● ● ● ● 3月20日 ● ● ● ●

司会 吉澤 一彦 アナウンサー
上宮 菜々子アナウンサー
出演アナウンサー 小松 靖 
「朝いち!やじうま」 月・火・水 朝4時55分 1998年入社 北海道出身
飯村 真一 
「やじうまプラス」 月〜金 朝6時 1989年入社 静岡県出身
渡辺 宜嗣 
「スーパーモーニング」 月〜金 朝8時 1977年入社 愛知県出身
佐々木 正洋 
「ワイド!スクランブル」 月〜金 昼11時25分 1977年入社 福岡県出身
松尾 由美子 
「スーパーJチャンネル」 月・火・水 夕方4時55分 1998年入社 北海道出身
河野 明子 
「報道ステーション」 月〜金  夜9時54分 2001年入社 東京都出身


【放送内容】
第2回“テレアサfan” 「アナウンサー大集合!トーク to テレビ」
日時;2005年3月3日(木) 午後2時30分 開演  テレビ朝日多目的スペース“umu”

テレビ朝日のお客様と番組出演者・スタッフのふれあいイベント「テレアサfan」の第2弾として、3月3日に行われたイベント「アナウンサー大集合!トーク to テレビ」 の模様を紹介します。テレビ朝日の各生番組に出演しているアナウンサーが一堂に会して、生放送ならではのうらばなしを披露しました。会場のお客様がアナウンサーの仕事を体験するコーナーもあり、出演アナウンサー達と会場に詰めかけた130人のお客様との距離はグッと縮まったようです。


オープニング
  司会の吉澤アナウンサーが「朝から夜まで、各番組を担当しているアナウンサーが、一度に集まることは珍しい。アナウンス部の部会はいつも人が揃わない」と言うと、頷く出演アナ一同。いきなり、現場感漂うトークに、お客様は大爆笑!

 
本番前にすること
 

松尾アナ
「“スーパーJチャンネル”を担当している日は、お昼にロケが入るとお昼ご飯が食べられません。常にかばんの中に食べ物を入れて、いつでもどこでも元気に動けるようにしています」

河野アナ
「テレビ朝日の社員食堂はカフェテリア方式なんですけど、私はいつもトレイ2枚分取っています。センサー式のレジは8点までしか読み取らないので、会計が2回に分かれてしまうんです」

→腹が減っては軍はできぬ。女子アナもしっかり食べます。でも河野アナの食べっぷりには、お客様もビックリ!

 
アナウンサーの健康管理
  飯村アナ
「寝る時はタオルを首に巻いて、マスクをして、加湿器をつけておきます」

小松アナ
「風邪をひかぬよう、筋力トレーニングで体力をつけています」

→アナウンサーはのどが命。みなさん手入れには気を使っているようです。

佐々木アナ
「体のことを考えて、ストレスを溜めないよう、ちょっと一杯・・・」

→いつも、元気一杯の佐々木アナ。その秘訣はお酒のようです。

 
生放送ならではのハプニング
  飯村アナ
「生放送直前にトイレに入っていたんですが、なかなかすっきりせず、時計とにらめっこしながら、納得いくまで用を足し、本番30秒前にぎりぎりセーフ!正直危なかったです」

→生放送を預かるアナウンサーにとって、トイレは大きなテーマ。他のアナウンサーもひと事ではないようです。

 
アナウンサーのオフタイム
  松尾アナ
「仕事以外のところで付き合いのある方々と、飲んで気分転換します」

→出演アナ一同から「松尾さんはお酒が強い!」との声が。さすが宮崎出身、もちろん焼酎大好きです!

河野アナ
「平日が夜型でなので、休みの日も夜の3時くらいに寝て、お昼ごろに起きます」

小松アナ
「朝10時半には会社を出れるので、30過ぎにして教習所に通って、運転免許を取りました」

→担当する番組の時間によって、オフの過ごし方も様々なようです。

 
お客様参加コーナー
  上宮アナが客席に入っていって、会場のお客様を指名。アナウンサーが発声練習の原稿として用いている歌舞伎の演目「外郎売」(ういろううり)の朗読や、佐々木アナの名人芸「夕刊キャッチアップ」に挑戦してもらいました。

初めての体験にドキドキしながらも、「外郎売」を一生懸命読んでくれるお客様を、出演アナが励まします。佐々木アナは、お客様がカメラにかぶらないよう、新聞を斜めから読むのがコツだと、手取り足取りレクチャー。

出演アナによる「外郎売」のリレー読みは圧巻!技のデモンストレーションにお客様はド肝を抜かれていたようです。「夕刊キャッチアップ」はすっかりおなじみのようで、佐々木アナのマシンガントークにお客様から歓声が上がっていました。

 
お客様質問コーナー
  ☆弁舌さわやかで軽妙な話術の秘密は?

渡辺アナ
「小さい頃は目立ちたがりで、銭湯の番台に登って植木等さんの“スーダラ節”を歌ったりしてました。人前で話したり歌ったりするのが大好きでした」

→現在の誠実な様子からは想像がつかないですが、渡辺アナの少年時代はやんちゃだったようです。


☆ 早寝早起きの秘訣は?

飯村アナ
「ぐっすり眠れるように、リラックスするCDをかけています。最近のお気に入りは“男はつらいよ”の寅さんのセリフ集や永平寺の読経ですね」

→このユニークなリラックス法には、お客様だけでなく、他の出演アナ達もびっくり!

 
今後アナウンサーとして目指すこと
  飯村アナ
「アナウンサーとして、常によき日本語を伝えるという使命があると思うので、しっかりやっていきたい」

松尾アナ
「アナウンサーとしての技術は、もっと磨かなきゃいけないけれど、それ以前に、人として間違いのないように、人間力を磨いていきたい」

小松アナ
「先日、お年寄が聞き取りやすいように、生放送でも話のスピードを落としてくれるラジオがあることを知り驚いた。十勝沖地震のときは、北海道に独りで暮らしている祖母を心配したし、また直前には生放送についていました。そんなこともあって、社会的に弱者とされている方々のために、大切な情報を分かりやすく伝えられるよう、しっかりがんばりたいし、その責任が自分にはあると考えています」

河野アナ
「今日は目の前にお客様がいらっしゃっているけれど、普段はカメラの向こう側にいる大勢のお客様のことを想像しながら話しています。その上で、VTRだけでニュースを伝えることはせずに、なぜアナウンサーとして自分がここにいるのかを考え直すと、自分の想いを表現するだけでは足りないと思います。お客様が自分に何を求めているのかを、常に手探りしていきたい」

佐々木アナ
「まず、誠実であれ。(笑)そして正々堂々と、でも、ちょっと謙虚に。これからの時代はもっと研鑚が求められると思います」

渡辺アナ
「自戒として、テレビをなめない。お客様の反応が、自分の想像と違うことがたくさんあります。自分はそんなことを言ったつもりはないのに、違う風に受け取られていることがしょっちゅうあります。日本語の恐さ、難しさを肝に銘じておきたい」

吉澤アナ
「時代の動きが速くて、どんどん進化しないと追いつかない。50歳を過ぎても、日々勉強ということでがんばってまいります」(同期の渡辺・佐々木アナも深く頷いていました)



次回の放送は、4月3日(日)の予定です。