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2020-03-14「山塩」

『山の中で作られる天然の塩“山塩”』

  • 【ロケ地】長野県大鹿村
  • 【出演者】猪股善人(『鳥よし』オーナーシェフ)
         尾上松也(歌舞伎俳優)

今回、注目する食材は、山の中で作られるという不思議な塩。
“山塩”のおいしさの秘密を求め、尾上松也と焼き鳥を世界に発信し続ける、
焼き鳥の匠・猪股善人さんが長野県大鹿村へ。

現地で2人を迎えてくれたのは、山塩作りの匠・平瀬長安さん、77歳。平瀬さんに案内され、2人は、製塩を行う小屋と、塩水をくむ井戸を見学する。
東に南アルプス、西に伊那山脈を望む、海とは縁のないこの山あいで塩水が出る理由とは…?

地下約10メートルの井戸からくみ上げた塩水を平釜に入れ、薪を燃やしてじっくりと加熱していく匠。やがて塩の結晶が水面に現れ、互いにくっつきながら大きく育つ。それを金網ですくい、天日干し。
丁寧な仕事によって完成した山塩は、雪のように真っ白く、きれいな結晶になる。
匠お手製の山塩で、地元料理をいただく2人。イワナの塩焼きと塩むすびに舌鼓を打つ。

実は、歌舞伎の里としても有名な大鹿村。地元の人々が演じる大鹿歌舞伎は、各集落の神社の前宮として舞台で演じられ、暮らしの大事な核として300年もの間、脈々と受け継がれてきた伝統を持つ。
近所の小学校を訪れる尾上。歌舞伎の練習に励む子どもたちを見守り、さらに自らお手本を見せる。
大鹿歌舞伎を受け継ぐ子どもたち、そして山塩作りに奮闘する匠のために、猪股シェフが、最高の焼き鳥をふるまう!
山塩を使った絶品鶏料理の味わいとは…!?

  • 平瀬長安さん

    平瀬長安さん

  • 「かしわ(塩)」

    「かしわ(塩)」

  • 「手羽先(塩)」

    「手羽先(塩)」

  • 「焼きタケノコ」

    「焼きタケノコ」

  • 「つくね(塩)」

    「つくね(塩)」

  • 「焼き鳥丼」

    「焼き鳥丼」