過去の放送

2020-02-08「金目鯛」

『伊豆の幸を握りつくす』

  • 【ロケ地】静岡県賀茂郡南伊豆
  • 【出演者】渡邉匡康(『鮨わたなべ』店主)
         陣内孝則(俳優)

注目するのは、静岡県南伊豆町で水揚げされる海の幸。中でもキンメダイのおいしさを求め、日本全国の魚を知り尽くした鮨の匠・渡邉匡康さんと、陣内孝則が現地へ。

手石港で出迎えてくれたのは、キンメダイ漁の匠、鈴木喜一(ひろかず)さんと、奥さんのひとみさん。
以前は東京で板前女将として働いていたひとみさんだが、海好きが高じて伊豆へ移り住み、現在は女性漁師として勉強の日々。鈴木さんのお宅を訪ねた2人は、キンメダイを斬新な“酒しゃぶ”でいただく。その絶妙な味わいに、渡邉さんも納得の表情。

番組では、鈴木さんご夫妻の漁に密着。2人が行うのはキンメダイの一本釣り。漁師歴4年の見習い漁師のひとみさんは、前日から準備に余念がない。漁当日は朝5時に、漁師歴30年のベテラン喜一さんが操縦する船に乗り、夫婦2人で船出する。ライバルたちの船がひしめく漁場に着き、激しい波で揺れる船上から投じるのは1本の糸に20個の針がついた仕掛け。ポイントを変えながら、2人は順調にキンメダイを釣り上げていく。
この日の釣果は目標としていた10匹を大きく上回る、なんと50匹!

伊豆の土地柄にほれ込み、移住してから5年が経つひとみさん。当初は知り合いもいなかったが、地域の人々に支えられ、今ではご近所の方たちと女子会を開くほどに。伊豆の海を愛し、大海原で奮闘するひとみさんと仲良しのご近所さんのために、匠が極上の鮨を握る!匠が用意したネタは、キンメダイはもちろんカサゴ、ヒラメ、カニなど、どれも伊豆の海で捕れた旬のもの。カサゴは薄切りを3枚重ね、キンメダイは漬けや炙りにするなど、ネタそれぞれの特性を引き出すべく江戸前の技を駆使する。しめにはカニを使った贅沢な特製どんぶりも!匠が握り尽くす伊豆の海の幸。その味わいとは…!?

  • 鈴木喜一(ひろかず)さん ひとみさん

    鈴木喜一(ひろかず)さん ひとみさん

  • 青龍丸
静岡県賀茂郡南伊豆町妻良1196-1

    青龍丸
    静岡県賀茂郡南伊豆町妻良1196-1

  • 「金目鯛 漬け」

    「金目鯛 漬け」

  • 「金目鯛 炙り」

    「金目鯛 炙り」

  • 「伊豆のカニまみれ丼」

    「伊豆のカニまみれ丼」