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2022-03-12「ねぎ」

『千葉県松戸市 矢切ねぎ』

  • 【ロケ地】千葉県松戸市
  • 【出演者】吉田多加展(『手打そば 風來蕎』店主)
         遼河はるひ(タレント)

日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。今週は、元宝塚歌劇団のタレント・遼河はるひと、手打ちそばの匠・吉田多加展(たかのぶ)さんが、おいしさで評判のねぎを求めて千葉県松戸市を訪れる!

今回の舞台は、昭和を代表するの佳曲「矢切の渡し」で知られる千葉県松戸市の矢切地区。最近、料理のレパートリーが増えているという遼河が、名曲を一節聴かせてくれている間に、江戸川沿いに広がるねぎ畑が。約3000坪もの広大な畑を管理するのは、ねぎ農家の安川浩市さんとご両親。遼河はさっそく収穫を体験するも、盛り土でしっかりと固められてあるので、なかなか思うようにできず…。浩市さんの父で74歳の大ベテラン・誠三さんの“抜きっぷり”に、思わず感嘆の声を上げるのだった。やがて、改めてチャレンジし、みごとに収穫した遼河が実感したのが、その太さと重さ!!遼河の手首と比べても負けないほどのボリュームで、吉田さんも「普通に考えて手首と比べるもんじゃないから…指でしょ、普通!」と大興奮!どうしてここまで肥えるのかというと、吉田さん曰く「それはやはり地。矢切地区の畑っていうのは水捌けもいいけれど、水持ちもいい…なおかつ肥料の持ちもいい」と3拍子そろっているからだそう。そこに吉田さんの技術が加味され、太くて甘いねぎができるようになったのだとか。

これほどのインパクトのねぎを目の当たりにすると、気になるのはやはり“味”。ということで、新鮮な《矢切ねぎ》を丸かじり…、の前に、安川さんからあるクイズが!?
さっそくひと口ほおばった遼河は「水分すごいじゃないですか!」と、あふれる水気にまず驚き、そして「甘い!あとから辛い!」と変化する味を楽しむのだった。一方の吉田さんも「最後は辛いですけど、梨みたいな、あれぐらいの甘さ感じますね」と、自分が腕を振るう時のことをすでに考えている様子。そして、ねぎ農家・安川さんオススメの食し方が豪快で…。はたして、遼河が「すごっ、カニじゃないよね?甘い!!」と目をパチクリとさせるほどの衝撃だった、その調理法とは!?
さらには、すぐにマネできる、安川家のねぎを使った定番レシピもご紹介!おかずにも、お酒のおつまみにもなるという絶品メニューは必見!!

3年連続で千葉県の知事賞を受賞している安川さんの《矢切ねぎ》。
次は、国産のそばを自家製粉して生み出すそばをはじめ、和洋折衷の創作料理が評判の匠・吉田さんが腕を振るう番に。「この時期のねぎはおいしい」と再認識したとのことで、吉田さんならではのアイデアが詰まったメニューを考案。「この時期にピークを迎える」と語る、あるふたつの素材を組み合わせる逸品とは!?
そして、家庭でもお手軽にできる《ねぎみそ》のレシピ紹介もあるので、お見逃しなく!!

安川さんを「生産者冥利につきます!」と感動させた、極上メニュー。
匠が「ご家族の団結でできている」と語った《矢切ねぎ》を、さらに魅力的に仕立てた今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!

  • 安川浩市さん

    安川浩市さん

  • 「そばがき」

    「そばがき」

  • 「鴨南蛮そば」

    「鴨南蛮そば」