
ザンキとトドロキ。役を離れているとはいえ、並んで座っているだけで絵になるお二人。
これが名コンビというものなのか、と迫力に圧倒されつつ、お話をスタートさせると、予想以上に愉快な話題が飛び出して…。
まぁ、とにかく2人の世界を楽しんでくださいませ。
いろいろなところで対談はされていると思ったので、HPでこの企画はどうかな?と思ったんですよ。でも、松田さんが面白くするからって…。
松田:面白くするネタを真五が8つ考えてきてますから。
川口:なにぃー!?そういうフリはね、言ったもん勝ちだからね、だめですよ。
あれ、普段はタメ口なんですか?
松田:そうですよ。
川口:前からそうでしたよ。最初っから。たまに敬語だったりするから曖昧な感じですね。
松田:いっしょにご飯食べたあとはよく敬語になりますね(笑)。
川口:何それ?ちょっと、今日は(オレを)陥れる企画なの?
違いますよ(笑)。
でも、お二人にはメルマガのコラムでも助けてもらいましたね。
川口:僕は文章がうまくなりたかったんですよ。本当に小学校低学年レベルだったので。何回か書いているうちにうまくなっていくかな、と思って、なるべく日記とかも書くようにしていたんです。
松田:最近、(こいつ)本を読んでいるんですよ。
川口:なに、ダメなの?
松田:いや、真五らしくないなと。
川口:もともとオレ、文学系だよ。本好きですよ。みんなの前で読んだりはしてなかったけど。ちょっと頼むよ。
松田:(司会者に)あ、ちょっと待ってくださいね。(川口に)どんな感じでいきたい?今日?
川口:別にないよ、普通でいいよ、普通で。
松田:いつもの感じやん、これ。
川口:いい、いい。いつもの感じで。
進めていいですか(笑)?2人の間で打ち合わせとか?
松田:15、16話ぐらいのころは、打ち合わせをしましたね。僕の中でも多少手探りの部分はあったんですけど。すごく芝居に関しては信頼していたので、途中からセリフ合わせすらしなくなって、お互い手の内を見せなくなってきたみたいな。
川口:そう、それがあった。最初だけだよね、初登場のころ15、16話は結構思いがあったので、すっごい打ち合わせしましたけど。
松田:戸田山、ザンキの形を固めないといけない時期だったので打ち合わせしましたけど、途中から何も話さなくなって。アホな話しか。
川口:僕が松田さんを頼っていましたからね。松田さんがいることで、僕の位置的なものも見えてきたし。自分で考えたこと+松田さんがどうでてくるのか、という部分でやっていましたから最初のころは頼ってましたね。結構、普段からこういう風に接してもらったので…。ワケのわからんことばっかり言っている27歳を松田賢二さんは一緒になってバカをやってくれて…。そういう普段いっしょに過ごす時間があって、その影響が多かれ少なかれザンキとトドロキの関係にもあったと思います。だから、違う人が相手だったらこうはいかなかったと思います。
松田:普段からよく話していますし、脚本見たあととか、こないだもオンエアのあと「よかったね」と電話くれたりして。そういうのはうれしいですよね。熱いシーンとか、真剣な大事なシーンだぞ、というときは僕らほとんど話さないですから。その辺、別に打ち合わせはしないけど、ある程度2人で遊んでいたので、(気持ちが)よくわかるというのもあるし。
川口:あれは不思議だよね。パタンとまったく目も合わさないというか、話さなくなるんですよ。重要なシーンの前とか。初めての経験だったですね。
松田:真五に関しては27歳でどうのこうのと自分で言っていましたけど、それぐらいの年になると男ってある程度“男の子の部分”にフタをしていくじゃないですか。そこを全開放でいるコイツが素晴らしいと思うんですよね。フタさえないという。こういう感じで(笑)。
川口:フタあるって。しまんないだけだよ。
松田:これでもすごく珍しいタイプだと思いますよ。
川口:いやもう、言いたかないですけど、心の中ではやっぱ(松田さんを)ずっと尊敬してますね。表に出したくないですけどね、人として尊敬しています。立ち居振り舞い方とか、すごく大人だなと思うときもあるし。
松田:子供だなと思うときもある?(笑)
川口:いや、わざとバカやって、そういう人がなかなかいないと思うんですよね。なんか34だっけ?そういうのがすごいなと。
44、45話は来るべきものが来たという感じですよね。
本を読まれたときの感想は?
松田:本当の意味で2人の集大成ですし、本当の意味でトドロキの独り立ちのサポートがここであるんだなということと……、あれ?質問なんでしたっけ?
川口:あははは。正直、一番最後のシーンをどう変えようかと、こんなにしゃべんなくていいなと一番最初に思ったんすよ。せっかくこれだけのシーンならもうちょっとね、それは松田さんもおっしゃられていたんですけど。せっかくこういう風になるならと。そこばっかり頭がいっちゃって。
松田:イメージが先に膨らんだというのはありましたね。
川口:だから形にするまで悩みましたね。ここで転んじゃうと僕らの半年なり2人の関係を作ってきたものがすごく安くなっちゃうような気がして。それだけ思い入れがあったというか。だから感想というか…、大層なこといえたもんじゃないですけど、僕の持てる限りのイマジネーションを使ってですね…。
松田:最後の2人のシーンとかは陽が結構傾いていて、急げば撮れないことはなかったんですが、監督が集大成だから焦って撮りたくないと。照明さんとか、スタッフのみなさんのこだわりを見てて、いっしょに作ってきたんだなと実感しましたね。
川口:あれは感動しましたね。しかもそのシーンを撮るのに、1日全部使ってくれたんですよ、あのシーンだけで。こだわってくれました。
松田:すごい心意気と愛情を特に感じた回でしたね。
確かに…。うちも最後の川口くんが叫ぶシーンの写真、どんな絵柄を使うか迷ったもんなぁ。
川口:あーあそこ。
松田:ずいぶん苦労してたな、あのシーン。
川口:だいたい全カット、テイク5ぐらいやりましたから。ずっと涙を浮かべていなくちゃいけなくて。だから多分人が見たら頭がおかしくなったと思われましたよ、ずっと「あぁ」って泣き顔やってましたんで。結構、終わったあとはぐったりしましたけど、飯行ったんだっけ、あのとき?
松田:だいたいあーいう後って行っているよね。
川口:すごくおいしかったなぁって。ラーメン行ったんだっけ?
松田:それはいつものコースやな。
まぁ今回の共演は終わりましたが、また一緒に、と思いますでしょ?
松田:すぐやるとアホだと思うので、少し間をあけてまたやりたいですね。そういうときはザンキ、トドロキを超えるものじゃないといけないと思うし、それ以上のものじゃないと意味がないですよね。
川口:先のことわかんないすけど…。このコンビもそうですけど、僕にとってこの番組に出させてもらったということがすごく大き過ぎて、なんか変な話、こういう仕事を選んで、あきらめなくて良かったなと。おれ、あれやりたい、「蒲田行進曲」。ザンちゃんが銀ちゃんで。
松田:風間杜夫さんの役?(今までと)おんなじやん!前は熱いドラマをやりたいなと思っていたんですけど、今はまったく違うものをやりたいと思うので、形はなんでもいいんですけど。違う形で、なんでしょうね。面白ければいいです。
川口:僕も今の話きいて、面白ければいいです(笑)。
個人的には「響鬼」のメンバー全員で刑事ドラマとか面白いかな、なんてね。
川口:あ、いいっすねえ。
松田:どうすればいい、どうすれば。
(2人立ち上がって梶プロデューサーに)
松&川 よろしくお願いしまっす!
では最後に視聴者へメッセージがあれば…。
松田:えっ、うーん。これ「タケデン」のあとですよね。あのコラムとダブらないようなメッセージは…、うーん。
川口:えー、トドロキもそうですね、だいぶ成長してきて…、僕、先言っていい? 本当の意味での独り立ちになりましたが、これからのトドロキを温かく見守ってください。あと「響鬼」を応援してください。僕たちにはヒーローがいる、そんなんでしたよね?
松田:パチパチパチ。ぼ、僕たちには……。ファンの皆さまへということだけにポイントをおきますと、ファンレターとかプレゼントは本当にうれしかったですし、内容も僕をザンキとして見てくれて……ありがとうございました以外ないですね。
そういえばこの間、烈雷のおもちゃを見て、本物と同じ音が鳴ったのには感激したなぁ。
川口:僕なんてもっと感激ですよ、部屋に飾ってますもん、トドロキグッズは。こんな経験できないですもんね、変身できるんだよ。
松田:…うん…。
川口:わかってんの?
あ、松田さんメッセージはもういい?
松田:あーあまり長くしゃべっても分散するんで、ハイ。
川口:だいたい長いんだから。
松田:あ、すみません。
普段からこんな感じなの、2人は?
松田:そうですね、結構うるさいですね。
川口:ウソつけよ、いつうるさかったのよ?
松田:僕、こいつのマイペースに翻弄された年だったんですよ。持ち上げておきますと、男の子のフタの部分で言うと、川口真五のリアルな涙も見ましたし、プライベートな悩みを相談されたりしたのがすごくうれしかったですね。僕とかおっさんになってくると、そういうの見せるの恥ずかしくなるんですけど、こういう少年の部分はすばらしいと思いましたね。ほら、上げといたよ。
川口:(松田さんは)頼りがいありましたよ。全部、ほとんど相談してましたね、日常の。事あるごとに電話してましたね。
それにしても初めて顔を合わせた時、こんな最後は想像してなかったでしょ?
川口:してないですね。
松田:してないですね、それは。トドロキ、ザンキにかかわらずヒーロー番組で師弟関係がリスペクトされる形で、ヒビキと明日夢、京介、イブキとあきらもポイントになっているじゃないですか。それが個人的にはすごくうれしかったですし、子供が見る番組でこういう絆みたいものを提示できるというのはすごいことやっているんだな、と。あとは師弟関係ばかりじゃなく、明日夢ママ、京介、素敵な悪役、日菜佳、香須実がいたわけで、キャストのみんなに感謝というより、自分の仕事としてやってきわけですが、愛着がずっとありますね。 |
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