今週のおいしい舞台は、駿河湾を望む静岡県の焼津市。遼河、織田、片岡シェフが、焼津で注目のトマトを求めてやってくる。紹介してくれるのは、75年続く温泉旅館の4代目女将でありながら、トマトの栽培も手掛ける望月美佐さん。彼女が育てているのがフルーツトマト《フルティカ》。地元では「温泉美人トマト」として大人気だそうで、リピーターのお客さんも多数！また、プロの料理人からも熱視線が注がれている逸品だ。3人がさっそく実食すると、遼河と織田は「甘い！おいしい！」と歓喜！片岡シェフも「酸味と甘味とうま味のバランスがいい」と太鼓判を押すのだった。

種の周りのプルプルっとしたゼリー状の部分にうま味が凝縮されているという「温泉美人トマト」。その名の通り、うま味の秘密は“温泉”で、天然温泉の塩分を含んだ塩化物泉が、おいしいトマトを生みだすのだそう。もちろん、望月さんの旅館でもこの「温泉美人トマト」を料理として提供。調理場の担当である望月さんの母親・千代子さんが、夕食に欠かせない副菜「トマトとシラスのおろしポン酢和え」を披露！トマトと大葉をおろしポン酢で和え、そこに焼津産のシラスを合わせたこちらを食した織田は「相性抜群どころの話じゃない！」と箸が止まらないように!!遼河も「ほんと、さわやか」と、お気に入りとなるのだった。
さらに、おいしいトマト、それを用いた料理に火が付いた片岡シェフは、イタリアで定番の万能ソース「ケッカソース」の簡単レシピを紹介！お見逃しなく!!

また3人は、トマトに合う海の幸を探しに鮮魚店へ。キンメダイ、アサリ、平貝など、新鮮でお値打ちの魚介類を購入していく。

そして満を持して、東京・西麻布に店を構えるイタリアンの匠・片岡シェフが腕を振るうことに！まずは、キンメダイのソテーの上に、「温泉美人トマト」をイタリアのグラタン風に焼き上げて乗せ、一緒に食す料理「トマトのオーブン焼き」から。キンメダイでなくても、タイやタラ、カジキなどの白身の魚でも代替ができるそうなので、ぜひお試しを！
やがて、本日のメインディッシュであるトマトと魚介のうま味がたっぷり詰まった「ペスカトーレ」を披露。遼河が「なんたる、贅沢な味！」と感激！織田も「魚介のうま味にトマトの酸味、本当ベストマッチ！」と笑顔に!!

トマト生産者・望月さんが「おいしくて、本当に感動」と唸った絶品…はたしてその出来栄えは!?