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津軽の奥座敷ともいわれる、青森県・温川温泉。十和田湖にほど近く、渓流と原生林に囲まれた秘湯です。青森・秋田両県にまたがる十和田湖は、冬でも凍ることなく青く澄んだ湖面が静けさをたたえています。
そして、その北側には白く染まった八甲田連峰の山々が連なっています。

旅人、大平素子
十和田湖のシンボルとして有名な「乙女の像」。これは詩人であり彫刻家でもあった高村孝太郎最後の作品です。

十和田湖を後にして、温川温泉へと向かいます。旅人を乗せたバス、新聞も届けています。
終点の一つ手前、温川温泉に着きました。宿は一軒だけ、温川山荘です。浅瀬石川に架かったこの吊り橋が山荘の入り口。

十和田湖の北西、浅瀬石川の上流に位置するこのあたりには、美しい渓谷が点在しています。
そんな渓流沿いのブナ林の中にたたずむ温川山荘。木造二階建ての宿です。

山小屋風の喫茶室でホッと一息、あたたまります。
こぢんまりとした温川山荘、部屋は全部で15室。

この静けさに惹かれて、訪れた旅人は数知れず。文豪・吉川英治もその一人。この地で瞑想し、思索を練ったと言われています。吉川英治の句を刻んだ、文学碑が建てられています。
温川山荘主人、菊池康之さん。

翌日、津軽コケシ館へと足を伸ばしてみました。TEL 0172-54-8181。午前9時〜午後5時。
伝統の津軽コケシはもちろん全国十一系統のコケシが、一同に展示されています。

その素朴なたたずまい、津軽コケシの特徴はおかっぱ頭。木のぬくもりが、見る人の心を和ませてくれます。ここでは毎日、コケシ工人によるコケシ作りの実演が行われています。
コケシの絵付けに挑戦してみました。コケシ工人の指導のもと、顔を描いていきます。
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秘湯ロマン
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