2005/01/23 細川茂樹 (ヒビキ役=仮面ライダー響鬼)
「オファーをいただいたとき、若い新人の方がやるものだと自分も思っていたので、一世代上の僕がやっていいのかな、という思いがありました。『仮面ライダーやるかもしれない』と周囲に話したら、『2005年からはオッサンライダーか』と言われまして(笑)。自分としてもアクションものができるのも今年が最後かな、と思いつつ、頑張ってみることにしました。とにかく頑張っているなというところが伝わるといいですね」。
 アクションに関しては器械体操に準ずるものだと、僕は思っているんですが、非常に決まりごとがある中でアクションをしなきゃいけないと。JAE(スーツアクター)の方々の動きをじっと見ていると、本当に気をつけてやらないと大きなケガをすると思っています。勢いだけではできない部分もあるので、アクションも石橋を叩いて渡るような感じで、ヒザをかばいながら、腰をかばいながら、そんな感じでやっています。得意ではないんですが、本当に頑張ってやっています。
 ひとつがむしゃらに、という表現が若いうちは良かったりするんでしょうけど、ひとつ落ち着いて物事を考えながら悪と戦う、そういうヒーロー像というか、もしくはあわてないとか、無駄なことはしないとか、省エネな感じのライダーを作っていけたらいいなと思っています。良く言えば“大人のライダー”ということですね。
 お話しをいただいたときは正直、新人の方がやってきた作品と思っていたので、なぜ僕なのかな、というのがあって、納得するまで時間はかかりました。これまで自分がやってきたことを考えて、今『仮面ライダー』、ヒーローをやるというのはどうなのかな、と考えたんです。でも、結局結論を出すに至ったとき、俳優というのは夢を与える職業、夢を与える仕事に携わっているんだったら、一番わかりやすい仕事なんじゃないか、と。(細川が仮面ライダーをやることで)たぶん、えっ、という芸能関係者や役者さんたちから反応があることもあると思います。
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