過去の放送

2020-09-12「金アジ・カツオ」

『相模湾の幸で豪華海鮮丼』

  • 【ロケ地】神奈川県平塚市
  • 【出演者】小林雄二(『青華こばやし』主人)
         高橋文哉(俳優)

神奈川県の中央南部に位置する、平塚市。朝どれの鮮度抜群の魚を買える「地どれ魚直売会」で知られ、高くても買う価値のある魚が…アジ。そんなアジの中でも、黄金に輝く金アジはぷっくりと膨らんで脂が乗っている20センチ以上ある大きな身が特徴だ。

ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)には相模湾の新鮮な海の幸があがり、漁師歴36年、定置網漁を行う日海丸の船長、田中邦男さんは息子の勇輝さんや20代~40代の乗組員たちとスピード感をもった漁で黄金に輝く金アジを狙う。午前2時半に出港。6時半からのセリに間に合うようにおよそ4時間で、作業を終えなくてはいけないのだ。

相模湾の海は岸近くから深いため、およそ1キロの場所で漁を開始。この日、見事に金アジが捕れ、さらにサバ・タイ・ブリなど漁獲量はおよそ3トン!田中さんたちは鮮度を大切にしつつ魚を選別、計量。5時半過ぎには仲卸業者が朝どれの魚を待ちわびている横浜市中央卸売市場に魚を持っていく。すると、10分もせずに田中さんの金アジが競り落とされたのだった。

今回は金アジを始め、相模湾の鮮度抜群の海の幸を使って、焼魚の匠・小林雄二シェフが季節の海鮮丼を披露する!東京・新宿区荒木町にある小林シェフの店を訪ねるのは、放送が終わったばかりの「仮面ライダーゼロワン」で主演を務めた若手俳優の高橋文哉。調理師免許も持っているそうで、料理へのこだわりもみせる。

小林シェフは「アジの塩なめろう」「カツオのタタキ」「釜揚げしらす」で海鮮丼を作ることに。モニター越しに小林シェフの包丁さばきを見ていた高橋は、華麗な技に圧倒されるばかり。小林シェフはなめろうの味付けや家でカツオのタタキを作る際のポイントなども解説していく。

料理3品の味付けをすべて変え、石川県にある窯元須田菁華が生み出した、九谷焼の名品の器に繊細に盛り付けられた海鮮丼はまさしく食べる芸術品。目で見て、鼻で感じて、口で味わって耳で感じる。そして最終的に心が判断する。そんな“五味五感”で楽しむことを意識して作られた季節の海鮮丼を召し上がれ!

  • 田中邦男さん

    田中邦男さん

  • 田中勇輝さん

    田中勇輝さん

  • 「相模湾 季節の海鮮丼」

    「相模湾 季節の海鮮丼」