自然に湧くお湯の量が日本一と言われる草津温泉。
明治20年創業の老舗旅館「草津舘」は、数ある草津の宿の中でも数軒しかないという自家源泉を持つ宿です。
50度の自家源泉「若乃湯」がそのまま注がれる湯船は、注ぐ量を調節して43度ほどに保っています。強酸性で身体に負担がかかるため、一回の入浴時間は3分程度に、休憩を挟みながら楽しむのがおすすめです。
夕食では、群馬の名産・こんにゃく芋を使用した、手作りの柚子こんにゃくや、地元で採れたふきのとうの天ぷらなどが味わえます。

電話番号	0279-88-2027
料金	15,550円より（一泊二食付・税込）
泉質	酸性・含硫黄—アルミニウム－硫酸塩・塩化物温泉

縄文時代から湧き続けるという「沢渡温泉」。800年前には湯治場として利用され、草津温泉の「仕上げ湯」として親しまれています。
創業350年を超える「まるほん旅館」。
独特な形をした檜の湯小屋は、今から70年以上前、限られた敷地を活かすように造られました。無色透明、弱アルカリ性のお湯は、一度入れば玉のような肌になるという意味から、「一浴玉肌」と言われています。
美しい天井が特徴の婦人風呂。立ち上る温泉の蒸気と、入ってくる外気のバランスを計算して、換気が自然に行われる曲線になっています。

電話番号	0279-66-2011
料金	13,150円より（一泊二食付・税込）
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩・塩化物温泉

伊香保温泉は、400年以上前に最先端の温泉都市として、計画的に整備が行われた湯の町。
創業明治元年の「雨情の湯・森秋旅館」のお風呂には、温泉街の中心・石段の下を流れる「黄金の湯」がかけ流されています。もとは無色透明のお湯ですが、鉄分が空気に触れる事で茶褐色に変わります。
夕食では、群馬のブランド牛「上州牛」のすき焼きや、うどんを根菜と一緒に煮込んだ郷土料理「おっきりこみ」が味わえます。

電話番号	0279-72-2601
料金	13,350円より（一泊二食付・税込）
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉

伊香保温泉の石段を登り、10分ほど歩くとたどり着くのが「伊香保露天風呂」。「黄金の湯」の源泉のそばに造られた共同浴場です。
2つに仕切られた湯船は、片方が42度、もう片方は温めの40度。
湧きたてのお湯が楽しめます。

電話番号	0279-72-2488
料金	入浴料　450円
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉