家族で楽しめる「貸し農園」が今話題！道具も肥料もすべてそろっているため、手ぶらで行っても大丈夫なのです。神奈川県の綾瀬市にある貸し農園を、俳優の塚本高史とプロフィギュアスケーターの浅田舞、さらに本場ナポリの「世界ピッツァ選手権」で2年連続優勝を果たしたピザ職人・山本尚徳シェフが訪問。山本シェフが世界の技で、夏野菜たっぷりのピザを焼き上げる！

貸し農園を経営する比留川実さんと妻のスミ江さんはともに60代半ば。もともと公務員だった実さんが50歳を過ぎてから農業を始め、そこで得た様々なノウハウを生かして、4年前に貸し農園をスタートさせた。さっそく農園を案内してもらうと、利用してまだ4カ月だという夫婦がズッキーニを収穫しているのを発見。この時期はほかにナスやきゅうり、そしてトマト、枝豆など夏野菜がとれるという。自分で作った野菜を収穫して、新鮮なうちに味わう。それも貸し農園の魅力の一つだ。

さっそく山本シェフたちも貸し農園を体験させてもらうことに。挑戦するのは、枝豆の種まき。浅田は土の柔らかい触感が気持ち良いと語り、塚本も家族でやってみたいとさらに興味津々。農園では意外な野菜のおいしさに出会えるということで、“間引きにんじん”を試食する。これは大きなにんじんを育てるため、成長が遅いにんじんを間引いたもの。大きなにんじんと違って柔らかく栄養価も高い。3人もそのおいしさに大いに驚く。比留川さん夫婦は朝どれ野菜の直売も行っていて、新鮮な野菜がお得に購入出来る。山本シェフはリーズナブルな値段にビックリ。「安い！全部買って帰ります！」とテンションが上がったよう。

貸し農園を訪れるのは、若い家族から年配の夫婦まで本当に様々。実さんとスミ江さんは畑を借りている人たちを丁寧にサポートし、土に慣れていない子どもたちが一生懸命野菜をとる姿に目を細める。実さんは農園に来るみんなを楽しませたいとピザ窯まで自身で製作。採れたての新鮮な野菜がたっぷりそろった上にピザ窯まで！いよいよ山本シェフが世界一の技を披露する!!

今回のピザのおいしさのポイントは、バーニャカウダソース。とても簡単ということで、山本シェフは作り方を伝授する。生地に乗せる野菜は全部で7種類。モッツァレラチーズと粉チーズ、最後にオリーブオイルをかけてピザ窯の中へ入れる。山本シェフはさらに、色とりどりの生野菜と温野菜をバーニャカウダソースで味わう前菜も用意。新鮮な野菜が極上ソースのおかげで一気にメインディッシュに昇格するおいしさだ。そしてついに「7種の夏野菜ピザ・バーニャカウダソース」がみんなの前へ。熱々トロトロで野菜のおいしさがギュッと濃縮。体力を消耗しがちなこの季節に、うってつけの一品が完成した！