過去の放送

2022-05-21「大分県 豊後ぶり」

『豊後水道で育てるブランド魚‘豊後ぶり’』

  • 【ロケ地】大分県佐伯市蒲江
  • 【出演者】堀内さやか(『御料理ほりうち』店主)
         つるの剛士(タレント)

日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。今回は、自分で釣った魚を食べるのが趣味というタレント・歌手のつるの剛士と、東京・新宿荒木町の和食の匠である堀内さやかシェフが、大分県・佐伯市(さいきし)を訪ねる。

今週のおいしい舞台は、大分県と愛媛県の間を流れる豊後水道。リアス式の海岸線が美しい、蒲江(かまえ)の港からつるのと堀内シェフが出航する。この時点で、すでにふたりのテンションはアップ!それもそのはず、豊後水道は関あじや関さばなどのブランド魚の産地として知られており、エサが豊富なために本来なら回遊するアジやサバもここに住み着いてしまうほどなのだとか。そんなふたりが今回狙うのは大分生まれの《豊後ブリ》。脂はとろけるように甘く、うま味もたっぷりのこのブリを養殖する平山さんの案内で、まずは、餌やりを見せてもらうことに。10m四方の生け簀の中には、およそ3000匹ものブリが養殖されており、餌に食らいつく迫力は豪快のひと言!つるのも堀内シェフも「すごーい!すごい!何これ!」(堀内)、「こりゃすごい!うわメッチャいる!」(つるの)と大興奮!!実は、おいしいブリを育てるのにはこの餌が大事だそうで…。つるのも「これが餌なんですか!」と驚く、餌に隠された秘密とは!?ほかにも、水揚げしたブリを鮮度の良いままで出荷できる最新技術の数々を目の当たりし、ふたりは驚がくすることに!

ここで気になるのは、そのお味だが…。つるのと堀内シェフは、地元の道の駅でさっそく実食することに。おいしい刺身をいただくと「えー!何これ、あまっ!」(つるの)、「身がしっかりしてますね」(堀内)と太鼓判!ブリのアラで、うみ味たっぷりのだしを引いた郷土料理「ぶえん汁」にも舌鼓を打ち、大満足の表情になるのだった。

地元では和食だけではなく、フレンチのシェフも認める、養殖の常識を覆すおいしさの《豊後ぶり》。ふたりは今から20年前、《豊後ぶり》の養殖を始めたリーダー・山田さん一家のもとに訪れて、当時の苦労話を聞くのだった。やがて、研究に研究を重ね、大人気食材となった経緯と努力にリスペクトを込めて、堀内シェフが腕を振るう番に!
まず、堀内シェフが紹介してくれるのが「歯応えを楽しんでいただきたい」とのことで、カツオのたたきを応用したブリのたたき。本格的なわら焼きで調理するたたきだが、地元民も食べたことがないそうで…大分の名産であるカボスを絞っていただく、たたきの出来栄えは――!?
そして、“親子丼”ならぬ“ブリ玉丼”も用意!見た目も「映えるわ!」(つるの)と言う変わり種丼だが、山田さんの息子・和洋さんは「すごいうまいっす、めっちゃうまい!」と、箸が止まらない状態に!?いったい、“ブリ玉丼”の全貌とは!?

和食の匠・堀内シェフが「養殖の魚ってこんなにも進化していたんだ」と衝撃を受け、つるのも養殖の未来への継承を懇願!今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!

  • 豊後ぶりの匠
山田久松さん

    豊後ぶりの匠
    山田久松さん

  • 匠の息子
山田和洋さん

    匠の息子
    山田和洋さん

  • 豊後ぶりの匠
平山亮さん

    豊後ぶりの匠
    平山亮さん

  • みちの駅かまえ Buri Laboratory
住所:大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
電話:0972-42-0050

    みちの駅かまえ Buri Laboratory
    住所:大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
    電話:0972-42-0050

  • ムッシュカワノ
住所:大分県佐伯市東町6-26
電話:0972-24-2423
※前日までの完全予約制になります

    ムッシュカワノ
    住所:大分県佐伯市東町6-26
    電話:0972-24-2423
    ※前日までの完全予約制になります

  • 「ブリのたたき(堀内シェフ)」

    「ブリのたたき(堀内シェフ)」

  • 「ブリ玉丼(堀内シェフ)」

    「ブリ玉丼(堀内シェフ)」

  • 「ぶえん汁(地元の料理)」

    「ぶえん汁(地元の料理)」

  • 「ブリのマリネ(河野シェフ)」

    「ブリのマリネ(河野シェフ)」