2004.10.31 O.A #29
はらこめし

今回のごはん百景は、宮城県、亘理町(わたりちょう)の伝統ごはん「はらこめし」です。亘理町は、お米もおいしいのですが、もうひとつ。はるか彼方の太平洋から、東北の大河、阿武隈川を目指して、鮭が上ってきます。亘理町は、その河口に位置しています。
鮭の「はらこ」と身をふんだんに使った「はらこめし」。この「はらこめし」は、江戸時代この地の漁師が、東北の雄、伊達政宗公に献上したのが始まりだと言われています。
「はらこ」を取り出し、沸騰させた鍋に通して、ほぐします。身は三枚におろして、寿司ネタほどの大きさに切っていきます。特製のダシを使って「はらこ」と切り身に味をつけます。さらにアラを煮込んで、そのダシで新米を炊き上げます。アラからほぐした身をごはんに混ぜ込み、切り身と「はらこ」をふんだんにのせて出来上がりです。
新米に海の幸。亘理町ならではの秋の名物です。

 


レシピ
はらこめし
材料(7人分)
鮭の身 1/4身
腹子 1/2腹
薄口しょう油 大2
濃口しょう油 大3
みりん 大2
大2
砂糖 大2
5カップ


下ごしらえ
1. 鮭の身は一口大の薄切りにします。
2. 腹子は塩を入れて沸騰させた湯(火を必ず止めてから)に入れてクルクルッとさせて薄皮を取り、ザルにあげて、水気を切っておきます。
3. アラをぶつ切りにしておきます。
4. お米は炊く30分位前に研いで、ザルにあげておきます。


作り方
1. 薄口しょう油、濃口しょう油、みりん、酒、砂糖を煮立てます。腹子は必ず火を止めて、この調味料の中に10秒くらい混ぜながら、味をつけて、すぐに取り出します。
再び火をつけ、身を一枚ずつ入れて、火を通し、取り出します。アラを入れてしばらく煮ます。ダシが出たら取り出します。
2. 米に1の汁を加え、足りないぶんは水を足して、普通の水分量に合わせて炊きます。
3. 身の半量はほぐしておき、炊きあがったごはんに混ぜます。
4. 茶碗にごはんを盛り、切り身と腹子をたっぷりとのせます。



ネギと岩のりのみそ汁
材料(4人分)
長ネギ 1本
岩のり 適量
だし汁 4カップ
みそ 大さじ4


作り方
1. だし汁に小口切りにした長ネギを入れてひと煮させます。
2. みそを溶き入れ、ひと煮立ちさせます。
3. 岩のりが入ったお椀にみそ汁を注ぎ入れます。


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