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2020-04-11「千葉県大多喜町 白タケノコ」

『鮮度抜群!千葉・大多喜町特産の朝堀り白タケノコ』

  • 【ロケ地】千葉県大多喜町
  • 【出演者】新井 均(『御座敷天ぷら 神楽坂 天孝』二代目店主)
         佐伯大地(俳優)

千葉・大多喜町特産の白タケノコは、アクが少ないため、なんととれたてを生で食べることができるという。
そのおいしさの秘密を求めて、江戸前天ぷらの“匠”、新井均さんと佐伯大地が、タケノコ堀りの“匠”のもとへ。新井さんが新鮮な白タケノコを、絶品天ぷらに仕上げる…!

2人が訪ねたのは大多喜町に暮らす、タケノコ掘りの“匠”、君塚啓二さん。
君塚さんは少年時代からタケノコを堀り続けてきた、まさにスペシャリストだ。
早朝4時半、まだ周囲が暗いうちに君塚さんとともに竹林に入った2人。
良質のタケノコは竹林のさらに奥にある、という君塚さんに続いて、キツイ急こう配を登っていくことに…。ヘトヘトになった矢先、君塚さんが黄色い芽先を発見。
掘りだしてみると、大きな白タケノコが姿を現した。さっそくその場で生のタケノコを試食してみた2人は、ラフランスのような食感とほのかな甘さに驚く…!
君塚さんによると、大多喜町の白タケノコは最盛期になると糖度10度ほどになるという。
急勾配で育つタケノコは、平坦の土壌で育つタケノコに比べ、地下茎が深い場所にあり、ゆっくり時間をかけて育つため養分を蓄えることができるのだ。
また、粘土質の土壌も味わいに大きな影響をもたらしている。タケノコのえぐみを出すいちばんの天敵は紫外線だが、大多喜町のタケノコは紫外線を通しにくい、粒子の細かい粘土質の土壌で育つため、えぐみの少ない甘いタケノコになるのだ。
 
作業を終えた2人は、君塚さん宅で白タケノコを使った朝ごはんをごちそうになって大満足。
実は君塚さんの竹林は昨年、千葉県に甚大な被害をもたらした台風によりタケノコを生む親竹が500本中、400本ほど折れてしまい、膨大な損失に。
しかし、おいしいタケノコを多くの人に届けたい、という思いから君塚さんは3カ月間かけて家族で整備したと話す。

そんな君塚さん一家の思いに胸を打たれた、新井さん。君塚さん宅の和室を借りて、“江戸前のお座敷天ぷら”をふるまうことに…!タケノコのほかにも定番のエビやイカ、春の海の幸を極上の天ぷらに仕上げてふるまうが、なんといっても今回のメインは君塚さんが掘った白タケノコ!新井さんにとっても、生のタケノコを揚げるのは初めてのことだというが、はたして大多喜タケノコをどんな天ぷらに仕上げるのか…!? 
そしてその味は…!?

  • 君塚啓二さん

    君塚啓二さん

  • 才巻海老

    才巻海老

  • ギンポ

    ギンポ

  • スミイカ

    スミイカ

  • シラウオ

    シラウオ

  • 生タケノコ

    生タケノコ