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2021-05-01「千葉県 ホンビノス貝」

『大きくておいしい!東京湾の救世主 ホンビノス貝』

  • 【ロケ地】千葉県市川市
  • 【出演者】結城 優(『アノカド(anocado restaurante+)』オーナーシェフ)
         夏菜(女優)

さわやかな海風に吹かれて東京湾に船出したのは、女優の夏菜と日本を代表するパエリア職人の結城優シェフ。二人が探しに来たのは、ハマグリのように大きくて、アサリよりもうま味がたっぷり!しかもお求め安い値段で、今注目を集めるホンビノス貝。今回は、そんな貝のうま味を余すところなく引き出して、海の幸が満載!極上のパエリアをお届けする!!

結城シェフたちが訪れたのは、東京湾の一番奥にあたる市川沖。三番瀬と呼ばれる干潟には様々な生物の生息地として重要な湿地が広がり、餌を求めて野鳥も集まる、都会のオアシスになっている。ホンビノス貝は三番瀬のすぐそば、江戸川の河口付近で採れる。ここで漁師の打野直人さんと須藤由紀さんと対面。二人は婚約中で、由紀さんはエステティシャンから漁師に転職したという。夏菜は打野さんたちに教わりながら、ホンビノス貝採りに挑戦する。

打野さんたちが漁に出るのは、朝の5時半。漁に出て3年になる由紀さんのテキパキとした仕事ぶりや、結婚前とはいえ、まさに“夫唱婦随”で作業を進める打野さんたちの漁の様子を見ていく。夏菜と結城シェフはシコシコした食感が絶品の、漁師メニューをふるまってもらう。シンプルに湯引きで食べるのだが、より甘味を感じられるとか。夏菜は「思っていたより100倍おいしい!」と大盛り上がり。身が大きいから、ハマグリのように浜焼きもお勧めだという。

結城シェフによると、クラムチャウダーにも使われているというホンビノス貝。ミルクにも負けない強さで存在感を主張している。かつては値段が安すぎて商売にならなかったこの貝が注目を集めたのは、東京湾に青潮が発生した7年前のこと。アサリが青潮でほぼ壊滅状態となり、環境の変化に強いホンビノス貝が救世主となったのだ。

今では豊洲市場でも人気のホンビノス貝を結城シェフが絶品のパエリアに仕上げる!せっかく東京湾に来たので、漁師さんに見せてもらった新鮮な魚の中から、スズキをチョイス。結城シェフはホンビノス貝の魅力を引き出すためのテクニックを披露しつつ、調理を開始する。ホンビノス貝にスズキに追加の魚介類や野菜、最後にお米を投入! こうして食材の切り方にもこだわり、食べることの喜びにあふれたパエリアが完成する。一口ごとに広がる、バラエティー豊かな食材の風味を思う存分味わいたい!

  • 匠
打野直人さん


    打野直人さん

  • 匠のパートナー
須藤由紀さん

    匠のパートナー
    須藤由紀さん

  • 「ホンビノス貝の湯引き」

    「ホンビノス貝の湯引き」

  • 「ホンビノス貝の浜焼き」

    「ホンビノス貝の浜焼き」

  • 結城シェフ
「ホンビノスと春野菜パエリア」

    結城シェフ
    「ホンビノスと春野菜パエリア」