キリスト教プロテスタントの中で保守的といわれている「福音派」。
実はこの「福音派」の信者たちが、ブッシュ大統領の強固な支持基盤となっている。
「福音派」とは、保守的、伝統的プロテスタントで聖書の教えに従う信者たち。ある調査によれば、有権者の四分の一以上が福音派で、福音派など保守的プロテスタントのうち、ブッシュ氏について実に71%が「好ましい」と答えているという。
イベントの参加者の中には「大統領の行動はすべて支持する。神は何らかの理由があって彼を大統領にしたのだから」と話す人もいた。
保守的な福音派信者にとって、同性結婚や妊娠中絶に反対しているブッシュ大統領は心強い味方。
さらにブッシュ大統領の口からは、宗教的な発言が数多く聞かれる。
「自由を守るため米国は決して躊躇しない」
「正義が目標なら民主主義が答えだ」
聖書の一節には「主は虐げられる者のために裁きをし飢える者にパンをお与えになる」「主は捕らわれ人を解き放つ」とある。
信者は「福音派は聖書を神の言葉と崇め、ブッシュ大統領は聖書の教えに誠実な政治家である」という。
10月13日、ブッシュ大統領は「神はすべての人に自由を望み、それは私の外交政策でもある。アフガンにも自由は訪れた。自由は全知全能の神からの贈り物だ」と話していた。
福音派の牧師は「大統領はアメリカの民主主義を守り、世界に民主主義を広める道徳的義務がある。強制はできないが・・・」
すべての福音派信者が、イラク戦争は正しかったと思っているわけではない。
しかし福音派のある信者はこう言う。
「キリストは私たち人間の罪を背負い犠牲になられた。私たちキリスト教徒も他の人々のために命を捧げても同じことをしなければならないんだ」。
「誰かがやらなくてはいけないの。人々が殺されたり恐怖に怯えているのを黙って見ているのは間違ってるわ」
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