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2021-06-12「房州びわ」

『肉厚&ジューシー 房州びわ』

  • 【ロケ地】千葉県富浦市
  • 【出演者】成田一世(『Scene KAZUTOSHI NARITA』シェフ)
         長濱ねる(タレント)
         真壁刀義(プロレスラー)

千葉県の南房総市で、今が旬のフルーツと言えば、みずみずしくて香りも最高の名物「房州びわ」!2017年にアジアのベストパティシエに選ばれた成田一世シェフも、そんなビワに惚れ込んでいるという。成田シェフは今回、世界の高級レストランでも採用されている最新の技術を駆使して作る、ひんやり甘~い「スペシャルサンデー」を披露する!

成田シェフとともにビワの街・南房総市を訪れたのは、小さいころからビワが大好きだったという長濱ねると、子どものころに道端になっているビワを取って食べていたと、やんちゃな思い出を語るプロレスラーの真壁刀義。ビワは日当たりのいい斜面で作ることが多い中、3人が向かったのはビワ農家の巨大なハウス。成田シェフたちを南房総を代表するビワ作りの匠・穂積昭治さんと、娘の優子さんが出迎える。

ハウスの中はまるで熱帯植物園!高さ3mのビワの木が生い茂り、収穫を迎えた果実に1つ1つ袋がかけられている。76歳の昭治さんは器用に木に登り、ビワを収穫。年齢を感じさせない動きに、成田シェフたちも驚くばかり。さっそく真壁や長濱もチャレンジ!すると意外にも長濱が…!?取れたてのビワを試食すると、長濱は「すごいツヤツヤみずみずしい」と大興奮し、真壁もそのジューシーさに驚く。ビワは栄養価も高く、暑くなるこれからの季節にピッタリなフルーツなのだ。

高級フルーツの名店でも高値で売られている昭治さんのビワ。甘くてジューシーな実を育てるため、間引きや袋付け、さらに商品価値を高める産毛の扱いまで細心の注意を払っている。優子さんはもともと家業を継ぐ気はなく会社勤めをしていたが、実家のビワを会社の同僚たちに贈ったところ、誰もがそのおいしさを絶賛。そこで父の技を受け継ぐことを決意し、ビワ作りに励んでいる。

親子でビワを作る昭治さんが毎年心配なのが、台風の被害。おととし、台風15号が千葉県全域を襲った時は農家を続けられるかどうか、わからないほど甚大な被害を受けたという。それでも、房州びわの火を絶やしたくないとあらゆる手を尽くす昭治さんと優子さんを応援すべく、成田シェフが腕を振るう!作るのは「房州びわのスペシャルサンデー」!! ビワをガスバーナーで焼いたと思ったら、真空包装にするなど、驚きの技を披露する。「ビワは生が1番!」と語る昭治さんもこのサンデーを大絶賛!優子さんも生じゃないのに生っぽいと不思議そうに。ビワの甘味と香りが生きるサンデーが、南房総に初夏の到来を告げる!

  • 穂積昭治さん

    穂積昭治さん

  • 穂積優子さん

    穂積優子さん

  • 「房州びわのスペシャルサンデー」

    「房州びわのスペシャルサンデー」