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2020-07-04「冷やし中華」

『家庭でもできる絶品ごまだれ冷やし中華』

  • 【ロケ地】埼玉県日高市
  • 【出演者】菊島弘従(『蜀郷香』オーナーシェフ)
         佐伯大地(俳優)
         森末慎二(ロス五輪金メダリスト)

いよいよ7月、梅雨が明ければ暑さも本番。ということは…
そう、冷やし中華の季節が到来ということで、中華料理の匠がレシピを公開!!

グルメの街、東京・四谷三丁目の大人気店「四川料理・蜀郷香(シュウシャンシャン)」。
腕を振るう菊島弘従シェフは、日本に四川料理を広めた名店「趙楊(チョウヨウ)」の料理長を26歳という若さで務めた天才料理人。
今回は最近、料理に目覚め、自宅でもよく作っているという俳優の佐伯大地が店を訪ね、プロの技を教えてもらうことに。
菊島シェフのこだわりでもある、クリーミーで香り立つ特製のごまだれを自宅で再現するレシピを大公開する!

ごまにこだわりを持つ菊島シェフが埼玉県の日高市を訪れたのは、番組初登場となる昨年の夏のこと。
国産のごまを育てたいと、21歳の時に農業の世界に飛び込み、以来4年間、この地でごま作りに精を出してきた。
ごま農家の鈴木香純さんが案内人を務めてくれる。
白ごま、黒ごま、金ごまがよく知られているごまは、日本の食卓に欠かせないもの。
しかし、ほとんどが輸入品で国産品はわずか0.1%に過ぎない。

25歳の香純さんがたった1人で耕す畑は、全部で35区画、のべ1万5000坪もある。すべて収穫するには、1か月半ほどかかるという。
当然、収穫して終わりではなく、乾燥や脱穀、わずかなゴミの除去に天日干しと手間のかかるいくつもの作業を経て、最高のごまを作っている。
国産のごまのおいしさをどこまでも追求する香純さんのために、菊島シェフが作ったのが、彼女のごまを使った担々麺!
立ちのぼる香ばしいごまの香りが食欲をそそる一品だ。ごまはすればするほど強く香り、「思った以上に使ってしまいました」と菊島シェフ。
香純さんはいつも彼女を応援してくれる祖母の静子さんとともに、おいしい担々麺を味わっていた。

香純さんたちを笑顔にした菊島シェフによる、ごま香る冷やし中華作りがいよいよスタート!まずはごまだれから。
ごまを煎って香りを出すが、ここでさっそくポイントあり!さらにごまをつぶすときの道具は家庭にあるもので簡単に行ったり、ごまを選ぶときの注意点を説明したりと、徹底的にごまにこだわる菊島シェフ。ごまだれを仕上げるときは、手間を省くため意外な食材を活用するのと、味は超本格的なのに、作り方が意外と簡単なのもうれしいところ。

麺も店独特のゆで方を公開し、具材を用意する際のキーワードはパーティー!?味はプロ級、見た目は華やか。
食卓がパーッと明るくなる、冷やし中華の作り方をぜひマスターしたい!

  • 鈴木香純さん

    鈴木香純さん

  • 「菊島流ごまだれ冷やし中華」

    「菊島流ごまだれ冷やし中華」