第6話[2013年5月22日放送]

 不動産会社の御曹司で、同社の副社長・高梨一弥(滝直希)が、自宅マンション近くで殺された! 月島中央署の面々は遺体発見現場へ急行。だが、凶器どころか、犯人特定の手掛かりとなる指紋や足跡も一切残されていなかった。そんな状況下で、糸村聡(上川隆也)は茂みの中から、包装紙にくるまれたシーサーの置物を発見。続けて、被害者の財布を改めた糸村は首を傾げる。財布自体はセレブらしい高価なものであったが、肝心の中身の金額は少なく、商店街のスタンプカードが入っていた。しかも、被害者がそのスタンプカードで、500円の無料券と引き換えるためのポイントを集めている形跡もあったのだ。

 月島中央署の面々が聞き込み捜査を進めていくと、被害者の妻・優香(水谷妃里)や父・徹弥(谷本一)らの証言から、高梨は昔から女性関係が派手だったことが判明。殺される前日まで出かけていた沖縄旅行も、実は竹下友那(山本紗也加)というエステティシャンとの不倫旅行だった。しかも旅行から戻って以降、友那は消息を絶っているばかりか、イベント会社の社長・西岡毅(RIKIYA)という婚約者がいたというではないか! 月島中央署の面々は友那をめぐるトラブルを視野に入れ、捜査を続行することに。

 やがて、高梨の身辺を調べるうち、結城美奈世(浅見れいな)という女性が捜査線上に浮かび上がる。糸村と刑事課長の水沢響子(斉藤由貴)は、美奈世を訪問。美奈世が高梨との間に駿(藤本哉汰)という子をもうけたものの、高梨とはすでに絶縁状態だということを知る。しかも、遺留品のスタンプカードは彼女の自宅近くの商店街のものだった。糸村と響子は美奈世が何かを隠している気がしてならず…。

 その矢先のことだ。響子は通りかかった工場で、駿とキャッチボールをする工員を見て、はっと息をのむ。その工員・一場克斗(佐藤祐基)、そして工場の経営者・松崎忠男(モロ師岡)は、響子と過去に“ある接点”を持つ人物だった!

ゲスト:浅見れいな 佐藤祐基 藤本哉汰 RIKIYA モロ師岡 ほか
脚本:池上純哉
監督:長谷川康

バックナンバー