2022-02-26
「立川野菜イタリアン」
『東京 立川野菜&卵』
- 【ロケ地】東京都立川市
- 【出演者】片岡 護(『西麻布 アルポルト』オーナーシェフ)
山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)
日本が世界に誇る食文化の根幹にある「食の知恵」を、全国各地の恵まれた四季の中で育んだ食材や調理法で探求していく『ごはんジャパン』。今週は、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎と日本を代表するイタリアンの匠・片岡シェフが、“東京の春野菜”をたっぷり、おいしく食すべくベッドタウン・立川市を訪れる。特産品でもある《立川ウド》などの新鮮な野菜を思いっきり堪能!
今回の舞台は人口約18万人の東京のベッドタウン・立川市。東京の春の食材を探しに、まずふたりが向かったのが、品ぞろえ豊富な野菜直売所。ここで片岡シェフが、ホウレン草や下仁田ネギのオススメの食べ方を伝授。そのシンプル・イズ・ベストな超簡単レシピもお見逃しなく!ここでふたりの目をくぎ付けにしたのが、春の訪れを告げる山菜のひとつで、独特の香りとシャキシャキした歯応えが魅力のウド。立川はウドの栽培が盛んで、特産品の《立川ウド》は都内生産量1位。さっそく、生産者である須﨑彦義さんのもとを訪ね、ウドを栽培している住宅街に囲まれた雑木林へ。ウドは、室(ムロ)と呼ばれる地下の穴蔵で育つ。しかも、光に当たると赤くなってしまうのでローソクを灯しての収穫作業となるのだが、これには山下も「なんか探検してるみたい…」と興味津々!狭い室の中、身をかがめての作業で採った新鮮な《立川ウド》を、生のまま丸かぶり!すると…。「すごい!シャキシャキ!甘いですね、みずみずしい」(山下)と、自然の恵みを実感するのだった。片岡シェフは、この歯ごたえ楽しい《立川ウド》を用いて、いったい何のメニューを手掛けるのか!?
さらに山下と片岡シェフは、最高のイタリアンの食材を求めて、養鶏場を営む伊藤彰さんのもとへ。ここでのお目当ては、東京都が開発したブランドの《東京うこっけい》。肉も卵もおいしいと言われるうこっけいだが、今日いただくのは一個180円の超貴重な卵!寒い時期、うこっけいは体温を保つためにたくさん食べるので、栄養価がそのまま卵に。まさに旬のこの濃厚な卵を、まずは卵かけご飯で味わうが、伊藤さんから一風変わった食べ方を指南されて…!?
続いて向かったのは、片岡シェフからのリクエストで、ある西洋野菜を育てている農園へ。それが、アンデスが原産の芋の仲間・ヤーコン。でんぷん質が少なく、食物繊維とフラクトオリゴ糖が豊富という、今注目の野菜なのだ。西洋野菜作りの専門家・鈴木富善さんに案内され、生のまま食すと、「梨っぽくもあるし芋っぽくもある。でも甘みがありますね」(片岡)と、このヤーコンをより生かすことができるレシピに思いを巡らせるのだった。
ここで満を持して、山下をはじめ、生産者の皆さんにも集まってもらい、片岡シェフが腕を振るうことに。立川ウド、ヤーコン、ニンジン、玉ねぎ、セロリを千切りにして…なんと、うこっけいの卵がある調味料に!「良い卵を使うとそれだけうま味が増していきます」(片岡)という、驚きの料理とは!?さらに、野菜たっぷりのスープも、うこっけいのありがたい恵みを存分に生かしたメニューに。山下は「んー、あー、おいしい!」と、奥深い味をかみ締めるのだった。そして、メインディッシュは、ニンニクを効かせたあの定番パスタを片岡流に!!いったい、どんなサプライズが待っているのか!?
大都会・東京からほど近い場所でも、魅惑の野菜がこんなにも!片岡シェフいわく「東京のお野菜、食品を見直さなきゃいけない、良い機会になりました」と、目からうろこの今回の『ごはんジャパン』をお楽しみに!
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ウドの匠
須崎彦義さん
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烏骨鶏の匠
伊藤彰さん
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西洋野菜作りの匠
鈴木富善さん
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伊藤養鶏所
住所:立川市西砂町1-67-7
電話:042-531-6587
営業時間:9:00~17:30(お電話でのお問い合わせ・直売所)
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鈴木農園カラフル野菜
住所:立川市西砂町5-6-2
電話:042-531-2392
営業時間:水・土10:00~13:00
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「ゆでほうれん草のサラダ」
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「下仁田ネギのローストマリネ」
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片岡シェフ
「立川野菜とうこっけいマヨネーズサラダ」
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片岡シェフ
「白菜とうこっけいのクリームスープ」
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片岡シェフ
「うどのペペロンチーノ」