過去の放送

2021-03-06「ヒラメ」

『春の三浦半島 海の幸』

  • 【ロケ地】神奈川県横須賀市
  • 【出演者】日良実(『アクアパッツァ』オーナーシェフ)
         峰 竜太(俳優・タレント)
         下嶋 兄(タレント)

一足早い春が訪れている、神奈川県三浦半島。ここに、日々がんばっている“未来の匠”がいる。12年前に脱サラして漁師に。新鮮な海の幸をお客さんにいち早く届けたいとSNS活用して、魚の新たな楽しみ方を紹介。そんな若き漁師に、海鮮イタリアンのグランシェフが三浦半島の幸をいかして、魚介のうま味たっぷり!スペシャルパエリアを提案する!!

神奈川県横須賀市、長井は県の景勝50選にも選ばれた荒崎海岸や、相模湾越しの富士山が楽しめるエリア。そんな絶景が望める港を、峰竜太と息子でタレントの下嶋兄がイタリアンのグランシェフ、日良実さんとともに訪問。出迎えてくれたのは漁師になって12年目、宮川聡さんと奥さんの良子さんだ。中古車販売の営業マンをしていた宮川さんは、漁師だった祖父の姿に憧れて転職。3年間、定置網漁での修業をしながら、夜は居酒屋でアルバイトを。一方、良子さんはシラスの加工場で働き、夫婦二人三脚で子育てをしながらお金をためて、船や網を購入して独立。さらにその1年後には、会って話せる漁師になりたいと海の目の前に直売所をオープンしたという。

直売所では、相模湾でその日に捕れた魚や夫婦で作った加工品を写真でとってSNSで紹介。漁具倉庫を改装した店では新鮮な魚はもちろん、魚種の豊富さをいかして、夫婦が仲良く丁寧な作業で作った干物も人気商品になっている。年間100種類も作る干物の中から、日シェフたちはイタリアンバジルソルトで味付けをしたメアジの干物を試食。コクのある脂ののった干物にイタリアンバジルの爽やかな風味が相性抜群!日シェフも「トマト添えて、オリーブオイルかけてもいいですよね」とその味を気に入ったようすだ。

シェフは現場で思いついた干物の即興レシピを披露。こんがり焼いたタチウオの干物に、マヨネーズとケイパーを混ぜて、レタスなどと一緒にパンに挟めば、イタリアでポピュラーなサンドイッチの“パニーノ”の出来上がり!調理時間はたったの10分。何とあるフルーツが隠し味に使われているこの一品は、宮川さんのお店でもテイクアウトメニューとして出せるようにとの日シェフからの提案でもある。

シェフはもう一皿、祖父から漁師としての伝統を受け継ぎながら新たな魅力を発信している宮川さん夫妻のために、思わず写真を撮りたくなる、スペシャルパエリアを作ることに。今回は宮川さんがとったヒラメを主役に、「三浦半島の春」を表現するという。たくさんの鮮魚に香味野菜、そこにパエリアといえばトマトベースが多い中、“昆布だし”も加える。さらにライスの代わりにパスタを投入。完成した一品は海の幸満載で、香りも豊か。わくわくの春の味がこの一皿に到来!

  • 宮川 聡さん

    宮川 聡さん

  • 網元房竹丸直売所
住所:神奈川県横須賀市長井3-46
TEL:046-857-1832
*土日祝のみ 9時~16時営業

    網元房竹丸直売所
    住所:神奈川県横須賀市長井3-46
    TEL:046-857-1832
    *土日祝のみ 9時~16時営業

  • アクアマーレ
住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1 横須賀美術館内
TEL:046-845-1260
営業状況はお店のHP等でご確認ください

    アクアマーレ
    住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1 横須賀美術館内
    TEL:046-845-1260
    営業状況はお店のHP等でご確認ください

  • 「タチウオの干物とイチゴのパニーノ」

    「タチウオの干物とイチゴのパニーノ」

  • 「魚介のパスタパエリア」

    「魚介のパスタパエリア」