2021-10-16
「新そば&天ぷら」
『神奈川県秦野市 新そばと天ぷらのコラボレーション』
- 【ロケ地】神奈川県秦野市
- 【出演者】近藤文夫(『てんぷら近藤』主人)
前川泰之(俳優)
8月、そばの白い花が畑一面に咲き誇ってから2か月…。今回は秋の味覚・新そばを取り上げる。豊かな香りと爽快な喉越しを一層引き立てるのが、日本を代表する天ぷらの匠の技。江戸前のアナゴに香り豊かな松茸など、季節の味覚を贅沢にそろえて秋の天ぷらそばを披露する!
丹沢山系のふもとにある、神奈川県秦野市。丹沢の山々に降り注いだ雨は数々の清流を生み、秦野盆地の湧き水は日本名水百選にも選ばれている。その名水の里で作られているのが香り高く、喉越しバツグンのそば。この地を訪れたのは、天ぷら職人の近藤文夫さんと俳優の前川泰之。
向かったのは標高450mの山の中腹。山道を登って行くとのぼりを見つける。ここで待ち合わせたのが、そば作りの匠・石井勝孝さんと娘の絵里子さん。石井さんは秦野で62年続く、そば屋の2代目。20年前に受け継ぎ、それまでそば粉は業者から仕入れていたが、納得のいく最高のそばを作るため、そばの栽培も開始した。秦野の名水とこだわりの粉で作るそばは多くの常連客から愛され、そんな父を支えようと、現在は娘さんたちが店に出ている。長女の絵里子さんが接客を仕切り、調理場で腕をふるうのが次女の翔子さんだ。
近藤さんと前川が訪れた高台は、石井さん一家が新たにそば屋を開くために購入した場所。客席からの眺めは最高のロケーション!はるかかなたに相模湾、江の島も顔を出している。絶景の中でさっそく、丹沢そばをいただくことに。石井家自慢の十割そば。近藤さんはつゆをつけず、じっくりそばの風味を味わう。一方、前川はそば好きだった江戸っ子の祖父から習った作法で、つゆにちょっと漬けてそばを食べていく。近藤さんは「田舎そばとは全く違う。こっちの方が全然上品」とそばを絶賛!味の秘密を探るため向かったそばの畑で、石井さんが量より質にこだわってそばの実を育てていることを教えてもらう。
いよいよ近藤さんが、そばの風味に負けない極上の天ぷらを披露する!用意したのは車エビやアナゴなどの魚介類と、松茸を始め、季節の野菜をたっぷりと。まずは摘んだばかりのそばの新芽。葉の部分だけを使い、食材本来の香りが立つよう、薄めの衣で揚げる。その後も近藤さんはそばを引き立てることを考えながら天ぷらを揚げ、そば粉で揚げる一品も!贅沢な天ぷらと石井さん一家が作ったそばはベストマッチ。秋の味覚を極上の技で思う存分たん能する!
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石井勝孝さん・絵里子さん・翔子さん
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丹沢そば本店
住所:神奈川県秦野市堀川541-3
TEL:0463-87-7677
営業時間:平日 11:00~15:00 / 17:00~20:00
土日祝 11:00~20:00
※月曜定休日(祝日の場合は翌日休み)
売れ切れ次第閉店、夜のご来店は予約をお願いします
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「そば新芽の天ぷら」
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「かけそばと松茸の天ぷら」
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「車エビの天ぷら」
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「栗の天ぷら」
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「ピーマンの天ぷら」
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「江戸前あなごのそば粉天ぷら」
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「もりそばと野菜かき揚げ」