2005/02/27 五之巻 「熔ける海」
 ひょんなことから念願かなってヒビキ(細川茂樹)と再会した明日夢(栩原楽人)。ヒビキから受験を控えていながら響鬼と魔化魍の戦い、というショッキングなシーンを見せてしまったと頭を下げられるが、逆に「またヒビキさんに会えて良かったです」と本音を吐露。喜ぶヒビキから受験に成功するよう励まされ、明日夢は元気に帰路につく。
 そして、試験に受かるまでヒビキとは会わない、と心に誓う。

 数日後、甘味処「たちばな」では今後の作戦会議を。おやっさんこと勢地郎(下條アトム)によると、かなりのハイペースで魔化魍退治をしなければならないらしい。体力的にはキツイが放っておくわけにもいかない。気持ちも新たにするヒビキだが、 そのころ房総の海岸では童子(村田充)と姫(芦名星)が釣り人に襲い掛かっていた。2人は釣り人を泡のような液体で溶かすと、その体を海の中へ。海からは大きなハサミが現れて…。

 明日夢の母・郁子(水木薫)は仕事の途中、立ち寄ったコンビニの前でイケメンと遭遇。あまりのいい男っぷりに臆面もなくジーッと見とれていると、さすがに男(渋江譲二)は視線に気づく。
「何か?」というと「いいオトコだなって」と返す郁子。男は「ありがとう」とさわやかにコンビニへと消えていく。

 そのころ明日夢は担任の綾先生(水木ゆうな)と個人面談を。他の友達と同じように励ましてくれるかと思いきや、綾先生は「もっと頑張らないと」と苦言を呈す。思わぬ厳しい言葉を重く受け止めてしまった明日夢は、せっかくヒビキと会って手に入れた自信をまたも喪失。自分はそんなに遅れているのか…。明日夢はひとみ(森絵梨佳)らと席を並べて勉強することにさえ気後れを感じ、孤独感を募らせていく。

 鬼の一人・斬鬼が魔化魍の攻撃によって負傷した。犯人は魔化魍バケガニ。世話をする童子はザンキが倒したが、姫がまだ生き延びているという。本来ならヒビキの守備範囲ではないが、ザンキのような弦の使い手がいない今、贅沢は言っていられない。バケガニとは初めて相対することになるヒビキが、ザンキに代わってバケガニを退治することに。

 房総の海岸へやってきたヒビキと香須実(蒲生麻由)は、さっそくディスクアニマル・カニを使って周辺を調査することに。ヒビキはひとりとある岩場へやってくると、DAカニを解き放つ。と、そこへ「鬼さんこちら」という姫の不気味な声が。
 ヒビキは響鬼に変身、タカ、オオカミ、ゴリラのディスクアニマルで攻撃を仕掛けると、炎を浴びせ妖姫を仕留める。

 と、そこへ巨大な魔化魍バケガニが突然現れた。大きなハサミの攻撃をよけながら、音撃鼓をバケガニの甲羅に。が、バケガニは緑色の泡を吹き出すと音撃鼓を溶かしてしまう。
「何!?」。
 思わず驚きの声をあげる響鬼。その響鬼もバケガニの泡を左腕に受け負傷、海中へ逃げざるを得なくなる。

 そのころ甘味処「たちばな」の前では、明日夢がウロウロして…。
脚本 : きだ つよし・大石真司
監督 : 坂本太郎
アクション監督 : 宮崎 剛
 
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