過去の放送

2021-06-26「神奈川県 タコ」

『横須賀 8代続くタコ漁師一家』

  • 【ロケ地】神奈川県横須賀市
  • 【出演者】片岡 護(『西麻布 アルポルト』オーナーシェフ)
         夏菜(女優)

この時期に旬を迎えるタコ!ここ数年、東京湾は「タコの当たり年」だという。そんなタコを狙うのは20代半ばの未来の匠。かつて甲子園を目指した根性とパワー全開に、漁業で地元・横須賀を盛り上げようと奮闘している。タコを料理するのは、日本を代表するイタリアンの匠!シーフードを知り尽くした達人がタコのうま味をとことんいかした、シーフードパスタを披露する!!

神奈川県の横須賀市にある新安浦港にやって来たのは、女優の夏菜とイタリアンのグランシェフ・片岡護さん。出迎えたのは、タコ漁師の柴崎さん一家。8代目の好郁さんは現在26歳で、学生時代は野球に打ち込んでいた体力自慢だ。夏菜は好郁さん一家とさっそくタコ漁に出航!好郁さんは両親とともに漁を行い、タコつぼを仕掛けるポイントを決めるのは、横須賀の海を知り尽くしている父親の弥春さんの役目だとか。磯ガニを餌に、45個のタコつぼが付いたロープを7カ所に仕掛けると、今年は江戸前のタコの当たり年ということで、この日も一番の大物を捕ることに成功する。

港では、片岡シェフがお待ちかね!好郁さんたちが戻ると、自慢のゆでダコをごちそうになる。タコのうま味と塩分が絶妙な味わいを生み出す秘伝のゆで汁でタコをゆでること約8分。すると、しょうゆなど何もつけずに食べても、かめばかむほどうま味が広がる。片岡シェフは、タコのうま味がギュッと詰まったこのゆで汁を、自分の店で使っているソースに足して極上のパスタを仕上げることを思いつく。その前に簡単なレシピを一つご紹介。ゆでたタコにローズマリー、ニンニクなどをまぶして衣をつけて20秒ほど揚げれば、香ばしいフリットがあっという間にできるのだ。

タコ漁に加え、好郁さんは時間を見つけてはウェットスーツに着替えてサザエを捕ったり、3年前に独学で始めたカキの養殖に精を出したり。地元の漁師組合の高齢化が進む中、若い力で仕事に打ち込んでいる。そんな好郁さんにぜひ食べてほしいのが、片岡シェフが作る濃厚タコソースのパスタ。タコはもちろん、好郁さんが捕ったもの。たっぷりのタコを細かく刻んでホールトマトとともにじっくりと煮込み、タコのうま味が詰まった、柴崎家・秘伝のゆで汁を投入!さらに、好郁さんが捕ったものを使って前菜のタコとサザエのフリットも用意する。片岡シェフが絶品イタリアンで、漁師としてさらなる成長を目指す好郁さんにエールを送る!!

  • タコ漁師 柴崎好郁さん

    タコ漁師 柴崎好郁さん

  • タコ漁師 父 柴崎弥春さん
     母 浩美さん

    タコ漁師 父 柴崎弥春さん
         母 浩美さん

  • 新安浦漁港直売所
住所:神奈川県横須賀市平成町3-4
営業時間:月・金・土・日の10:00~15:00営業
※前日が時化の場合休み

    新安浦漁港直売所
    住所:神奈川県横須賀市平成町3-4
    営業時間:月・金・土・日の10:00~15:00営業
    ※前日が時化の場合休み

  • オーシャンダイニング KUROHUNE 横須賀中央店
住所:神奈川県横須賀市若松町3丁目16番 中央武田ビル1階
電話:046-823-9622

    オーシャンダイニング KUROHUNE 横須賀中央店
    住所:神奈川県横須賀市若松町3丁目16番 中央武田ビル1階
    電話:046-823-9622

  • 「タコとさざえのフリット」

    「タコとさざえのフリット」

  • 「濃厚タコのラグーソースのパスタ」

    「濃厚タコのラグーソースのパスタ」