過去の放送

2020-07-11「和食 サバ・イワシ」

『家庭でできるプロの技~東京湾のイワシ・サバ』

  • 【ロケ地】千葉県鋸南町
  • 【出演者】小林雄二(『青華こばやし』主人)
         中山優馬(俳優・歌手)

今年の2月の放送で共演したばかりの、東京・荒木町にある割烹料理店「青華こばやし」の主人、小林雄二さんと中山優馬。今回は、中山が焼き魚の匠・小林さんの店を訪ね、料理修業をすることに。フライパン1つでふっくらジューシーに仕上げるイワシの梅じそ焼きと、青魚の臭みなくうま味がたっぷりな、サバ缶でプロの味になるお茶漬けのレシピを教えてもらう。

小林さんが使いたい魚のひとつがサバ。千葉県・鋸南町の保田漁港ではいまの時期、定置網漁で新鮮なサバが大量に捕れている。
番組スタッフが同行した漁では12人の漁師さんたちが休む暇もなく、網にかかった魚を水槽の中へ。漁は活気あふれるものの、ここ数か月、漁港は火が消えたようだったとか。長い自粛期間を終え、やっと市場も回復しつつあるという。

保田漁港から届いた新鮮なサバを使い、小林さんはさっそく1品目の調理を開始。まずはたっぷり乗った脂が食欲をそそるサバのお茶漬け!中山は繊細な包丁の動きに「きれいですね!」と感嘆の言葉を。小林さんはさらに、骨を抜く際の注意点もレクチャーする。

焼きにも随所にプロの技を見せつつ、小林さんはほかにも乗せる具材を用意してお茶漬けを完成。白ゴマをしょうゆで伸ばした特製ダレと、たっぷりかかったかつおだしが食欲をそそる!

中山も口いっぱいにひろがるサバの風味を絶賛!しかし、一般家庭で同じ味を出すのは難しいのでは?そんな疑問に小林さんは、「サバ缶で作ってもおいしいと思います」とうれしい言葉を。確かに、サバの水煮缶なら、魚をおろさなくても大丈夫!さらにキッチンにある家電を使って、サバをグレードアップさせる技も教えてくれる。実は意外と簡単に作れるという特製ゴマダレもささっと用意。「これが家庭で出てきたらすごい!」と中山も箸が止まらない!

小林さんが勧める旬の食材はほかにも。それはイワシ!中でも小林さんがよく使うのがマイワシ。梅雨の時期のイワシは一年の中で最も脂がのっています。
今回の東京湾で捕れたイワシを2枚におろして、イワシの梅じそ焼きを。家庭で手軽に作れるように、フライパンひとつでできるという。ふっくらジューシーに仕上げる技も披露してくれるので、中山でなくとも、習得したい!

  • 「小林流 サバのゴマ茶漬け」

    「小林流 サバのゴマ茶漬け」

  • 「小林流 イワシの梅じそ巻き」

    「小林流 イワシの梅じそ巻き」