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| 2月5日更新 |
| 大好評!?安藤亮司クンが贈る『武田君はみでか日記!その2』 |
| 『武田君はみでか日記!その2』 | ||
| 今日は、高見兵吾こと柴田恭兵さんに初めて会った時に言われた言葉について書いてみたいと思います。 |
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「お芝居はキャッチボールです!キャッチボールを楽しみましょう」。当時24歳の若僧の僕に真剣な顔でそう言ってくれた。僕は「はい」と答えた。そして、その日は顔合わせだけなので家に帰りもう1度その言葉の意味をよく考えてみた。キャッチボールというのは、言葉のキャッチボール。そして、感情のキャッチボール。 なるほど。せりふを投げ、相手が受け取り、かみしめ。 「僕はいろんなボールを投げます。安藤君はそれをいろんなボールで投げ返してください」とも柴田さんは言っていた・・・なるほど。なるほど。アドリブね。OKです!柴田さん!変化球でもなんでも投げてくださいよ。 |
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そして撮影当日。僕は現場に緊張しながらも足を運んだ。浅かった・・・というか、甘かった。現場が!ではなく、僕の読みが、見解が、考えが。 まず、一般的なドラマの撮影はドライ(リハーサルみたいなもので)から始まる。そして、カメリハ(カメラワークのリハーサル)をやり、ランスルー(本番同様に全員が動く)をやり、最後に本番をやる。 しかし、はみだし刑事は本テスから始まった。【えっ?本テス?】そしてすぐに本番。【あれ?ドライは?カメリハは?ランスルーは?本テスって・・・何?】はい次のシーン。【あ〜っ、キャッチボールが・・・】 本テスが終わると、柴田さんに呼ばれた。そして、監督やカメラマン、照明さんや録音さんがカメラワークの打ち合わせをしているうちに役者だけの練習が始まった。楽しい笑いもありながら、みんな真剣に練習する。やっているうちに、高見さん(ここからは書きやすいので役名で書きます)の言い方が変わる。西崎さんの表情が変わる。 |
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高見さんは、さっき、怖い顔で怒っていたのに、次は優しい顔で怒っている。それにつられて、なんか自分も少し、さっきと違う言い方で言っているのに気づく。【あ〜、キャッチボールだ!そして、試されている・・・】すごく小さな変化の表情を僕に投げて、僕がどう言う顔をするか(できるか)試されている・・・考え過ぎかもしれないけど。みんなはそれを当然のことのようにやっている。がんばらないと。家で台本を読んで考えたこといっぱいやらないと。こっちからも、ボール投げないと・・・。 その日、僕からは1球もボールは投げられなかった。拾って返すので精一杯だった。だから、その日のことを思い出すと、正直、テンパッテいた、そして、圧倒されたくらいしか覚えていない。クールなイメージの西崎さんが、意外と気さくに話しかけてきてくれたのに、僕は【あぁ、風間トオルさんだ】と思ったことくらいしか覚えていない。(スンマセン、トオルさん)武田君の奮闘生活は始まる。 |
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といった具合に、キャッチボールの大変さが分かった僕がいたのですが、今は自分なりにそれを楽しんだりも、できるようになったりもしました。そして、工藤さんと西崎さんのキャッチボールを見ているのが個人的には好きだったりして・・・ この話は来週書きます。それでは、次週。 |
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