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2020-02-15「山形県 豆もやし」

『「美肌の湯」で育てる伝統の小野川豆もやし』

  • 【ロケ地】山形県米沢市小野川町
  • 【出演者】大竹林太郎(『馬場乃町はやし』亭主)
         勝村政信(俳優)

豆もやしのおいしさの秘密を求め、勝村政信が山形県米沢市小野川町を訪れる。
町内にある温泉のお湯を使って作られるのが山形の伝統野菜、小野川豆もやし。その味は、東京の高級料亭から注文されるというお墨付き。
そんな豆もやしに注目するのは、ミシュラン星付きの店で修行を積み、一流の技を持つ、地元米沢の和食の匠・大竹林太郎さん。

朝5時半。勝村が出会ったのは、豆もやしの匠・鈴木巌さんと妻の道子さん。結婚36年、2人で山形の伝統野菜・豆もやしを愛情と手間ひまをかけ、作り続けている。
専用の小屋の中、わらの下で育てる豆もやしはなんと長さ約30cmで、普通の豆もやしの4倍以上。地元では味噌汁、かき揚げなどで使われ、ラーメン店ではトッピングとしても大人気の食材。小野川温泉水にはカリウムが水道水の約250倍も含まれており、シャキシャキの食感につながるのだという。

通常は水耕栽培されるもやしだが、ここでは砂を使い、温泉水を下に流し育てている。そんな豆もやしは温度管理が命で、小屋の下に流れる温泉と川の水量で調整。匠にしかできない難しい技で最適の30度に保つ。
6月の大豆の栽培から始まり、手塩にかけて育てている先祖代々伝わる豆もやし。その収穫作業を勝村もお手伝いする。

ひと仕事終え、勝村も匠のご自宅で朝ごはんをごちそうに。メニューはもやしの味噌汁、厚揚げともやしの煮物と、もやし尽くし。シャキシャキした食感とおいしさに舌鼓を打つ勝村。
豪雪地帯の小野川は、寒さで作物が作れず、温泉熱で育つ豆もやしが貴重な食料。

明治時代から続く小野川豆もやし作りを支える鈴木さんご夫妻のために、和食の匠・大竹林太郎さんが腕をふるう!

米沢の食材を愛する匠・大竹さんが作るおもてなし料理は、最高級のA5ランクの米沢牛を使った、豆もやしすき焼き。
やわらかい赤身にサシが入った米沢牛を、豆もやしのリボンで包み、大根おろしをのせてサッパリといただく。続く関東風のすき焼き牛鍋は、口の中でとろけるようなリブロース。
このすき焼きの割り下には、かつおだしではなく、和食の技を使った秘密のだしを使うという。
果たしてその味わいとは…!?

  • 豆もやし栽培の匠 鈴木巌さん

    豆もやし栽培の匠 鈴木巌さん

  • 龍華食堂
〒992-0076 山形県米沢市小野川町2788

    龍華食堂
    〒992-0076 山形県米沢市小野川町2788

  • 「道子さんの朝ごはん」

    「道子さんの朝ごはん」

  • 大竹林太郎シェフ
「豆もやしと米沢牛すきやき」

    大竹林太郎シェフ
    「豆もやしと米沢牛すきやき」

  • 大竹林太郎シェフ
「関東風すきやき」

    大竹林太郎シェフ
    「関東風すきやき」

  • 大竹林太郎シェフ
「豆もやしごはん」

    大竹林太郎シェフ
    「豆もやしごはん」