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沖縄問題−政府・官僚どうなってるの?
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沖縄復帰後最大級という台風18号の中心部に巻き込まれ、女子アナ時代以来およそ15年ぶりの台風レポートをしてしまいました。米軍ヘリ墜落事故から一ヶ月。引き続き沖縄に居座って基地問題を取材していたからなのですが、この台風18号、実にタイミングが悪かった。沖縄を直撃したのは、ちょうど事故現場である沖縄国際大学で、事故に抗議する大規模な市民集会が予定されている日だったのです。県外からも多くの人が集まり、予想では2万人以上が集結するはずと言われていただけに、主催する人たちは「アメリカは運がいいな」と落胆の色を隠せません。集会が延期されれば、それだけ中央(東京)の人たちの関心も薄れてしまう、と心配しているのです。

そう、沖縄で取材をしていると何度も突きつけられるのが「温度差」という言葉。特に今回の政府の対応は氷点下でした。茂木沖縄担当大臣が現場を訪れたのは、なんと事故から20日後。しかもわずか1時間弱の慌しい滞在で、北方領土視察に行く前のアリバイ作りにしか見えません。「大臣、辺野古には行かないのですか?」と声をかけたところ「行ったことあるから行かない」とのお答え。でもそれは昨年の話であって、今行かなくてどうするの。移設を急ぐわりには全く現地にご興味がないようです。

官僚もスゴイです。今、事故現場周辺では、やむなく店を休まなければならない方や、商品が傷物になった方、家屋が壊れた方の賠償問題が進んでいるため「賠償について聞きたい」と言うと「そんな現地の人が何の関心も持ってないこと聞いてどうするの」とキッパリ。「いや、賠償については皆さんかなり心配しています」と言い返すと「違う!現地の関心は事故後の捜査のことで、賠償なんて聞いたことない!」もう、私ビックリしてしまいました。国民の無関心もさることながら、こんなトンチンカンなリアクションしかしない政府と、沖縄の人々は向かいあっていかなければならないのです。私もこうなったらトコトン取材を続けるつもりですが、沖縄基地問題がもっと国民の関心事として盛り上がるには、何が必要だと思いますか。
(報道ブーメランより)
 

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