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2020-03-28「宮城県 田んぼ豚」

『田んぼで育つ“田んぼ豚”でとんかつ』

  • 【ロケ地】宮城県登米市
  • 【出演者】佐藤光朗(『とんかつ すぎ田』店主)
         一ノ瀬颯(俳優)

田んぼの中で育つ、その名も“田んぼ豚”。
そのおいしさの秘密を求め、宮城県登米市へと赴くのは、一ノ瀬颯と、ミシュラン・ビブグルマンを5年連続で取り続けるとんかつの匠・佐藤光朗シェフ。

2人を出迎えてくれたのは、養豚の匠・鈴木豊さん。およそ3000坪の広さに常時30頭ほどの“田んぼ豚”を飼育している。一頭の親から生まれた兄弟同士で放牧させることでストレスをかけないようにしている。
本来、動き回るのが大好きな豚にとって、広い田んぼでの放牧は最適な環境。
軽トラックを追いかけ元気に駆け回っている豚たちがいる。実は、こうしてエサを与えているのだ。

約400年続く米農家の22代目で、昨年、ササニシキの全国大会で銀賞受賞も果たした、お米の匠でもある鈴木さん。通常、豚にお米をあげると、脂肪が滑らかになり上質な肉になるがあげすぎると肉が脂肪だらけになってしまう。そこで、自由に運動できるようにしたところおいしい肉になったという。

さらに、おいしい豚に育つよう、他にも小松菜や大豆、鰹節など様々なエサをバランス良く食べさせている。そんな匠のお米で作ったおにぎりと、田んぼ豚を立て続けにごちそうになる2人は、その味わいを絶賛!

田んぼを使って豚の飼育を始めた匠が、試行錯誤の末にたどり着いた現在の飼育方法。努力の甲斐があり、今ではフランス料理界の巨匠からも“世界一”というお墨付きを受けている。

そんな鈴木さんのために今度はシェフが腕をふるう番。
田んぼ豚を使った佐藤シェフ流ロースのとんかつ、そしてヒレのとんかつ。果たしてその味わいとは…!?

  • 鈴木豊さん

    鈴木豊さん

  • 「田んぼ豚のロースかつ」

    「田んぼ豚のロースかつ」