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2022-03-26「東京湾の猿島わかめ」

『神奈川横須賀市 ワカメ』

  • 【ロケ地】神奈川県横須賀市
  • 【出演者】堀内さやか(『御料理ほりうち』店主)
         つるの剛士(タレント)

日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。今週は、タレント・歌手として活躍するつるの剛士と、東京・新宿は荒木町の和食の匠・堀内さやかさんが、東京湾で育つ、貴重な「猿島わかめ」を求めて神奈川県横須賀市を訪れる!

今回の舞台は、東京湾に浮かぶ無人島で、人気のレジャースポットでもある「猿島」。海で春といえばワカメ!ということで、つるのと堀内さんは、さっそく猿島周辺でワカメ漁を行っている漁師の譲原さんを訪ねる。この日は幸い、250キロから300キロも荷揚げする大漁!そして、このあたりで「猿島わかめ」と呼ばれる品種は、とにかく大きい!!ちなみに、ひと口にワカメと言っても、広がった葉の部分を普通「ワカメ」と呼び、真ん中の茎が「茎ワカメ」、そして、根元に付いているものが「めかぶ」だ。
ここで譲原さんが、最高の食べ方を指南。それが、ゆでる前の「生ワカメ」!これを、しゃぶしゃぶで食すのが一番なのだそう!食欲をそそる磯の匂いが立ち込めて…さっそく堀内さんがひと口ほおばる。すると「歯応えが全く違う、シャキシャキですね!」と歓喜!!つるのは、めかぶをしゃぶしゃぶして…。「コリコリヌルヌルおいしい、これも!」と瞳を輝かせるのだった。

東京湾に浮かぶ無人島・猿島の周辺で、なぜおいしいワカメが育つのかというと、海水に窒素やリンなどワカメの成長に必要な栄養が多く含まれ、大きく育つ条件がそろっているからだそう。また、水の流れが激しいので、身がしまっていると考えられているのだとか。そこに、譲原さんの愛情と手間を惜しまない努力が重なり、まさに三位一体となった「猿島ワカメ」が誕生するのだ!

そんな極上のワカメを用いて、匠が腕を振るうことに!しかもコンセプトは「生産者さんの方々の苦労を身に染みて感じたので、いつもは脇役にされてしまうワカメを、今日は主役で召し上がっていただきたい」とのこと!いったい、どんな料理が飛び出すのか!?

さらに、スーパーで売っているワカメでもおいしく作れる超簡単レシピも紹介!こちらもお見逃しなく!!

漁師の譲原さんもひと口食べて「言葉が出ない!」と感動!つるのも「これだけ苦労されて作られているワカメだから味もひとしお!」と、生産者へのリスペクトが詰まった料理に笑顔あふれる今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!

  • ワカメの匠
譲原 亮さん

    ワカメの匠
    譲原 亮さん

  • 猿島わかめ専門店 よこすか猿麺
住所:神奈川県横須賀市大滝町2-14

    猿島わかめ専門店 よこすか猿麺
    住所:神奈川県横須賀市大滝町2-14

  • 「鍋焼きうどん」

    「鍋焼きうどん」

  • 「ワカメと豚肉のしょうが焼き」

    「ワカメと豚肉のしょうが焼き」