● ● ● ● 9月18日「大船渡こどもテレビ局 みんなが伝えたかったこと」 (後編) ● ● ● ●


司 会 吉澤一彦(テレビ朝日アナウンサー) 森葉子 (テレビ朝日アナウンサー)
スタジオ出演 五嶋正治 (東海大学 准教授) ほか

【放送内容】「大船渡こどもテレビ局 みんなが伝えたかったこと」 (後編)
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この8月、岩手県大船渡市三陸町で、<東海大学3.11生活復興支援プロジェクト>の一環として、
地元の小・中学生がテレビ番組づくりに挑戦する「大船渡こどもテレビ局」というメディア・リテラシー活動が行われました。
被災地の小学3年生〜中学2年生まで10人がプロジェクトに参加。
その中には、震災当日上履きのまま教室から避難した子どもたちもいました。

ボランティアの大学生8人がサポートした6日間のプロジェクト。
子どもたちは、3つのグループに分かれて取材したVTRをいよいよ、編集し、仮説の公民館でスタジオ部分を収録。
いよいよ、家族や地域の皆さんを集めて上映会です。

子どもたち3グループのテーマは、それぞれ「大船渡いいとこめぐり」「お父さんお母さんにインタビューしました」「記憶〜未来へ〜」。
編集作業は学生のサポートのもと、パソコンで行いました。
子どもたちは操作をすぐに覚え、自分たちで必要な映像を選び出していきます。

スタジオ収録では手作りのスタジオセットを準備。
3台のカメラと音声ミキサーを使い 進行役、ゲスト、カメラマン、フロアディレクターなども交代で子どもたちが行いました。

そして、3つのグループで制作した38分の「大船渡こどもテレビ局」の番組が完成しました。

プロジェクト最終日、上映会には、家族や地域の人々、
さらには大船渡に滞在していた外国人ボランティアなど約60人が集まりました。

いよいよ、上映会スタート。
子どもたちの素直な気持ちが現れた小学生2つのグループの作品に続いて、
中学生2人が震災後の大船渡中心部を、記憶をたどりながら歩いてリポートした「記憶〜未来へ〜」の上映がはじまりました。
大好きだったショッピングセンター、卒業後のパーティー会場だったホテル…。
大きく変わってしまった大船渡を自分の足で歩いてまわった2人は番組の最後に、あるメッセージを送ります。
子どもたちも大人たちも、そのメッセージをしっかりと受け止めていました。

表現する喜びと、伝えることの難しさ。「大船渡こどもテレビ局」の取り組みは
大人と子どもたちに、何を残したのでしょうか?


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次回の放送は、10月2日(日)を予定しています。