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2021-11-20「千葉県君津市 天然マイタケ」

『天然きのこのみそ汁御前』

  • 【ロケ地】千葉県君津市
  • 【出演者】堀内さやか(『御料理ほりうち』店主)
         山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)

11月24日は和食の日。和食といえば欠かせないのがみそ汁ということで、おかずの要らない「具だくさんみそ汁」を紹介!極上の素材を探して見つけたのは香り高い天然の舞茸や、まるでアワビのような味わいの貴重なきのこ。天然のマイタケを使って家庭でも真似できる、おいしいみそ汁の秘訣を大公開する!

房総半島の山あいに位置する君津市は、知る人ぞ知るきのこの宝庫。新宿・荒木町の和食の匠・堀内さやかシェフと、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの山下健二郎が山あいの林道を登り、林を抜けると現れたのが、何とも素敵なログハウス。ここが、きのこ採りの匠・岩田和久さんとの待ち合わせ場所だ。堀内シェフは毎年きのこ採りに出かけるが、まだ見つけたことがないのが天然のマイタケ。他にも貴重なきのこがいろいろあるということで、さっそく出発する。

マイタケはミズナラやコナラの根元に生えているが、匠も100カ所探して、ひとつでもあればいいという貴重なきのこ。見つけたら、踊りたくなるほどうれしいので「舞茸」と名付けられたという説もあるほど。堀内シェフたちが訪れた山は東京ドーム13個分という広さを誇り、しかも歩きにくい!枝をかき分け、岩田さんについて行くと…、モミの木の下に30cmほどの大きさのモミタケを発見!天ぷらにするとアワビのような味わいで、さっそく貴重なきのこを見つけることができた。

その後、松茸によく似ていることから千葉では「房州松茸」とも呼ばれるバカマツタケを発見。岩田さんが用意してくれた七輪で炭火焼にして試食すると、堀内シェフや山下は、強い歯応えやマツタケよりも強い風味に驚きつつ、そのおいしさをたん能する。きのこを探して2時間…。なかなかマイタケが見つからないが、坂を越えて舞茸の生えているブナ科の樹林の森に到着する。岩田さんのアドバイスを頼りに、探すこと30分。ついに堀内シェフが念願の天然マイタケを発見!こうしてこの日は天然マイタケなど、8種類のきのこを手に入れることに成功する。

いよいよ山でお世話になった岩田さんのため、堀内シェフがお返しの料理をふるまう!今回作るのは、収穫したマイタケの香りが存分に楽しめるみそ汁。具材はマイタケとしめじにしいたけやキクラゲと、きのこがたっぷり!さらに旬の野菜や、こちらも今が旬の真鯛も。堀内シェフは家庭でも取り入れたいおいしいみそ汁の技を惜しげもなく披露しながら調理を進めていく。一方、山下は岩田さんのログハウスにあるかまどを借りて、ご飯を炊くことに。やがて完成したのは、おかずがなくてもお腹も心も大満足のみそ汁御膳!ほかほかのみそ汁と炊きたての白米…。日本人の食の原点がここにあり!!

  • 岩田和久さん

    岩田和久さん

  • かずさの森

    かずさの森

  • 「マイタケ香る具沢山みそ汁御前」

    「マイタケ香る具沢山みそ汁御前」