーノ・サンドロヴィッチ】

最終話「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

時効管理課の温泉旅行の幹事になった霧山(オダギリ ジョー)は、行き先を考えている最中、新しい時効事件を発見。日本のモーツァルト的存在だった天才作曲家・雨田潮(ROLLY)が殺された本件の捜査は、被害者の残した「サリエリ」というメッセージにかく乱され、時効を迎えていた。現場は秘境の塩砦温泉。自腹で時効捜査を続けたため金欠気味の霧山は「最後の捜査になるかもしれない」と覚悟し、定期預金を解約。費用を捻出し、事件の起こった町の派出所へ。警官・林田(笹野高史)の話では、雨田は現在作曲家として活躍する冴島翠(りょう)と、風俗で働いていたアンズ(つぐみ)と三角関係にあったという。後日、冴島を訪ねた霧山は、彼女に何か不審なものを感じる。きちんと殺害現場を検証したくなった霧山は、幹事の特権を行使。課の旅行先を塩砦温泉に決め…。
【脚本・監督 三木聡】

相関図

スタッフ

【脚本・監督】

三木 聡
岩松 了
園 子温
塚本 連平
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
高山 直也(脚本)

【音楽】

坂口 修

【チーフプロデューサー】

黒田 徹也(テレビ朝日)

【プロデューサー】

横地 郁英(テレビ朝日)
遠田 孝一(MMJ)

【制作】

テレビ朝日
MMJ