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2020-11-07「サツマイモ」

『三島伝統のサツマイモ 三島甘藷』

  • 【ロケ地】静岡県三島市
  • 【出演者】伊原靖友(『ツオップ』オーナーシェフ)
         長濱ねる(元欅坂46)

絶景の富士山を望む静岡県三島市も秋本番。パン職人の伊原靖友さんと元欅坂46の長濱ねるがこの地を訪ねる。三島は知る人ぞ知るサツマイモの産地。ここで採れるサツマイモは「三島甘藷」と呼ばれ、昭和初期に日本一と謳われた伝統あるサツマイモだ。伊原シェフは今回、三島甘藷の良さを活かしつつ、巧みな技で今まで味わったことのない新食感のパンを作り上げる!

伊原シェフと長濱は、三島甘藷作りの匠、平野光直さんと奥様の正美さんを訪問。平野さんは市内15か所に点在し、大小合わせて広さが東京ドーム半個分あるという畑で三島甘藷を育てている。平野さんが作る三島甘藷はホクホクの食感が自慢!掘りたてはキレイな紫色で、とても瑞々しい。三島の土は水はけの良い富士山の火山灰土と、肥料を蓄える力が2倍の関東ローム層の赤土なので、ホクホクの三島甘藷が育つとか。

平野さんが三島甘藷作りを始めたのは19年前のこと。東京農業大学を卒業後、生花店に就職したものの、故郷への思いが強くなり祖父母の畑を継いだという。「三島甘藷っていうのはちょうど祖父母がやっていて、昭和初期のころ日本で一番高くて一番有名なブランドのサツマイモだったんですよ」と平野さん。幼い頃に食べた三島甘藷の味が忘れられず、その味を今も追い求めている。奮闘する父親の背中を見て育った4人の子どもたちは、平野さんを後押ししてくれる存在。うれしいことに、高校3年生の長男の志望校は両親と同じ東京農業大学。三島甘藷作りを受け継ぎたいと語っている。

伊原シェフは三島のカフェに薪釜をセッティングし、平野さん一家のために三島甘藷のフルコースを振舞うことに。作るのは、三島甘藷のホクホク食感を活かしたパン。午後7時、お腹ぺこぺこの子どもたちを連れて、現れた平野夫妻の前には数種類のパンが。どれも三島甘藷の甘さがいいアクセントになっている。さらにメインディッシュとして、三島甘藷をふんだんに使ったインパクトいっぱいの巨大なパンが登場!サツマイモだけに“黄色い歓声”とともに、いただきまーす!

  • 平野光直さん

    平野光直さん

  • 「三島甘藷のあんバターサンド」

    「三島甘藷のあんバターサンド」

  • 「三島甘藷のクリームパン」

    「三島甘藷のクリームパン」

  • 「三島甘藷のカレーパン」

    「三島甘藷のカレーパン」

  • 「三島甘藷のミルフィーユパン」

    「三島甘藷のミルフィーユパン」