過去の放送

2021-04-24「金目鯛」

『三浦半島の初夏の幸を握る!』

  • 【ロケ地】神奈川県三浦市
  • 【出演者】小野淳平(『鮨屋小野』店主)
         長野 博(V6)

芸能界屈指の食の探究者・V6の長野博が番組初登場! 調理師免許や野菜ソムリエの資格を持ち、中でも魚が大好物ということで、今回のテーマは「江戸前寿司」。食の激戦区である東京・恵比寿の匠、小野淳平さんとともに神奈川県の三浦半島を訪ね、今が旬の三浦の魚を職人魂を込めて握ってもらう!

真新しい漁船の上で、長野と小野さんを迎えてくれたのは、漁師歴30年の大ベテラン、鈴木俊哉さんとその後を継いだ、息子の元貴さん。後継ぎが出来たので、新しく造ったのがこの漁船「一郎丸」だ。見た目がクルーザーのような船に、長野も乗せてもらうことに。「海の男に見えます?」と長野も満面の笑みを見せる。鈴木さん一家は民宿も経営。祖母のイチ子さんを筆頭に俊哉さん家族、元貴さん夫婦と3人の子どもたちと大家族で長野たちを歓迎する。料理の担当は元貴さんの母・優子さんと、祖母のイチ子さん。この日は豪華な金目鯛とヒラメのお造りを客人のために用意した。鮮度、歯ごたえ、風味…。どれを取っても文句なし!

鈴木さん親子が漁に出るのは、午前3時半。元貴さんは操縦だけでなく、漁のポイントを探すのも任されている。この日は金目鯛狙い。空がうっすら白み始めるころ漁場に到着し、他の船も続々と集まる中、午前6時前に漁が始まる。金目鯛は1本釣りなので、仕掛けが絡まないように他の船と距離をあける必要があり、元貴さんは多くの事に気を遣いつつ、さらに漁師の大先輩である父の仕事ぶりからたくさんのことを学び、漁をしていく。

一方で元貴さんはまだ幼い子どもたちに魚や海とふれあう機会を積極的に作っているとか。かつて自分がそうしてきたように、小さいうちから漁業に関心を持ってほしい…。俊哉さん、元貴さん、さらに子どもたちの温かな営みを見ていた長野も、自然と笑顔に。

小野さんは鈴木さん一家を恵比寿にある、隠れ家のような自分の店に招待。江戸前の技を駆使した、握りの数々を味わってもらう。一貫目は、江戸前寿司の定番「スミイカ」から。次に春が旬のマダイを丸2日間、昆布締めしてそこにもう一手間かけたものを。さらに鈴木さん親子が獲ったアジや金目鯛へと続く。同席していた長野は、小野さんの繊細な包丁さばきにほれぼれ。小野さんは金目鯛をメインディッシュでなく、“メインフィッシュ”と呼び、串を打ってわら焼きにする。何とも香ばしくて、その匂いが食欲をそそること。自分たちの釣った魚が極上の一品になり、それを味わえるなんて…。これぞ漁師冥利に尽きるというもの!

  • 鈴木俊哉さん

    鈴木俊哉さん

  • 鈴木元貴さん

    鈴木元貴さん

  • 民宿 釣船 一郎丸

住所:〒238-0104 神奈川県三浦市南下浦町松輪578
電話:046-886-1684

    民宿 釣船 一郎丸

    住所:〒238-0104 神奈川県三浦市南下浦町松輪578
    電話:046-886-1684

  • 「旬の刺身活き造り」(鈴木優子さん)

    「旬の刺身活き造り」(鈴木優子さん)

  • 「スミイカの握り」

    「スミイカの握り」

  • 「真鯛の昆布締め」

    「真鯛の昆布締め」

  • 「アジの握り」

    「アジの握り」

  • 「金目鯛のあぶり」

    「金目鯛のあぶり」

  • 「ひじきのちらし寿司」

    「ひじきのちらし寿司」