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2020-06-20「そばスペシャル そば&宗田節」

『そばの匠が伝授!家庭でできる名店の納涼そば』

  • 【ロケ地】長野県佐久市・高知県土佐清水市
  • 【出演者】吉田多加展(『手打そば 風來蕎』店主)
         笹岡隆次(『恵比寿 笹岡』主人) 
         勝村政信(俳優)
         前川泰之(俳優)

暑さが増すようになると、さっぱりしたものが食べたくなるもの。そこで、一流そば職人が家庭で簡単にできる冷たくておいしいそばの作り方を紹介!材料となる食材を作る人々の愛情にも感動!

神奈川県、たまプラーザ駅の近くにある、そばの名店「風來蕎」。一流のそば職人である主人の吉田多加展さんが長野県・佐久盆地のそば畑を訪れたのは、新そばの時期を迎えた昨年9月のこと。吉田さんはそば作りの匠、木曽茂さんに、収穫の時期を迎えた畑を案内してもらうことに。畑は全部で121か所。合計6万坪という広大さ!収穫は専用のコンバインで力強く行っていく。
この地で吉田さんが求めていたのは、ナッツのような風味がする香り高いそばの実。理想の実を見つけるとさっそくそば打ちを開始する。その様子を見学していたのが、木曽さんとそば打ちの仲間のみなさん。最初は吉田さんの技を習得すべく、写真を撮っていた人も。しかしいつしか誰もが真剣に見つめるように。ほどよい緊張感の中、吉田さんはときに力強く、ときに生地を優しく扱いそばを打っていく。仕上がったのは、繊細なほどの細さながら、しっかり角が立つそば。釜で50秒ほどさっとゆで上げ、氷水でしめれば、新そばの香りが存分に感じられる十割そばが完成した。

信州のそば好きたちを魅了したその味を家庭でも楽しんでもらうべく、吉田さんがかき氷を使った絶品納涼そばの簡単レシピを公開!乾麺がよりおいしくなるテクニックや、ゆでるときのポイント、さらに夏バテ予防にもなる意外な食材の取り入れ方などを紹介する。

吉田さんはもう一品、そばつゆにこだわった冷たいおそばの作り方も伝授する。そばつゆといえば、切っても切れない食材がある。それはかつお節。吉田さんも驚くほど大量のかつお節を使ってそばつゆのだしを取っているとか。
普通のかつお節に比べ、うま味成分が格段に多いという宗田鰹から作る宗田節を求め、北大路魯山人の精神を受け継ぐ和食の“匠”、笹岡隆次シェフが宗田鰹の漁獲量日本一を誇る、高知県・土佐清水市を訪ねたのは昨年の2月。宗田鰹漁や、宗田節作りの匠たちと出会い、心血を注ぐ仕事ぶりに感動した笹岡シェフは、宗田節(枯節)のそばつゆと高知の地鶏を使った「鶏南蛮」を作り、そこに1日燻した宗田節の生節を添えたのだった。

最後はお待ちかね、吉田さんによる、かつお節をふんだんに使った冷たいおそばの作り方を。スーパーのかつお節で簡単にできる風味抜群の納涼そばなので、家でそばを作る際の参考にぜひ!

  • そば栽培の匠 木曽 茂さん

    そば栽培の匠 木曽 茂さん

  • 宗田鰹漁の匠 大西文和さん

    宗田鰹漁の匠 大西文和さん

  • 宗田節の匠 武政嘉八さん

    宗田節の匠 武政嘉八さん

  • 宗田節の匠の店
たけまさ商店
高知県土佐清水市中ノ浜236
電話:0880-82-9208

    宗田節の匠の店
    たけまさ商店
    高知県土佐清水市中ノ浜236
    電話:0880-82-9208

  • 吉田流 新そばの十割そば

    吉田流 新そばの十割そば

  • 吉田流 レモンかき氷そば

    吉田流 レモンかき氷そば

  • 吉田流 かつお節味噌の冷や汁そば

    吉田流 かつお節味噌の冷や汁そば

  • 笹岡シェフ
宗田節の鶏南蛮そば

    笹岡シェフ
    宗田節の鶏南蛮そば