過去の放送

2021-01-23「宮城県 白菜」

『仙台伝統白菜で豪華!海鮮寄せ鍋』

  • 【ロケ地】宮城県仙台市
  • 【出演者】小林雄二(『青華こばやし』主人)
         矢田亜希子(女優)

寒さが厳しくなると、鍋料理が恋しくなるもの。そこでがんばる人のチカラになる「勝ち飯」となる、鍋料理の極意をご紹介!鍋料理に欠かせない食材を求めて宮城県の仙台市を訪ねたのは、ミシュランの星を11年連続で獲得している和食の匠、小林雄二シェフと女優で1児の母、矢田亜希子。子どもに野菜を食べてもらいたいといろいろな工夫をしている矢田に小林シェフが教えるのは、子どもにも是非食べてもらいたい、野菜と魚がたっぷり!免疫力アップの「海鮮寄せ鍋」

宮城県の仙台市は人口109万人。東北地方一の大都市でありながら、「杜の都」と呼ばれるほど、自然も豊か。小林シェフたちが向かったのは、仙台の伝統野菜・仙台伝統白菜の畑。作業していたのは農家の萱場哲男さんと、息子の哲也さん。哲男さんは江戸時代から続く農家の9代目で、年間150種類以上もの野菜を作る匠だ。その中で、約100年前から作られている伝統の仙台伝統白菜は刈り取るのも、昔ながらの道具“白菜切包丁”を使う。

柔らかくてみずみずしいのが、仙台伝統白菜の特徴。小林シェフと矢田が生で試食すると、トウモロコシのような甘さにビックリ。実は仙台伝統白菜を育てるのにはとても手間がかかる。それでも哲男さんたちは我が子のように、大事に育てている。そこにはこんな理由があった。10年前の東日本大震災のときのこと。仙台平野を津波が襲い、塩害のために、多くの作物が育たなくなったが、塩害に強い仙台伝統白菜は大きく育ったのだ。その姿に「ここで折れてはダメだ」と勇気をもらったという。

小林シェフと矢田は、仙台伝統白菜の甘味を生かした絶品メニューを味わうことに。哲男さんの妻である市子さんが腕を振るう農家レストランで出されたのは、冬のスペシャルメニュー、仙台伝統白菜を豪快に焼き上げた…白菜のグリル!アンチョビとチーズを合わせた、特製のソースが食欲をそそる一品だ。さっそくいただくと、とにかく白菜が甘い!小林シェフは「こういう甘味のある白菜だったらシンプルに白菜がメインになるような料理を作りたいですよね」と何やらインスピレーションが湧いた様子。

家族一丸となって野菜を作り、様々な形でおいしさを届ける萱場さん一家のため、今度は和食の匠、小林さんが料理をふるまう。がんばる人のチカラになるごはん「勝ち飯」に選んだのは、「海鮮白菜鍋」!「勝ち飯」の3要素の一つ、「野菜」はもちろん、哲男さんたちが作った仙台伝統白菜!丁寧に時間をかけ、今回の海鮮鍋に欠かせない炭台にする。「勝ち飯」の二つ目の要素「良質なたんぱく質」は大きなヒラメ!2キロオーバーの極上品を使う。さらに3つ目の要素は、「うま味の効いた汁物」。お鍋そのものがうま味の効いた汁物だが、今回はシイタケも投入する。温まってチカラがつくこのお鍋、シメの雑炊でますますパワーアップ!「勝ち飯」の要素はこれで満点だ!

  • 萱場哲男さん

    萱場哲男さん

  • 萱場市子さん

    萱場市子さん

  • もろやファームキッチン
住所:宮城県仙台市若林区荒井字東87‐2 ヤマカビル2F
TEL:022-288-6476
FAX:022-288-6418

    もろやファームキッチン
    住所:宮城県仙台市若林区荒井字東87‐2 ヤマカビル2F
    TEL:022-288-6476
    FAX:022-288-6418

  • 旬野菜の贅沢ランチ(萱場市子さん)

    旬野菜の贅沢ランチ(萱場市子さん)

  • 海鮮白菜鍋(小林シェフ)

    海鮮白菜鍋(小林シェフ)

  • 雑炊(小林シェフ)

    雑炊(小林シェフ)