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2021-05-22「あなご」

『東京湾 江戸前あなご』

  • 【ロケ地】神奈川県横浜市
  • 【出演者】小林雄二(『青華こばやし』主人)
         前川泰之(俳優)
         木ゆりあ(女優)

横浜市金沢区。目の前に広がる東京湾でとれるのは、江戸前のあなご!今回の主人公はここ柴漁港で初めてあなご漁を始めた齋田芳之さん。その伝統の漁師のもとに弟子入りする若者が増えているという。初夏の東京湾で齋田さんがとった黄金あなごを使い、和食の匠・小林雄二さんが、贅沢な炊き込みごはんを披露する!

今、注目を集める漁師がとる黄金あなごを求めて柴漁港にやってきたのは、小林さんに加えて前川泰之と今回初登場となる木ゆりあ。齋田さんの船に乗せてもらい、“あなご筒漁”を見学する。前日に仕掛けた漁場に到着すると、水深20~30メートルの浅瀬に沈められた約600本の筒を1本ずつ引き上げていく。すると、中からまるまるとしたあなごが続々と!初夏に柴漁港で上がるあなごのほとんどが、金色に輝く“黄金あなご”と呼ばれ、脂の乗りも最高だとか。

手間をかけてとったあなごは横浜市中央卸売市場へ。齋田さんのあなごはプロも認める高い品質を誇っている。齋田さんは700年続く漁師一家の出身。現在65歳の齋田さんが漁師になったのは40年前のことであなごの資源保護を考えた筒漁を広めた活動が高く評価され、今は漁師を目指す若者たちの教育に力を入れている。齋田さんと一緒に漁をしているのは緒川颯太くん22歳。去年11月から齋田さんの元で漁師を目指しているのだ。

齋田さんと緒川くんを招待して、和食の匠・小林さんがいよいよその技を披露する!潮風が気持ちよい港で作るのは、黄金あなごを存分に味わう炊き込みごはん。小林さんは自分の店から持ってきた焼き台に火をつけて準備もバッチリ!「柴のあなごは脂が乗っていて、たまらないですね」と語りつつ、鮮やかな包丁さばきであなごを調理する。骨からはいい出汁が出るそうで、小林さんはあなごを無駄にすることなく使っていく。今回は、香ばしく焼いた焼きあなごと、ダシで炊いた煮あなごの2種類のあなごを披露!パリふわ食感がたまらない、極上の炊き込みごはんが完成!

  • 齋田芳之さん

    齋田芳之さん

  • 「あなごの炊き込みご飯」

    「あなごの炊き込みご飯」